応援コメント

中国・六四天安門事件…」への応援コメント

  • 天安門事件、中国の状況は正確には、おそらく伝わってなかったでしょうね。テレビでしか見なかったのですが、逆に言えば、テレビでみることができるほど変化したとも思っていました。

    作者からの返信

    雨様…m(_ _)m

    >テレビ
    ワイも全く同感です。いまの若い子たちは幸せと思います。確かに現在、世界は核戦争の危機を迎えているのかもしれません。しかし80年代の頃の全面核戦争の恐怖に比べれば「全然楽勝」という感じです(勿論、ウクライナの人たちは気の毒とは思うのですが…)。あの頃は共産主義国の中で何が起こっているのかサッパリ分からなかったですからね。同じ人間なのか? どうやって生きているのか??…と不思議に思ったものでした。まだ地球が宇宙ほどの広がりがあるかのように感じていた時代でした…。

    まあ、逆にいえば、世界の反対側で起こった出来事が30分後には東京の三軒茶屋でもスマホみて分かるという時代に、なんでいまさら戦争やら大暴動やらしなきゃならないんだろ?…とは思いますよ。その意味で中共とかロシアとかは「ダメな国」だと断言出来ますね。

    とはいえ、ワイ的には気になることもあって、中国人の「チャイナ・ネトウヨ化」という気が狂った愛国主義というヤツです。日本にきて迷惑行為をするバカどもで、どうやら中国人の中でも反感を持つ人たちもいるようです。実はワイ、こういう連中は中国共産党にとっても「迷惑」なのだろうと思うのです。共産党はなんのかんの言っても国家を統治する責任があり、行動に抑制と限界があるわけですが、民間人にはそういうものはありません。特に独裁国家における民衆は、民主国家における民衆よりも礼節や知性や教養や道徳において劣るのが普通で社会が荒れているものです。これは当然で、独裁国家にありがちな不正が横行する社会で、自分一人が道徳的に振る舞っても損するだけ…ということから「カネや権力をもてば何をやってもOK」という風潮になりやすいのです。なので中国一般人の道徳観が劣化しているのは独裁のせいであっても中国共産党が推奨したり指示した結果…というのには疑念を持っています。

    もう一つ言えば、そんな中国人には「アンチ愛国主義」というカウンターパート層がかなり多く存在しているなぁ…とも感じています。日本でトラブル起こした中国人を告発したり情報を提供しているのも中国人だったりするからです。その意味では中国人は「様々な立場に分裂している」ということと「世界の何処にいっても中国国内のように振る舞う」と感じています。

    中国人の傾向は各国で異なるようです。たとえばオーストラリアの場合、移民する中国人の殆どが低所得層らしく、このためコミュニティは中国語しか分からず結果、中国共産党シンパだらけだそうです。他方、日本の場合は高所得層・高学歴層が日本に逃げてくる場合も多いため、例えばこの間の北京オリンピックの時、支持する・しないで真っ二つにコミュニティが割れた…という話を何かで読んだことがあります。確かに日本にきて中国批判する中国人も多く、日本に忌避してきたという中国人も確かにいるようです。これには対日の独特な歴史もあるのかな?…と思っています。
    つまり日本は「中国の良い所を学んだ国」ということで、中国人から見ても「よりマシな中国」と写っているのかもしれません。そのため日本に来る目的に「自由のない中国からの逃避」というのが可能な国ということになるのかもしれません。
    そうやってみると「中国人は多様だな」とはいつも思います。あわせて中国は、常に中国の事を考えているのだな…とも思います。日本で反中の中国人を脅迫したり捕まえたりするという真偽不明の話も聞こえてきているのですが、「わざわざ外国に来てまで国内の反体制を捕まえたりする必要などないではないか?(+実に迷惑…怒💢」ということです。世界は中国が中心で、国内問題をも国外で展開するんだなぁ…という意味で「中華」だなとも思うのです。

    ということは、結局、中国が我々と同じセクト〜西側の自由主義的民主国家になるしか、連中とうまくやっていく方法はないんでしょうね。基本的には頭のよい人たちだとは思うのですが、何処の国にも馬鹿はいるし、常に正しい政府があるわけでもないというのも事実ですから。

    しかし、知性ある独裁国家などというのは過去に存在したことはなく、これからも存在することはありません。よって辞めるべきです。
    中国人の不幸は、結局、共産主義に飛びついたことだったのかもしれません。時代が悪かったのかもしれませんね…。そう思うと、習近平さんに全責任を追わせるのも気の毒に思えても来ましたよ…

  • 中国で民衆暴動から発生した政権で、庶民から皇帝に成り上がったのは漢の劉邦と明の朱元璋だけですが、秦への反乱を起こした陳勝呉広、元に反乱した紅巾党とも失敗しており、民衆暴動が直接次の政権になった例は無いと思います。民衆暴動で政権が潰れたあとの動乱を勝ち残った勢力が次の政権になるパターンですね。その勝ち残った勢力の中で庶民出身なのが劉邦と朱元璋だったという。

    ところで、つい先日の日経新聞に「アメリカで住宅が高すぎて若者が住宅を買えない」みたいな記事が出てたんですが……。

    作者からの返信

    結城様(^^)/
    いつもありがとうございます…m(_ _)m

    >中国
    実はワイ、中国史弱いのです(爆死)。ほら、ワイ、やっぱ世代的に親欧米派の世代ですから…
    ただ民衆暴動から政権がひっくり返ることが度々発生していた…という話は六四天安門事件の前に盛んに言われていました。なのでワイも「へー、そうなんだ」と記憶していたという感じです。確かに中国では民衆の大暴動から反乱軍などが組織され、黄巾党やら辛亥革命やら、敗北したけど太平天国の乱みたいな、ちょっと日本の歴史では似たようなことって無いなぁ…と当時、たしかにワイは思っていました。

    なので、「民衆の大暴動は国家転覆の可能性がある」と中国共産党指導部が考えたとしても無理はないかな?とは思うのです。ただ、大暴動を避けたいのならば独裁を辞め、西側流の議会制度を導入して共産党独裁をやめればよいだけのことだと思うのです。正直、中国共産党を中国自由民主党にすれば、結局は日本の自民党みたいに事実上の永久与党になれると思うので、「それでいいじゃん」という感じなんですよね(爆

    なんでそんな簡単なことがわからないのか、サッパリ謎です。経済では日本の事を散々パクっているのに日本の政治〜たとえば自民党永久与党論とか大政奉還とか、そういった重要なことは学ばないんですよねぇ…。平和な方が権力をスムーズに継承できるというのに…(謎

    民主主義って、平和理に権力を継承できるというメカニズムがあるから永続性があるのだということに気づいていないんでしょうね。現代は中世〜近代の頃と違い、大抵の独裁国家は独裁者が死ぬとボロるものですからね。世界中の民意は確実に向上しているので、独裁者一族が権力を継承し続けるのは難しい時代なんですけどねぇ…


    >アメリカで
    香港での暴動や、おそらくこの六四天安門事件もそうでしょうけど、若者が将来設計に絶望した時、ものすごく荒れ始めるんですよね。その最たる出来事が「若年層の失業」と「住宅価格高騰」なんですよ。なのでもし住宅価格がたかどまりするか、さもなければ若年層の所得が相対的に低いままの場合、米国でも六四天安門事件に類するようなことが発生したとしても全然おかしくないんですよね…

    まあ、アメリカの場合はこの後、一旦景気が凹むでしょうけど、その後はバブル化する可能性の方が大きいので、多分、心配はないでしょうけど…

    中国はこれからどうなるんでしょうねぇ…(´-ω-`)?