応援コメント

2024年の米国大統領選挙を予想してみました ←トランプだと思うけど、外れても日本や世界にとってはむしろ都合がいいんじゃね?(ワイは赤っ恥掻くけど…」への応援コメント

  • まさに。ダウ平均株価だけでは予測がつかない、混沌としたアメリカ経済・政治情勢ですね。

    リベラル派は希望観測的にハリスが圧倒的に優勢と言っていますし、全国民主党大会(DNC)では2008年バラク・オバマを思い起こさせる熱量でしたが、だんだんと自信がなくなってきました。

    でも、これ以上アメリカの恥を世界に撒き散らさないでほしい……。アメリカ人って独善的なんだよね。

    作者からの返信

    蜂蜜の里様…m(_ _)m

    投稿、ありがとうございます…m(_ _)m
    この問題なのですが、いわゆる「アメリカン・パヨク」の際限の無い暴走に対するアンチテーゼとしてトランプが出てきたのではないかと考えています。この10年ほどです。左翼やリベラリストが集団で徒党を組み、暴力沙汰を起こすことに対して市民が反発し、またマスコミが悉く左翼であり「左派・リベラル・人権」を押し付け洗脳しようとする21世紀の赤いファシストに成り下がってしまった事に反感を覚えていたことがトランプという化け物を生み出した土壌なのかな?…と思うようになりました。

    トランプは(わざとなのかどうなのかはわからないのですが)非常に感情的で非論理的、かつわかりやすい暴言が多いのですが、もしかしたら彼が「自分の支持層は学歴が低く、アタマが悪いので丁寧かつ論理的な内容は理解できないから」ワザとわかりやすい悪口で理解させようとしている…ということなのかもしれません。若いときのトランプは非常にスマートでアタマが切れる「最も有名な反日米国人」だったからです。ワイも80年代に彼がCNNのラリー・キング・ライブに出てきて日本やサウジを結構鋭く攻撃していたのを見たことが何度もありましたが、なかなか厄介で風変わりなヤツだなぁ…と脅威に感じたものでした。「アタマが良いヤツ」という恐怖のような感情です。

    しかしここ暫くトランプを見てると、当時のような「こちらの動きの機先を制する」ような鋭い舌鋒はなくなっていましたね…(๑¯ω¯๑)
    これはとても残念なことです。当時の「敵」である一日本人からしても…

    つまり「間違えたやり方」だと思われます…m(_ _)m

    アメリカおよびアメリカ人について、ワイは常々「アングロサクソンは人類の中で非常に優秀で偉大。とてつもなく奇妙で途方もなく重要な考え方・社会構造を生み出した唯一無二の存在」というたぐいの事をいい倒しています。「ホモ・サピエンスの変わり種」という位置づけで、しかし彼らが人類文明に残した足蹠は極めて偉大であり、人類の知性の爆発的な進化に最も貢献した種族だと思っています。これは今も代わりません。

    このためか、常に革新性を受容する柔軟さとキリスト教的な「唯一絶対ワイが正しい」という「正義の使徒」という頑なさの両方を併せ持ってるように思うのです。このアンビバレントな存在の米国民の80年代から現代に至る流れの中に「リベラル」という、革新性や進取の気風とは全く違う「反白人的ファシズム」のような、なんか変なのがトレンドになってしまったことが現在の米国の不幸なのかな?…と思っています。ワイに言わせれば、現在の米国は「左翼リベラリズム」という深刻な精神病で、これは150年前の南北戦争の後に南部を中心として顕在化した黒人などに対する人種差別と「左右が逆なだけの、全く同じ構造の」反体制的な行動だと考えています。当時の反連邦がKKKに代表される差別への傾倒であり、これも「連邦が人種差別を否定するから」という、その「連邦」を否定するためのアンチテーゼであり、また現代はこの逆で「グローバリズム」という「新自由主義的な米国連邦政府」に対する反発ということなのだろうと思っています。

    どちらも「反米」ということです…m(_ _)m

    トランプの場合、この「反米=リベラル」に対する自由を取り戻すための戦いであり、現代のアメリカは左翼リベラルに乗っ取られつつある米国(連邦)で、これに反対する…という立場なんだろうと思うのです。
    ワイから見ても特に奇妙なのは左翼の白人で、白人なのに、なぜか自らの過去を全否定するような「自虐的な」言動を繰り返すことで自分たちが他の白人よりも道徳的な優位性にたち、より「優れた人間」という「上級国民」感に浸るような精神的な稚拙さと、全てを否定した後で「何か残せるような知的資産」を何一つ出せない「ただのモンスタークレーマー化」に対する反発からトランプ支持者が出てきたのだろうと考えたほうが良さそうです。

    白人パヨクは、そのくせ、ナチュラルに人種差別したり自分以外を平然と見下すんですがねぇ…?

