ラノベ初心者(の自分)が疑問に思ったライトノベルの執筆ルールあれこれ
三上仁詩季
① ラノベを書く時のルールってありますよね? 皆さんはどうしてますか?
初めまして、丁度ラノベ執筆歴三ヶ月になりました
最近処女作の『タカシとカーちゃんの異世界就活』 (https://kakuyomu.jp/works/1177354054885741370)を書き終えて、現在推敲作業をしながらちまちまと投稿しております。
一応自分は、ライトノベル創作を始める前に簡単な創作指南サイトや、先輩方の書いた執筆講座的なエッセイを読んで勉強してから作品を完成させました。
しかしそんな推敲作業の中で、調べてみたが解らないライトノベルのルールへの疑問がいくつか出てきました。
ここではそんなライトノベルの基本ルールのおさらいと、自分が感じた疑問についてあれこれ考えつつ、コメントで誰かしらから意見が頂けたらなーという下心半分に、読む価値があるのかもわからないチラシの裏と書いていきたいと思います。
◇
さて、さっそく本題に入りますが、皆様はライトノベルを書く際、どのようなルールを意識しながら執筆をしているでしょうか?
まずは私が簡単に思いついた基本的なルールを羅列していこうかと思います。
①
改行した後は行頭を一文字あける。(←✕)
改行した後は行頭を一文字あける。(←◯)
※ なお「」を使う台詞には適当しない
②
…(三点リーダー)―(ダッシュ)は偶数個まとめて使う。
例「わかりました…」(←✕)
「わかりました……」(←◯)
③
!(感嘆符) ?(疑問符) の後ろは一文字開ける。
※ なお台詞(「」)の終わりに使用する場合は空けない。
例「はい!わかりました!」←✕
「はい! 分かりました!」←◯
④
「」(かぎ括弧)の終わりに。(句点)を使わない。
例「やあ、こんにちは。」←✕
「やあ、こんにちは」←◯
とりあえず簡単に思いつくのはこの辺りでしょうかね。
ここまでは簡単なルールの復習です。他にも初心者的なルールは沢山ありますが、今回はとりあえず思いついた、この四種類のルールを例に上げてみました。
◇
まず①からいきましょうか。
文章を書いている際に作中キャラの台詞を引用する為に、「」(かぎ括弧)を途中に挿入する場合がありますよね?
とりあえず例として自分の作品から適当に抜粋してきたものが以下になります。
>>
学生時代に父親が行方不明になり、その後女手一つで俺を育ててくれた彼女こそ、出会う人殆どに「お姉さんですか?」と聞かれる俺の母親、カーチャンである。
こういった使われ方はよく見ますし、この場合は自分でも特に問題を感じていないのですが、この「」(かぎ括弧)、文章の先頭で使いたい場合はどうしたらいいのでしょうか?
作中人物の台詞ではありませんが自作品で見つかった文章がこちら↓
>>
「明日やろうは、バカやろう」という言葉を、昔どこかで聞いた覚えがある。
今に思えばこの時の俺は、本当に馬鹿野郎だったのだろう。
今回自分は、あくまでもこの一文は台詞では無いという判断で、行頭が「」(かぎ括弧)であるにも関わらず一文字空けて書いています。
しかしウェブ小説を見ていると、結構な割合で行頭を空ける方、空けない方、それぞれのパターンを見受けます。
また、今回の場合でも、幾つかのパターンに文章を変える事によって本来この状態は回避する事が可能です。
例1 そもそも「」(かぎ括弧)を外す、または濁点等で代用する。
明日やろうは、バカやろう、という言葉を昔どこかで聞いた覚えがある。
又は
明日やろうは、バカやろうという言葉を、昔どこかで聞いた覚えがある。
例2 行を分けて使う。(この場合は過去の台詞からの引用の場合は「」を『』に変えるパターンが良く見られる。
『明日やろうは、バカやろう』
という言葉を、昔どこかで聞いた覚えがある。
例3 文章そのものを弄り、「」を後半に持ってくる。
昔どこかで聞いた覚えがある「明日やろうは、バカやろう」という言葉を思い出していた。
◇
パッと初心者の自分が思いつく限りではこんな感じでしょうか?
ちなみに最近の自分は、上記の問題に対して答えが出せずに、例1と3を多様しております。理由は単純に修正が簡単だからです(笑)
さて、皆様は自分の作品を執筆される際には、どんな風に文章を捉えて、工夫されているのでしょうか?
ワタクシ大変興味があります。
こんな感じでこの作品では、ライトノベル執筆初心者の筆者が、作品を書きながら感じたライトノベルのルールに対する疑問と、個人的な考えを書きながら、あわよくば皆様の意見なんかも聞いてみたいな~という趣旨の作品になります。
初回は①の行頭の一文字空けに対する話題のみで終わりとさせて頂きますが、次回からは②以降のルールに感じた疑問等を気が向いた時に書いていけたらな、と思います。
気が向いたら是非また見に来てやって下さい。
そしてよければ応援コメントの方から、皆様のご意見、ご回答、他にも皆様が気になるラノベルールにまつわる疑問なんかもあれば是非お待ちしております。
それではこの辺りで失礼致します。ご拝覧ありがとうございました。《《》》
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