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2023年8月20日 19:42
これ仮に中国がデフォルト&全世界に債務ツケしたら全世界が黙ってないと思うんですけど、その場合どうなるんですかね?前例がないので予想もつかない程の報復食らいそうなもんですけども
作者からの返信
どもども、はじめまして(^^)/この「中共が外債(外国人相手の借金)返さなかったら?」という件ですが、この対外デフォルト、実は一回歴史があります。ソ連の時の対外デフォルトがそうで、ロシア革命で革命政権が成立した後、ロシア帝国のときの多額の外債(特に第一次世界大戦のときの戦時債務)を「知らね」と踏み倒しました。それだけでなくソ連政府は借金を踏み倒しただけでなくバクーなどの欧米の石油権益も取り上げてしまったために激怒した欧米+日本がロシア領内に進駐。これが契機となってソ連初期の激しい内戦にまで発展しています(爆死)。更にこの外債踏み倒しによって欧米諸国はソ連に対して大規模経済制裁を加え続けたために(ただしドイツ・ワイマール共和国はこっそりとソ連に近づいていたのは事実)1930年代になると数千万人もの餓死者を出すに至りました。これらは教科書には「ロシア革命」「欧米列強の対ソ進駐」「30年代の餓死者」というバラバラの記述しかないのですが「借金踏み倒したから」という一本の糸で繋がっていることだったのです。外債を踏み倒すというのはそのくらい恐ろしいことなのです…ಠ_ಠ;中共がこの教訓を知らないとは思えないのです。しかし連中は外債をも踏み倒そうとしているかのようです。なるほど、クレディスイス(ということはスイス政府)がAT1債約2.5兆円を踏み倒したのは事実です。確かにこんなAT1債なんていう得体の知れない債権を買った債権者が悪いのかも知れませんが、しかし「借りたカネを返さないのは倫理違反」であることは間違いなく、こんなことがまかり通れば債券市場は破滅します。つまり国債市場は崩壊し、文明が瓦解する危険性があるのです。スイスおよびAT1債に関してはもう後がないでしょう。踏み倒しを常態化することは許されないことです。よって中共も某かの補償をすることになると思われます。何回かは踏み倒しに成功するかもしれませんが、繰り返すか、踏み倒しの額が大きすぎれば世界が破滅するか、さもなければ中国も資金不足で共倒れになるか、最悪、そのまま中国内戦か全世界を巻き込んだ核戦争になりかねません。外債とは恐ろしいものです。戦争に尽きものであるだけでなく戦争の火種にもなりかねないのです。当然、踏み倒せば中国債権は信用を失い、二度と中国にはカネを貸さないか、貸したとしても様々なリスクプレミアム(ヤバげな国相手なんで金利に様々な手数料を上乗せしたり、保証金を要求したりする事)が非常に高く付くことになります。日本が戦前の外債を1985年までかけて完済したのは、日本国の信頼を取り戻すために必要なことだったとお考えください。ただし中国がどう出るかは不明です。「どうせ欧米の連中は中国にたかるしか脳のない連中。だったら踏み倒しても大丈夫アル」と考えているのであれば、きっと踏み倒しにかかるでしょう。また中国中央政府は「ちゃんと返すアルよ!!」と葉っぱをかけても、各地方政府や民間が「私、中国語判らないアル」みたいに反抗して外債を踏み倒しまくったら、結局、中国中央政府が(…ということは中国そのものが)信用を失うことになるのではないでしょうか?今後どうなるかは不明です。ワイが思うにまずは2015年の上海市場大暴落と同じようなプロセスを辿るのではないかと考えています。その後、浮揚に失敗すれば日本のような長期デフレに陥るでしょうし、その過程でだいたい3回くらいは中国国家破綻の危機が訪れます。厳しい冬の時代です。この間に多額の外債が焦げ告げは、その時(つまり数年後から10年後くらいまでの間)に、中国に貸したカネが返ってこない→欧米で連鎖破綻→リーマン級の世界金融恐慌で全員死亡…という事はあり得るかも知れません。中国、今回は正念場だと思うのですが…(๑¯ω¯๑)果たして、今の習近平さんに打つ手が残っているのかどうか? かなりアヤシイものですがねぇ…(不安
2023年8月16日 15:29
中国、そんな不味い状況なんですか。いったい何やってるんだろう。独裁的な共産国家でも、国がうまく回れていいでしょうけど、そうでない時、国民はどうするのか。困りますよね。