    それでも最大の問題はトランプたちが一向に知性が高くならないことの方です…
    相手を論破し、極左以外の一般人や外国人を納得させるような高度な論理展開と魅力的な言動が「ない」事が、トランプたちの問題だろうと思うのです…ಠ_ಠ;

    ただの悪口合戦になっているのは問題でしょうね。知性がないというのは実は米国大統領においては「意外とよくある」ことです。本当に道徳性や高い知性・戦略思考などは20世紀以後の話のように思います。なのでトランプさんのような人が出てくる事自体は特に不思議には思わないのですが、現代においていきなり2世紀前の大統領が出てきても、さすがに面食らうという感じです。

    トランプもバンスも、もう少し頭良く相手を論破したほうがいいと思ったんですけどねぇ…ಠ_ಠ;
    心に余裕がないとは思いますし、アメリカン・パヨクが非常に攻撃的でデモや暴動や襲撃、騒乱を起こしている準テロ組織のような振る舞いが多いので恐れているのかもしれませんが、相手に合わせて悪口いうだけで終わるのなら、むしろそれはトランプと彼の支持者の終わりの始まりであり、知性がないが故に軽蔑されるだろう…と思うのです。これは同時に共和党の終わりの始まりで、トランプ死後、「なんでこんなことになってたんだろ??」という後悔と自戒の時代を迎えると思われます。そして共和党も発展的な解党という事になるのかもしれませんね…

    昔のトランプのようにアタマの回転が鋭かったら誰にとっても幸せなんでしょうけどねぇ…(遠い目


  • 編集済

    おお、これはまた重厚な論説ですね。まったくどちらに転ぶんでしょうね。
    私は〇リスが勝つ気がしてましたが‥‥‥
    ちなみに彼女の旦那さんが酔って暴行事件を起こしたとか、むこうのゴシップ紙が報じているようですが、影響しますかねぇ。



    PS これはまた、重厚なコメントをありがとうございます!

    私が「〇リスが勝つ気がしてました...」というのは当方のショボイ経験則に基づいておりまして、根拠は全くなく、ヤマ勘未満のしろものでございます。
    そのココロは‥‥‥
    いずれ当方でご披露する機会があるかもしれませんが、それよりも〇リス氏が穏健で賢い人というお見立ては目からウロコでした。

    確かに、イカシた左翼のおネーさまたちがボランティアやらスタッフで群がってくるものの、幻滅して去っていくというストーリーは説得力がありますね。
    私は彼女が勝つことで彼の国の自壊が促進し、世界は〇リコレファシズムに石鹸wされるのかと嫌~な気分でおりますが、もしかしたらそうならない未来があり得るのかなと、かすかながら希望をいただきました。

    〇ランプ氏についても、なるほどそういう見方があるのかと感服しております次第です。

    ‥‥‥それでは、おあとはまたいずれの機会にということで、とり急ぎ御礼まで。
    (文言を一部訂正しました)

    作者からの返信

    文鳥亮様…m(_ _)m

    >ハリス
    もともとハリスは、どうしても政治家になりたいので政治家の男に近づいて政界入りした「枕営業疑惑」のある女ですからね(爆死
    ちな、その男は捨てたようです。
    他のウワサに関しては、もしかしたらロシアや中国共産党などの防諜作戦の一環で、アメリカの民主主義を崩壊させようとして根も葉もないデマをばらまいているだけかもしれませんので、利敵行為となる可能性も常に念頭においといたほうがいいような気がしています(^_^;)

    あとハリスに関しては悪く言われすぎなのですが、彼女は決して極左ではありません。もともと民主党の中では穏健保守で、むしろ反パヨク的でさえあった程です。ワイ的にはハリス評価は「頭がよく、バランス感覚に優れているだけでなく柔軟な思考の持ち主。ただし経済はからっきしダメ」という感じです。

