実は私台湾有事に関して最近違和感を感じています。
それは、米国が台湾を守る意思が以前より弱まっている予感です。
一時期、米軍が台湾に駐留したり、武器を売る話が出ていましたが、最近はとんと聞かなくなりました。
そこで抱いた疑問が二つ。
一つは台湾が米国を裏切る可能性。
もう一つは米国が台湾を捨てる可能性です。
そして、もし仮にこの二つが為された場合、日本人、中国人、台湾人は戦争や争いがひとまず解決したと安堵するでしょう。
でも、アングロサクソンがそんなに甘いか?
そこで出た結論は中国が台湾を取ってから本当の闘いが始まるというシナリオです。
つまり、防衛しにくい台湾で戦うのではなく、台湾をくれてやったうえで経済戦、軍事作戦を行うというシナリオです。
一見、違和感だらけに見えるこの風景、アジア人の視点ではなく米国視点で見るとスッキリする、今の時点で私はそんなことを考えています。
作者からの返信
カクカイ様…m(_ _)m
実はワイも「そう思う」です…m(_ _)m
大統領(総統)選挙とは人を選ぶ選挙なのですが、独裁者を選ぶ選挙でもあり、そのため「人民の選ぶ独裁者」に人々が希望をストレートに託すという「困った制度」だと思うのです。日本のような政党政治の場合、基本的には人ではなく政党を選ぶので「政党の政策」が選択肢のトップに来るのですが、独裁者を選ぶ場合には「独裁者にやってほしいこと」で選ぶために、「カネがほしい」という有権者だらけになった時点で結局、「カネ」で選ぶことになりやすいのです。景気(インフレ)と失業です。んで、そう考えると2024年はインフレと不景気(失業増加)で、普通に考えれば台湾・米国共に与党敗北です。台湾では国民党が政権に復活し、同時に米国はトランプ共和党大統領復活の可能性が高いと思われます(現在の状況では)。
本当にそうなるかは不明ですが、そうなったときの事を考えるとワイもカクカイ様と同じ意見になります。台湾国民党が「台湾独立」を叫ぶことは絶対にありません。なぜなら国民党は自称「大陸の唯一の正当な政党」なので、大陸から独立するというのでは(大陸支配権復活がテーゼの)国民党にとって「正当性の放棄」につながるからで、あり得る選択肢ではないのです。自国領土奪還を狙う亡命政権が独立するのは自国領土奪還のためであって、不当占拠されている自分の領土を支配している匪賊からの独立であっても、自国領土からの独立ではないからです。自分の手足を切り落として、なぜ立っていられるのか?…ということです。よって国民党が政権奪還した後は、少なくとも台湾独立はしないでしょうし、現状の戦力経済力の差をみれば対中融和策に出るのは当然とも思います。
このために台湾国民党政権が日米に対して「砂をかける」可能性は非常に高いと思っています。「裏切る」ということで我々を敵、もしくは「邪魔者」と考えるのはごく自然ということです。特に対日強行派が多いために我々と政治的な軋轢を生み出す可能性が高いと考えています。そのため、ワイとしては民進党政権に対しては融和的でありつつも、台湾の今後の出方を考えれば武器供与を始めとした「深入り」は「避けるべき」と考えているのです。要するにいつでも「国民党政権下の台湾の切り捨て」が出来るように心づもりしておくべき…ということです。同じことは韓国に対しても言っていることで、要するに強権的大統領制(総統)を採用する国家は、大統領が変わるとコロコロと政策が変わるために安定した外交を構築するのは「不可能」ということで、継続した関係を構築できないのならば是々非々と時局の見極めが大事ということになります。あとカネ付き合い。
これは米国との関係で混乱することの多かった我々の学んだ知恵のようなものであり、政府とは別の各官僚機構との繋がりの方が大事ということでもありました。特に米国軍制服組との繋がりの強さは、我々に「混乱する政治政体を持つ国と、どう付き合うべきか?」の指針になったと言えそうです。
よって台湾有事に関して言えば「日本は前のめりになるな」ということです。
台湾の国内情勢から判断すべきということで、この辺は冷静かつ冷徹に処理すべきと思います。