雨様、遅くなりました…m(_ _)m長文になりましたので、別途、こちらで回答させていただきました。お手数ですが、ご笑納ください。https://kakuyomu.jp/works/1177354054885841125/episodes/16817330662496016009
これ仮に中国がデフォルト&全世界に債務ツケしたら全世界が黙ってないと思うんですけど、その場合どうなるんですかね?前例がないので予想もつかない程の報復食らいそうなもんですけども
作者からの返信
どもども、はじめまして(^^)/
この「中共が外債(外国人相手の借金)返さなかったら?」という件ですが、この対外デフォルト、実は一回歴史があります。ソ連の時の対外デフォルトがそうで、ロシア革命で革命政権が成立した後、ロシア帝国のときの多額の外債(特に第一次世界大戦のときの戦時債務)を「知らね」と踏み倒しました。それだけでなくソ連政府は借金を踏み倒しただけでなくバクーなどの欧米の石油権益も取り上げてしまったために激怒した欧米+日本がロシア領内に進駐。これが契機となってソ連初期の激しい内戦にまで発展しています(爆死)。更にこの外債踏み倒しによって欧米諸国はソ連に対して大規模経済制裁を加え続けたために(ただしドイツ・ワイマール共和国はこっそりとソ連に近づいていたのは事実)1930年代になると数千万人もの餓死者を出すに至りました。これらは教科書には「ロシア革命」「欧米列強の対ソ進駐」「30年代の餓死者」というバラバラの記述しかないのですが「借金踏み倒したから」という一本の糸で繋がっていることだったのです。
外債を踏み倒すというのはそのくらい恐ろしいことなのです…ಠ_ಠ;
中共がこの教訓を知らないとは思えないのです。しかし連中は外債をも踏み倒そうとしているかのようです。なるほど、クレディスイス(ということはスイス政府)がAT1債約2.5兆円を踏み倒したのは事実です。確かにこんなAT1債なんていう得体の知れない債権を買った債権者が悪いのかも知れませんが、しかし「借りたカネを返さないのは倫理違反」であることは間違いなく、こんなことがまかり通れば債券市場は破滅します。つまり国債市場は崩壊し、文明が瓦解する危険性があるのです。スイスおよびAT1債に関してはもう後がないでしょう。踏み倒しを常態化することは許されないことです。
よって中共も某かの補償をすることになると思われます。何回かは踏み倒しに成功するかもしれませんが、繰り返すか、踏み倒しの額が大きすぎれば世界が破滅するか、さもなければ中国も資金不足で共倒れになるか、最悪、そのまま中国内戦か全世界を巻き込んだ核戦争になりかねません。外債とは恐ろしいものです。戦争に尽きものであるだけでなく戦争の火種にもなりかねないのです。当然、踏み倒せば中国債権は信用を失い、二度と中国にはカネを貸さないか、貸したとしても様々なリスクプレミアム(ヤバげな国相手なんで金利に様々な手数料を上乗せしたり、保証金を要求したりする事)が非常に高く付くことになります。日本が戦前の外債を1985年までかけて完済したのは、日本国の信頼を取り戻すために必要なことだったとお考えください。
ただし中国がどう出るかは不明です。「どうせ欧米の連中は中国にたかるしか脳のない連中。だったら踏み倒しても大丈夫アル」と考えているのであれば、きっと踏み倒しにかかるでしょう。また中国中央政府は「ちゃんと返すアルよ!!」と葉っぱをかけても、各地方政府や民間が「私、中国語判らないアル」みたいに反抗して外債を踏み倒しまくったら、結局、中国中央政府が(…ということは中国そのものが)信用を失うことになるのではないでしょうか?
今後どうなるかは不明です。ワイが思うにまずは2015年の上海市場大暴落と同じようなプロセスを辿るのではないかと考えています。その後、浮揚に失敗すれば日本のような長期デフレに陥るでしょうし、その過程でだいたい3回くらいは中国国家破綻の危機が訪れます。厳しい冬の時代です。この間に多額の外債が焦げ告げは、その時(つまり数年後から10年後くらいまでの間)に、中国に貸したカネが返ってこない→欧米で連鎖破綻→リーマン級の世界金融恐慌で全員死亡…という事はあり得るかも知れません。
中国、今回は正念場だと思うのですが…(๑¯ω¯๑)
果たして、今の習近平さんに打つ手が残っているのかどうか? かなりアヤシイものですがねぇ…(不安