    ハリスに関してよく言われるのは「ハリス陣営のスタッフの90%が辞める」とか「パワハラオンナ」とかいう悪評で、この評価は特に民主党支持者から出てくるものですが、実際にはハリスは穏健な思想であり、これに対してハリスのボランティアを志す若者は大抵が極左思想にかぶれた「パヨクバカ」ばかりのようです。「白人紅衛兵」のようなボランティアにハリスのほうが酷い目にあっている…というのが真相のようです。「ハリスは有能」という評価もあるにはある程ですので…。思うに、もしハリスが日本人だったら多分、上川元外務大臣と似たようなタイプであり「むしろ(大統領に)ふさわしい」と思える魅力的な人物なのではないか? …と思うこともあります。

    ワイ的は、枕営業してでも大統領になりたいのなら、ならせてあげればよい

    …と本気で思っています。全てを投げ打ってでもやりたいのなら、まずはやらせてみるべきではないか?と思うのです。トランプもまた「どうしても大統領になりたい」ということで選挙で勝ち、負けたときには最後まで負けを認めずダダをこねていた程なので、同じような執着があるのなら彼女にやらせてあげたらいいと思うのです。トランプにやらせてやったのと同じように…

    ワイ個人としては「政治家はオンナにやらせるほうが良い」という先入観みたいなものもあるので、ハリスのほうが好きなのですが、でも現状を考えると、負けるのではないでしょうかね?
    残り一ヶ月でこれほどまでに「全く先が見えない」というのも久しぶりのような気がします。



    >アメリカの現状
    アメリカの状況を見てみると「緊張している」ということのようです。つまり「パヨクが街頭で『反トランプ』的な暴動や騒乱、テロ攻撃などを実行している」ということのようなのです(驚愕)。これは現地にいる日本人でないとわからないor現地人でないと掴みきれない感覚のようです。

    そしてアメリカのメディアは「人種差別」とレッテル付けされるのが怖いので、なんでもかんでも「人種差別」と騒ぎ立てる左翼に迎合し、反トランプの世論を作っている…という感じのようです。これに関しては米国に住んでいる人たちの意見をもう少し確認したいとは思いますが、非常に緊張した関係にあるのだろうと推察は出来ます。

    なので現在の拮抗状態に関しても、左翼による言論への攻撃がなければ「もっと正しい数字」…つまり「トランプ圧勝」というデータが出ていたように思います。よってトランプ勝利…というのがメインストリームで、これは「カネだけでは考えきれない、人間の脳内妄想」のようなものです。現在、アメリカのメディア関係者がほぼ全て反トランプの側に立っています。ブルース・スプリングスティーンやらテイラー・スウィフトのような連中ですが、こうした「上流階級」の人たちも自分たちの社会的な体裁やら、トランプを支持することでカネの収益が上がらなくなったり、左翼に襲撃される危険があるからということで「恐怖から」反トランプにおもねっているのかもしれない…と疑うことはあります。

    ワイらの日本もしばき隊やら神奈川新聞の石橋のようなテロ・ジャーナリストなどが跋扈していますが、それでも安定はしています。これは日本人総体としての民度の高さにくわえ警察力が高いことなどがあげられますが、この治安に関して米国ではもともと弱く(その代わりに自分が武装して自らを守る…という『個人主義』が強いのだろうと思われます)、結果として治安の悪化を招いていることは、現在の「左翼・リベラリズムは正義」→「正義なのでトランプ派を殺してもいい」的な極左ファシズムの社会に転げ落ちたのだろうと考えるようになりました。

    米国では「内戦」という言葉がよく使われるようになりました。しかし70年代の、もっと荒れたアメリカを子供の時に見ていたワイとしては「まだまだ全然平和」なアメリカで何故、内戦と騒ぐようになったのかは今ひとつ理由が不明です。しかし当時と違い、今回は人種によってハッキリと区分けされているというよりも、右と左などの思想的な対立軸がメインのように思います。パレスチナ支持者はもともと「左翼」であり、パレスチナ人ばかりでは「ない」ことも重要で、しかも米国にいるアラブ系は全く一枚岩ではありません。そもそも中東においてさえアラブは一枚岩ではないのですから…

    こう考えると、今回の大統領選挙は1850年代の米国大統領選挙に似ているように思います。トランプは決して分裂主義者でもなく、ある意味、「左翼やリベラリストなるテロリストどもはアタマがおかしい!!」と言ってるだけに過ぎないのかもしれません。特に政治思想に強いものはないようにさえ思います。この「反パヨク」というのが現在の米国の基軸であり、「パヨク=マスゴミ・芸能人・民主党・一部の金持ち(←実は新自由主義者)」vs「米国のごく普通の人々」という構図が存在している…と見たほうがいいような気もしてきました。

