2024/10/27 石破内閣下での衆議院議員選挙の日ですが、自公過半数割れもあり得る厳しい状況ですね。インフレのせいで…

今日は衆議院議員選挙の日です(^^)/


ワイは10月21日の月曜日に期日前投票に行ってきています。いつものように「必ず行く」「与野党に1票づつ」「日本共産党には入れない」「極右・極左には入れない」というマイルールに従い、その中で選挙区候補者には自民党政治家の名前を、比例では国民民主に入れてきました。理由は簡単で、立憲民主には原口のような反ワクチン・反ウクライナ陰謀論者の公認候補者が多すぎるということと、国民は経済財政政策で一番共感が持てたから…です。あと自分の選挙区では国民民主の候補者がいなかったためにこうなったという程度です。


さて、ワイはいつも言っているように「選挙に行く必要はない」派です。選挙に強制的に行かされることには問題点があるからで、義務にすると与党が勝ちやすいという豪州などの事例から分かるように「別に政権与党を支持してるわけでもないけど、特に問題も感じなかったので与党に入れた」票は「自由意思とは言えない」からです。候補者の中に自分のシンパシーを持てる人物がいない場合、「いないことが問題」なのであり、癌か新コロかどちらかで死ぬ事を選べ…的な選択肢はそもそも選択肢ではないからです。よって「行かない」も「白票」も正当な有権者の行為だと考えています。


その結果、独裁者が出たとしても国民のせいではなく、そもそも独裁者が悪いのであって、まず投票率が50%以下なら全候補者が出馬禁止となるべきであり、また51%以上の投票率で成立した内閣が独裁政権化したとしても、公平な選挙を再度実施すればよく、それでダメなら内戦…というだけのことです。独裁者にいれるべきではないのですから…。

ワイ的にはナチス政権下でのドイツの最大の失敗は選挙を出来なくした全権委任法のせいであり、本来はこの時点でドイツで内戦始めるべきだったというだけのことです。この意味からしてワイが米国での銃の所持に関しても(やや)肯定派であることも理解できるかと思います。政府が独裁化した場合、庶民は民兵となって政府を打倒する革命権・抵抗権を天賦の権利と考えているからです。その意味でワイはやはり新自由主義的ということです…m(_ _)m


なので、選挙に行っても行かなくてもよいのであり、誰に入れても構わないということです。何よりマスゴミや外野に惑わされないことです。


そんな今日の選挙ですが、結構荒れそうです(爆)。

もともと「インフレは全ての政権与党にとっての逆風」と言い続けていたワイからすれば、今回の選挙は激しいインフレ(物価高)に苦しめられた中での選挙なので与党・自民党に勝ち目はありません。特に過去2年以上の間に25ヶ月以上も実質賃金がマイナス(←所得が減った事と同意)ではそもそも自民が議席を減らすのは当然でした。マスゴミは「阿呆」なので「自民党の裏金問題」しか言いません。しかし国民は一部のパヨクを除けばそんなことは気にしてもいないのです。国民が気にしているのは「自民のカネより俺のカネ!」ということのほうで、実はこちらの方が遥かに深刻です。


今回の日本のインフレは、他の話数でも繰り返しているように新コロの時の経済崩壊時に全世界で金融緩和してカネをばらまいたことが原因です。貨幣の中立性から「金融緩和をすれば、長期的には必ずインフレ」の原則どおり、現在、世界的に激しいインフレに悩まされていて、この世界的な金融緩和の悪影響をもろに受けた結果の日本の物価高で、もはや打つ手はありません(爆&涙)。これもよく言うことですが「金融政策と財政政策が対立する場合、金融政策 > 財政政策」なのです。世界の金融 (この場合は基軸通貨ドルの元締めであるFed)政策がインフレを許容したのなら、日本ではもはや太刀打ちできないという厳しい現実があるだけでした。


ワイ的には、自公は数を減らしても過半数確保…というだけの単純で面白みのない選挙と考えていたので特に話題にもしていませんでした。しかし票の先読みで一番精度の高い朝日新聞が「自公過半数割れの可能性もある」と言い出したことから大騒ぎになりました。前回の総選挙において、ほぼ全ての予想屋が「自民大敗北」を予想していた時、朝日だけは逆に自民が踏みとどまると予想してそのとおりになり「左翼のくせに生意気だ(ほめことば)」となったことから、朝日だけは独自のアルゴリズムとサンプリング方法を持っていて「精度が高い」と言われるようになったからで、たしかに後追いで分析しているいくつかの選挙予想では自民197議席で自公で過半数割れ…と言い出す所も出てきた程です。


その後、こうした報道が10/23の水曜日あたりから流れるようになり、「自民にお灸をすえる必要はあっても、野党に政権を渡してもいいのか?」という世論も出てきたようで、自民が最終盤の数日+当日に巻き返す可能性もなくもありません。よって自公過半数割れもあり得るし、自公が踏みとどまるという可能性もあるようです。ちな、ワイが期日前投票で早々に投票にいくのには、こうした情勢の変化に左右されたくないからという理由もあります。


さて、現在の情勢ですが、おそらくいちばん自公に厳しい数字を出すことで有名な夕刊フジの10月24日の記事を見てみると、


自民 256→ 203 (太字は公示前。半角は獲得議席予想)

公明 32 → 25

立憲 98 → 144

維新 44 → 38

国民 7  → 19

共産 10 → 11


ということのようです。つまり自公228議席で過半数割れを予想しています。夕刊フジはどちらかというと保守系ですが、それでもこの数字です。ただしココの予想は具体的ですがハズレが大半です(爆死)。より左翼的な日刊ゲンダイなどでは自民が200議席を割り込んで197議席しかとれないという話も出ています。ただしこれも選挙中盤10/24の話で、こうした話を聞いた有権者が「ヤバイ。悪夢の民主党時代は避けなくては…」と自民に入れる可能性もなくもないので、精度は不明です。


