このエピソードに限ったことではないが、知識の豊富さに驚くばかりである。
調理の際に発生する音にまで考えを巡らすとは、現代ではすこし得難い至高の気配りだと思った。
以前ギリシアに住んでいた身内に、その土地には出汁という概念がない旨聞いたことがあり、ベジブロスのくだりを興味深く拝読した。
作者からの返信
青丹よしお様
コメントをありがとうございます!
調理の“音”に注目してくださってありがとうございます!
なかなか言及していただけない部分なので、言っていただけるとうれしいです!
料理を味わうということは、盛り付けの美しさを目にし、料理からたちのぼる美味しそうな匂いをかぎ、舌を喜ばせる味を堪能することがメインになるのだと思います。
が、それだけではなく、かんだ時の食材の歯切れのよさや、舌にまとわりつくソースのやわらかさ、温かな湯気が頬をくすぐる心地よさなどの触覚で味わう“食”や、調理の最中に聞こえてくるリズミカルな食材をカットしたり炒めたりする音、油の温度や入れる食材で変わる揚げものの音などに浮き立つ聴覚で味わう“食”というのも、あると思います。
“食”と“感覚”の世界は面白いです!
ギリシアには出汁という概念がないのですか?
確かに、ギリシア料理では魚のスープくらいしか思い浮かばないのですが、これは魚も食べるのであって出汁にしているわけではないのですよね。
世界の出汁について調べてみるのも面白そうです。
興味深い情報をありがとうございました。
ご無沙汰してます💦
アカシアの蜂蜜って、香りが普通のと違いますよね。
マーマレードも夏みかんって美味しそうですね。
チャイブもお花を使うんですね!
いつもチョイスにこだわりを感じます。すごいです!✨(*^_^*)
作者からの返信
かがみ透様
コメントをありがとうございます!
こちらこそご無沙汰してます。
ありす紅茶館カクヨム本店?!に、時々お邪魔してます!
暑いとマーマレードの酸っぱさが欲しくなりますよね。
チャイブの花は可憐なネギ坊主風でかわいいです。
ハーブ料理は好きなので、あれこれ取り合わせて楽しんでます。