    このへんは米国民が「現実」をありのままに話してくれないので、よく判りません。右翼も左翼もバイアスがかかっていて、自分の主義主張を織り交ぜてくるからです。そして「政治的主張」がカネに絡まない時、本当に現実を反映しているとは言えなくなるからです。親ロシア派と同じく脳内妄想の中で生きているという存在で、話を聞いても意味がないのです。

    なにより治安が維持されていて、反左翼色がまだ残っている日本とは全く違う地獄のような状況になっている…ということでしょう。

    ワイも米国民の構造には興味を持っています。もともとワイはアングロサクソンという種族は人類の中でも「最も偉大で、極めて奇妙な考え方(=民主主義)を世界中に広めた」と考えていて、彼ら以外には出来ない相談だったと思います。彼らの文明は確かに風変わりで、常に革新と変革を求め、また個人主義に力点を置いています。もともとホモ・サピエンスは二足歩行するチンパンジーである…という事を考えれば、トップに独裁者を建て、ヒエラルキー構造=ファシズムを志向するのがDNAなんだろうと思うのですが、DNAに真向から反抗して「新自由主義」という「個人主義上等」を徹底してきた文明…ということです。その意味で遺伝子の束縛を超えた「脳内の思考によって自らを変革した」偉大な革新者たちなんだろうと思うのです。

    このため米国は常にどこかにリベラルかつ革新的なアイディアを持ち続け、自らの限界を越えようと試みる偉大な人たちなんだろうと尊敬しているのです(ワイが…)。

    しかしこの強いリベラルさのせいで「批判的人種理論」のような狂気の発想が出てくるのでしょうし、これを批判することも「悪い」というレッテルを貼るやり方は、悪い意味でのキリスト教的唯一論が生み出した「善と悪の対決」という構図の悪いスピンオフのような気がしています。現在のアメリカの病巣の根源は「頭の悪い左翼の暴走」であり、この21世紀の左翼によるファシズムに対する市民の怒りと抵抗が、トランプへの傾倒ということになるのだろうと考えています。

    ただしトランプは決して利口とは思えず、その言動からは粗さばかりが目立ち、また論理的でもなく正しくもありません。よってトランプ支持者は、トランプが死んだあと、全てを失う喪失感だけが残るということになると思われます。まるで1945年のドイツのようで、ヒトラーが自決したあとで大抵の人たちが「親父が死んだ」と呆然とした…という感じに似てくると思います。


    なので、ワイらが現在のトランプに乗っかるのは「自殺行為」です。
    必ず負ける「歴史上の敗者」だからです…m(_ _)m


    トランプは米国に「良い思い出」を残せるのかもしれませんが、100年先まで残せる思想はありません。パヨクに逆らい続けた抵抗者…というのが関の山と思われます。雑な言動と浅薄な批判ばかりで、これでは彼が嫌っていた左翼となんら変わらないからです。

    なので米国民には、アメリカン・パヨクが間違えているのならば、もっとよく考えてトランプみたいな扇動者ではなく、ちゃんと数世紀先まで残せ、しかも他の民族・他人種・他文明にも共感と納得ができ、しかも実践可能な「よく錬成された」反左翼的かつ(アメリカ人本来の)新自由主義的個人主義の精度を高めたほうがいいんじゃね? …と助言したいのです。かつて、アングロサクソン系文明がそうしてきたように、です。

    ワイ思いますに、今度の選挙でトランプが勝つんじゃないかと思うのですが、そのあとに残るのは何もなくトランプ支持者は社会的なパージを受ける可能性が高いということです。トランプがなにかを成し得ることができるとは思えないからです。今後のトランプ政権を考えると2つのルートしかなく、一つは現在のインフレが終熄してトリクルダウン効果が出はじめることによって「空前の繁栄期」を迎える「トランプ華の時代」か、さもなければFedの失敗続きの金融政策の結果、経済が破綻して「空前の大不況=世界恐慌」のどちらかだろうと思うのです。前者であることを望みますが、後者だったらトランプ支持者は総敗北です。完全な負け組になってしまうでしょう。なら、アメリカ人でもない我々は「トランプからは距離を置く」ほうが正解です。共連れで死ぬ必要はないからです。