普通に考えれば2024年に国民党政権復活。その後、一年くらいは親中政策を採用すると思われますが、もしこの時に経済的な苦境が発生すれば、今度は国民党に批判の矛先が向かうということです。んで、2025-6年くらいは確かに新コロバブルの二番底くらいの危機が発生しておかしくなく、この時にアジア通貨危機の再来のような事態になるのではないかと考えています。要するにリーマンショックの後の欧州通貨危機のような状況で、今回のこの激しいインフレと同じ原因から発した「何か」によって(大抵はドル資本の回帰)アジア全体が危機に陥る…ということは考えるべき想定で、こうなった時、カネの不満から政府への不満へと広がっていくことは容易に想像できます。台湾国民党政権時にこれが発生した場合、結局はウクライナのユーロマイダン運動のような大規模は反中国・反国民党運動が盛り上がり、その結果、本当に独立派が勢いづいたりしたら…と考えると大変心配です。
要するに「景気次第」というカネの話なのですが…(๑¯ω¯๑)
この時に米国が本当に台湾という「遠いアジア」のために空母含めて20隻以上の損失を出すであろう超大規模戦争に踏み切るとは思えなくなってきました。米国内が内戦のような状況の時に、外征は無理と思うからです。よって本当に台湾がウクライナのようにしかならないというのがワイのここ数年の未来像です。当然我々も参戦はできないでしょう。米軍による参戦はないのなら、我々も無理です。しかも国民党への不信感が募っていれば、なおのことです。
そういう悲観的なシナリオをワイは書いています。カネで考えるとそうなった…ということで、だとすると現在の台湾有事に関しても、「今の所は強く支援するYO-」で、今後のことは「未定」としておくのが正解と思います。少なくとも台湾はそんな感じです。戦争になるかならないかは「景気次第」という感じですね。やっぱカネの話ですよ、これも…
また米国に関しては「かなり絶望的」です…m(_ _)m
本当に左翼がキチガイのように騒いでいるらしいのです。民主党がおかしい・左翼がおかしい・ポリコレやLGBTQなどで「何かがおかしい」というと「レイシスト」とレッテルを貼ってくるらしいので本当のことがいえないばかりか「正しいことさえ言えない」というような状況のようです。正にワイが言う所の「左翼ファシズム」という現象で、民主主義の敵です。この動きを補正するためにはやはりレーガン大統領のような「偉大な保守」が出てくるのを待たねばならず、それまであと20年くらいはかかるでしょうから、その間は米国は混乱し続けるでしょう。この状況は中共にとっては「有利」です。もしワイ程度の分析力が習近平さんにあったら「台湾を武力併合する」という決断をするかもしれません(ただし、失敗する確率は高いのですが…爆)。しかし政治的決断が出来る状況ではないということは誰が大統領になっても同じです。よって台湾来援は「確約されたものではない」と考えるべきでしょうね。これをもって裏切りとみなすかどうかは人に依ると思います。ワイ的には「状況を見極めないと、なんともいえない」です。
まずは2024年までにFRBの利上げが主因の景気後退(+高インフレ)というスタグフレーションっぽいリセッションの程度がどのくらいなのか? その結果として米国・台湾で政権交代が起こり得るのかどうか?…を直近の問題の主原因と考え、その後は経済の正常化にともないドル回帰(米国へのドル流入と、それにともなう新興国からの資本流出)もしくは欧州のノンバンク系列の債務破綻〜主に新コロバブル時の過剰な債務の積み増しと、高インフレとリセッションの悪影響による収益の悪化から不動産などを中心とした貸込みに破綻が出て世界的に大規模にずっこける…みたいなことが発生して各国が動揺するのではないか?…というのが2030年までに見るべき事柄かと思われます。台湾問題はこのカネの流れの中で発生すると思いますね
実は安倍-トランプ間で「台湾有事の際は日本参戦(限定的集団的自衛権)」なんて密約(安保密約なんでバイデン以降も継承)があったんじゃないですかね?
