第15話サーカスチャーリー

そのゲームとの出会いは、ある日突然やって来ました。

僕が、中古ゲームショップで、何か、安くて面白いゲームはないかなと、

まとめて投げ売りされている、ゲームの中を漁っていた時の事でした。

100円、200円ぐらいで、売られているソフトを見つけました。

それが、サーカスチャーリーというゲームでした。

100円、200円なら、クソゲーでもいいやと買うことにしました。

早速、カセットをファミコンに差し込んでみました。

良かった。普通に動くようです。100円、200円で買ったゲームだから、

壊れているかもしれない。と危惧していたのですが、動きました。

いっきやフロントラインのような、クソゲーでも、ありませんでした。

このゲームは、サーカスの団員になって、サーカスのプログラムを成功させていく、

ゲームです。

1面はライオンに乗って火の輪くぐり、2面はサルをよけながら綱渡り、3面は馬に、

立ち乗りしながら、飛んだり跳ねたり、4面はうろ覚えですけど、確か、トランポリンです。5面はサーカスのお馴染みプログラムの空中ブランコです。

僕は、5面の空中ブランコが難しすぎて、途中であきらめました。

ファミコンの天才の小野君も、空中ブランコは、ダメだったみたいです。

我が家では、このゲームは、ファミコンの隠れた名作ゲームと呼ばれていました。

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