    そしてそんなトランプたちに党を奪われた共和党の終わりの始まり…ということになるかと思われます。この結果、共和党は解党するかもしれません。「なんでワイらは現代のムッソリーニみたいな醜悪なアホに支配されたのか?」というファシスト再考論が流行るかもしれませんね。


    まあ、我らにとってはトランプ政権は通商貿易・防衛安保などにおいて「非常に嫌な相手」になることはほぼ間違いなく、下手したら中共よりも厄介な「敵」になるかもしれません。少なくとも日米関係に希望はないでしょう。その事だけ考えて、対トランプに対する有効な策を考えるのがいまの我々のやるべき事だと思うのですが…ಠ_ಠ;?

  • これは難しいですね。
    わたしの心情的には、なぜ、トランプ。他の候補者で、もう少し常識的な人物なら、勝てるのに、というか、勝っても安心できます。

    トランプさんは、どうなんでしょうね。
    本当に予測が難しい。

    作者からの返信

    雨様…m(_ _)m
    いつも本当にありがとうございます。これからも末永くよろしくお願いいたします。感謝しかありません。

    さて今回の選挙ですが、やはり争点は「インフレ」だと思うので、トランプが勝利するのではないかと思います。
    今日の段階においても白黒付いていません。これもまた珍しいほどの混戦です。我々は日本人なのでこの選挙に参加することは出来ず、結果を受け入れるだけしか出来ません。ただワイはもともと政治に興味がないので、誰がなるかはあまり関心もなく、その影響のほうが心配なだけです。よってハリスのほうが予想しやすく、また我々には受け入れやすいかもしれません。逆にトランプになれば通商貿易においてライトハイザーのような対外強行派がくることは間違いなく、そのため日米関係は著しく緊張するでしょうし、国防安保や国際政治においてトランプはあまりにも不安しかありません。たった一日でウクライナ紛争を終わらせるだの、中東や中国の問題はどうするのか? 日韓やEUなどの本来は同盟国であるはずの諸国との関係をどうするつもりなのか?…においては、かなりの不安と疑念を感じざるを得ません。よって日本人としてはハリスのほうが何かと都合が良いというのは当然です。ただし決めるのは米国人で、インフレなど経済で決めるはずなのでトランプ勝利をまずは最優先に考えたほうがいいでしょう。


    そして、この話のキモは「逆イールド論」です…m(_ _)m
    Fedが今までとは違う逆イールド論〜「6ヶ月物国債の現物と(18ヶ月先の)先物市場価格とのイールド関係」という、コレです。この基準となる指標の変化のために現在の混乱が生まれているのではないか? …と疑っているのです。

    従来のモデルは非常に簡単で2年物と10年物の国債の金利差を調べるというものでした。これはほぼ100%の精度があり、本来の金利は「2年物<10年物」なのですが、これがひっくり返ったら世界景気終了で大恐慌…という程度の理屈でした。今までのデータ論はむしろこれに準拠しているために、新しい行動指針になったらデータが狂い始めたということです。従来の考え方なら、今回の逆イールドは歴史上最長かつ最悪で世界大恐慌間違いなしです。しかしそうなっていないのは「新しいハンドリングのおかげ(orせい)」であり、初めての試みである以上、今後どうなるかはやってみないとわからないというのが現在の立ち位置ということです。

    産業国家においては(戦争で経営資源が消失していない限りは)景気や失業は主に「生産財と通貨供給量との関係」によって決まります。通貨供給量が多ければインフレ。逆ならデフレ…それだけです。よって現在の激しいインフレは新コロのときの景気対策で世界中でカネを撒き過ぎた事によるインフレ…という、たったこれだけです。回収の方法も簡単で増税と金利UPで民間市場でのカネの流通量(速度)を殺せばよいだけですが、そんな事をすればたちまち大暴動になり、アメリカにおいては政権与党民主党が2024年の選挙で敗北して(Fedと左翼が嫌いな)トランプが政権に返り咲くでしょうから、それがイヤなので景気失速させないでなんとかできないか?…と悪あがきしているという感じと思われます。

    よって現在の状況は、多分に政治的な配慮があった結果ではないかと思うのです。本来なら2022年時のインフレ懸念のあった時にいかなる混乱も反対も排除して、とっとと金利をあげてインフレ退治をしておけば2024年にはインフレも終熄し、その後の持続的な経済成長が見込め、23年くらいまでのバイデン政権に対する反感や悪評も吹っ飛んできっといまごろ好景気+民主党大勝利で終わっていたでしょう。スペインのサンチェス政権のように、です…m(_ _)m