……みたいな「陰謀論」を唱えてみたり(笑)。
作者からの返信
結城様…m(_ _)m
いやー、いまアメリカ、もうどうしようもないみたいですよ(爆
米国にいる人たちと知り合いになることができたのですが、民主党の左翼どもがテロまがいの脅迫や暴力を繰り返しているらしいのです。てか、この連中が主要マスゴミを牛耳っていて反対意見一つ言えない「左翼ファシズム」っぽい雰囲気のようです。なんとなく1970年代ににてるのかもしれませんが、この状況ではもはやアメリカは一度、堕ちるとこまで墜ちるかもしれませんね(不安…
バイデンの自宅から機密文書が見つかったらしいのですが、この中に副大統領時代に中国の企業からロビー活動の一環として多額の資金を得ていたという話が出てきたらしく、今日の段階で米国で大騒ぎのようです。真偽はまだ不確実のようです(というのもバイデン側がその書類の提出を拒んでいるかららしいのですが…)。左翼メディアも「腫れ物に触る」かのような扱いで、要するに隠蔽する側に回ってるというのですから、これでなんの正義か?…と思いますね(呆れ
ということは米国はいま事実上の内戦の状況であって、米国政府が統一した強い対外的態度を採用できる状況ではありませんね、こりゃ…。台湾有事に関しては「米国が軍事的に台湾を救済する」という大前提があったのですが、もしかしたら「できない」or「しない」のではないでしょうか? 米国軍が民主党政権になって、政治的なポリコレ問題などで介入してるらしく(保守的な軍人たちの)士気が低下しており、兵卒だけでなく軍の基幹を構成する上級士官なども次々と辞めていってるらしいです。そのため練度が常に低く、また人手不足なのだそうです。特に現在のような好景気の時には尚更で、米国はテクノロジーで優れるものの慢性的な人員不足かつ政府への信頼度が下がってるというのでは、対中国戦のような大規模な犠牲を伴う戦闘を遂行する意思と能力には欠けるのではないか?…と悲観的にならざるを得ません。
日本の自衛隊や日本人などは現在、対中国戦を回避する方法を模索するのと同時に対中国戦への備えも急速に整備しなければならないという統一した方向性ができているとは思います。これに関してはまだ日本の主要メディアも「全体主義への忌避」という正しい歴史観を共有して報道していることから、米国左翼(や右派)の珍妙な言説で国が分裂するような事は避けられています。その意味では「日本のメディアもまだマシ」とは思います。しかし、もしかしたら「日本だけがまとも」という状況なのかもしれません。だとすると台湾有事の際、米国は台湾を見捨てる…という可能性は結構あります。実際には、そうはいっても米国軍は高度な知性体でもあるので、意外と犠牲が少なく人民解放海軍を破滅させることが出来るのかもしれません。なにしろ米国軍は異次元の怪物のような強さとセンスがある(アングロサクソンはなぜか戦争で負けたことがない…)とは思いますので…。
とはいえ、台湾有事に関してはアメリカ軍をあまりアテにはしないほうが良いような気がしてきました。米国国内が分裂していて「遠いアジアのこと」など興味もなければ犠牲も出したくもないという感じみたいです。
我々はアメリカをあまり過大評価しないほうが正解のような気がしてきました…(๑¯ω¯๑)
アメリカは既に世界帝国の地位を自ら放棄するかのような「内輪もめ」の状態であり、陰謀論者がいうような「賢い」世界帝国など存在していない愚か者の国になりさがりつつあるのではないかという絶望感でいっぱいです…(:_;)
ども(^^)/
台湾有事の件についてはいつか書いてみたいので非常に参考になりました……m(_ _)m
幾つか知見を共有致しますと、台湾有事論は中華民国が成立した当初から常にありました。要は国共内戦はまだ終わっておらず、台湾は成立当初から中華人民共和国との対立が宿命なのです。(なんつったって人民解放軍の当初の目的は台湾に対する沿岸防衛でしたから)
また、公開情報の考察のみから見ると最近の日韓の関係改善ムード及びご指摘の防衛政策転換から見るに、アメリカ国内に於いて対中脅威論が本格化して延々とプロレスしていた日韓が怒られた()……のかもしれません(爆