てか、予想した数字が独り歩きして有権者の投票行動に影響するリスクはありますよね…(^_^;)

選挙予想の良し悪しはなんとも言えないのですが、もしかしたらこうした数字に影響され、投票行動が変わるのかもかもしれません。難しい問題ですね…


ちな、他の泡沫政党に関しては、夕刊フジはこのように予想していました…m(_ _)m


れいわ 3 → 6

社民党 1 → 1

参政党 1 → 3

保守党 0 → 3


…との感じです。


 ※     ※     ※



さて、このような選挙予想で傾向を占うことに意味はないのですが、仮にこのとおりだとすると今回目立つのは維新の敗北とれいわの伸び悩み、逆に保守勢力の参政党と保守党の躍進ということです。維新の伸び悩みは、維新の政治姿勢に対する(大阪・京阪神地域を除く)日本中からの不信があるように思います。例えば「中国共産党の手先」とか「独善的な極右」とか「カネに汚いウワサが絶えない」とか「兵庫県知事のようなパワハラまがいの議員が多すぎ」とかのイメージか影響してるのかもしれせん。

また「れいわ」に関してはインターネット上の「れいわファシスト」による暴力的な言動と、れいわの極左的かつ大石などの裏金問題など「言ってることが左翼的」もしくは「矛盾がある」ということから忌避傾向が強いかもしれません。ただしそれでも「れいわ」は伸びるを予想していますね…。てか、維新とれいわは前回までに伸びがあったのですが、単純に伸びしろがなくなりつつある…という見方の方が正解かもしれません。


これに対して保守勢力はいきなり激増です。これについての良し悪しはいまは避けます。まだ確定した数字ではないからですが、ワイ個人的には「悪い意味で衝撃だった」と言っておきます。どっちもせいぜい1議席だろうし、伸びるはずもない…というより、伸びるべきでないとさえ考えていたからです。極右とはいわないまでも、個人的に支持することはない勢力だったので…


ただし、れいわや社民、参政党や日本保守党にみなさんがいれるとしても止めることはありません。どうぞ自己責任でご自由に…m(_ _)m


ワイ的には今回の参政党・保守党が伸びたとすれば「一時的なもの」であり、「極右化を意味するものでもない」と判断しています。日本人の投票傾向として「保守性」があり、既存政党への投票≒中庸を好む傾向があります。よって今回、なんのかんのいっても立憲民主は伸びるのであり、国民民主も「もともとは民主党」ということから伸びたとしても不思議ではない勢力です。


この一方で、そんな既存勢力にくみしない有権者たちの中に「新しいものにいれる」層が一定数いるのも事実です。この人たちは必ずしも左右のイデオロギーで入れているわけでもなく、「まずは既存の勢力でないなら」の受け皿を探しているようです。


以前、東京都知事選挙の話をしたのですが、この時に言わなかったことに田母神氏の話があります。彼は一番最初に都知事選に出たときには躍進したのですが、この間の選挙ではもはや見る影もなく零落しています。要するに「新しもの好き」な人たちがいて、「まずは入れてみよ」から始まり「ダメなら切って他の人」という傾向があるということです。こういう人は最初の一発目で議席をとれないと、巻き返しはかなりレアになりますね…。なので仮に保守勢力が伸びても、日本の場合は多分一時的。次の選挙ではせいぜい現状維持という感じになるのではないでしょうか?


でもまあ、比例区はそもそも極右・極左の泡沫政党を殺すためのシステムでもあるので、れいわなり他の勢力なりが数議席も獲得するというのは凄いことです。高いハードルを越えたのですから、そのことについては単純に称賛してよいのではないでしょうか? ワイは入れませんけど…



 ※     ※     ※



結果の出てない選挙について具体的な数字を分析するのは(ハズレたら無意味になるので)馬鹿らしいことです。選挙の予想というのは「結果を予想する」のであり、我々は既に「自公惨敗」という結論を導いています。インフレのせいで…と。なので今の段階でこれ以上は何かいうこともありません。

ただし、一つの可能性として「石破内閣への不信」があるのではないか?…とも思うのです。ワイの考えはこうです…m(_ _)m


日本人の多数派は、実は安倍晋三が良かった。マスゴミは左翼なので安倍が悪いと叩き続け、「安倍政治は良かった」ということは悪い事…という「左翼(メディア)ファシズム」のせいで本心が言えないだけだった。なのに石破は愚かなことに反安倍を推進し、政治経済外交で安倍色を消し去ろうとした。その事が石破の政策ではなく、「安倍に対しての政治的な意趣返し」と写ったために、石破は非常に矮小で愚かな政治家に写った。しかも自分の言っていた事を尽くひっくり返した。経済政策では緊縮財政的な事を言ったがひっくりかえし、アジア版NATOという反米かつ非現実的な外交を展開しようとしている。おまけに選挙中に自民苦戦が伝えられると、かつては「言うことが無礼」的な発言をしていた「悪夢の民主党時代」と手のひらを返して自分から口汚く野党を罵り始めたり、裏金問題で安倍派を切ったことが自己保身を写ったり…と、要するに「政治家としてクズ」と思われていることがあるということです。


宰相たる石破そのものを信用していないというのなら、自民は下野して政権交代するのもやむを得ないでしょう。

はてさて、どうなることやらの開票時間が迫ってきましたね…(・∀・)ニヤニヤ



p.s.

なおこちらの内容に関しては画像をインサートできるノベルアッププラスにて基礎資料を添付したものをUPしております。よろしければこちらもご参照ください

m(_ _)m


https://novelup.plus/story/859734330/714440714

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