    しかし「変な理屈」を捏ねくり回して悪あがきしたために、こうした全うかつ痛みを伴う素早い対処が出来ず、この2024年の選挙土断場になって逆にトランプ有利な状況を生んでしまったのではないでしょうか?
    Fedとバイデン政権からしたら、現在のやり方なら2023年度中にインフレは終熄して持続的な経済成長軌道に戻せる〜「軟着陸成功」という筋書きを描いていたのでしょうけど、インフレという悪魔は人間の安っぽい目論みや計算を遥かに超える「凶悪な破滅の力」を有していて、とても人間の所思通りに動いてくれなかった。なので今でも酷いインフレを引っ張っていて、この結果、ハリスが苦戦しているという感じでしょうか?

    こんなことなら2022年の早い時期に、いつもどおりのインフレ対策〜1980年のボルカーがやったように激烈に一気に金利を上げる。その結果、米国経済が失速し、景気悪化と失業者増大になっても「構わない」。これに対策をするのは政府の仕事でFedの仕事ではなく、国民に犠牲を強いた結果、ようやく2024年頃になってインフレ退治も完成し、いまごろは自律的な好景気で「ハリス優勝\(^o^)/」になっていたと思うんですよね。完全にインフレを読み間違えたと思うのです。

    アメリカという国はアングロサクソンという人類の中ではとりわけ異質で奇妙な考え方を沢山持っている人たちで、常に革新的(リベラル)な雰囲気のある人たちで「立ち止まることを知らない」偉大な人類の先駆者だと考えているのです。つまり「アングロサクソンは偉大だ!」という、米英文化尊敬者です←ワイ

    しかしときに「行き過ぎ」があるのも事実。現在はその行き過ぎの時代なのだろうと思うのです。リベラルというパヨク勢力があまりに強くなりすぎ、そのために普通の人たち(ついていけない人たち)が恐怖を感じているということのようです。テレビなどは左翼だらけなので「真実を伝えていない」ために、たしかに我々から見るとトランプが異常に見えるのかもしれません。しかし本当は「左翼のほうが異常」で攻撃的な連中ということだったのかもしれません。なので「トランプは悪」もしくは「間違い」ということのほうが間違えているのかもしれません。

    ただトランプの言動や考え方は、やっぱり間違えているような気がするんですよ…。少なくとも彼が死んだあとで「結局、トランプは全人類になにか偉大な資産を残せたのか?」という問いに「何もない」ただのクダ巻いてた爺さん、で終わりになってしまうような気がしています。もっと「リベラルを潰すやり方」があったような気がするんですよ。米国および世界は左翼(環境保護活動家などを含む)に対してファシズムへの脅威と恐怖を感じているので、むしろトランプには常に追い風だったはず。しかし風の流れを読むだけで終わりそうな「単なる帆掛け船」以上の存在にはなれないのではないかと思うのです。

    左翼に取って代わるのが右翼orブロック経済のような自国中心主義では、世界の人たちは彼の事を尊敬しないと思うんですよね。そして今度の選挙ではトランプが勝つと思われるので、我々にとっては結構迷惑なことになりかねないとワイは心配しているのです。

    これから四年、トランプ政権になったあとでトランプ支持者が人類にどれほどの資産や遺産を残せるのか? 残せなければ単なる敗北者で、トランプが死んだあと自失呆然とするばかりで、それはトランプ派の自滅にしかならないでしょうし、そんなトランプを大統領にした共和党の終わりの始まりということにしかならないでしょう。それは「パヨクの勝利」ということになるわけですが、むしろ右・左の異常さに米国民が気づいて「ちょうど程よい真ん中くらい」に軌道修正できれば、それが我々外国人にとっても受け入れやすいとは思いますね。

    結局、アメリカの政治・思想動向に世界が振り回されるわけですから、彼らは白人至上主義や極端な宗教的右派思考であっても困るわけですし、逆に極左であっても迷惑なんですよねぇ…

    本来の「とても楽天的で素直な人たち」に戻ってくれないものですかね?←アメ公

    あの国の基本的な発想は、全ての人種がごく普通の平凡な1市民になれるし、何度失敗してもやり直せるポジティブさ…のはずなんですが?←ヤンキースピリット