そして残念ながら今日、日本が攻撃されていないから参戦を躊躇するという段階に軍事的にはありません。結論を端的に言うと『軍事的に見ると日本は中立国扱いできない』という事になります。
おそらく重要影響事態→国家存立危機事態→防衛出動の法的コンビが発動して着上陸部隊への火力発揮を志向する、若しくは東シナ海の航空優勢確保を目的とした人民解放軍の策源地攻撃が在日米軍基地に対して行われて(コレやらないと台湾への着上陸は無謀なので行われる公算が大きい)参戦という形になると考えられます。
また巻き込まれずとも日本から積極的に事態に関与するというシナリオも考えられます。要は台湾有事は『他人の土地で戦争する』唯一の機会となる訳で、護衛艦が数十隻沈もうが作戦機が百機落とされようが、沖縄・九州での地上戦が避けられる(≒日本が防衛できる)ならば『防衛』は成功と言えるでしょう。なんつったって中国人民解放軍海軍を殲滅して十年は黙らせられる絶好の機会ですから。
また日本は勝たずとも『負けなければ勝ち』であり、積極的に彼の戦力の撃滅を志向せずとも、情報収集と火力の指向による接近拒否が出来れば勝ちと言える訳でして、第三国的視点から見れば『自衛隊は新たに配備した長射程兵器を用いて台湾周辺への火力投射を行う』と考えるのが妥当であり、解放軍もそのように考えて(くれる)でしょう。(同時にこれは戦わなくとも勝ちである事を意味します)
これが抑止力になるか、日本全土へのミサイル攻撃を誘発するかは不明ですが、簡単に纏めると『軍事的に楽観視出来る要素はゼロ』という事に残念ながらなるかと思います……\(^o^)/
作者からの返信
どもども(^^)/
日本の急激な戦時体制化を見て、「今回、こりゃ結構まずいかも…(´тωт`)。゚」とは思っていたんですよね(爆
今回の日本の対応は冷戦たけなわの1980年代でもなかったような急激な軍拡ですからね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%BA%80%E6%B4%B2#%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%B0%91%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%85%AD%E5%A0%B4%E6%88%A6%E4%BA%89%EF%BC%88%E5%85%AD%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89%EF%BC%89%E3%80%8D%E8%A8%88%E7%94%BB
ワイ、この六場戦争の話が最初に出た時に「いよいよマズいのでは…」とかなり深刻に受け取った一人だったんですよね。思うに「これ、本気」と。
この順番ではなくても、この六ヶ所は取りに行くつもりなのではないかということです(とはいえ台湾も似たようなこと言ってるのですが…)。よって「戦争不可避」という判断を日本の政府および上層部がしていると考えるのは確かに妥当とも思うんですよ…( ・ั﹏・ั)
問題なのは日本本土が相当程度やられるのではないか?…という不安と、もし日本の自衛隊及び在日米軍に莫大な犠牲が出たら、それを狙ってロシアや北朝鮮が我々に対して(中共と連携しつつ)日本に攻撃に出るのではないかというのを非常に心配しています。なんとかして我が軍および日本に被害が出ない方向で勝ちたいものなのですが、中国はロシアのような間抜けではない以上、避ける方法はないものかな?…と思案してる真っ最中でして。
でも、中国次第なんですよね、もはや…🔥
これ、ちょうどエッセイで公開しようと思ってたことです。もしかして、知ってました? 昨日、「2025年に中国が台湾に戦争を仕掛けるんじゃないか」という分析を発表したこと。2日前には、太平洋地域での軍事力においては2026年に中国がアメリカを追い抜くから、その後じゃないか、って言ってたんですけどね。
どっちにしろ、中国はバイデンが政権を取っているうちに仕掛けたいはずだから。
この情報、少しはお役に立ちます?
作者からの返信
月森様…m(_ _)m
超ありがとうございます(^^)/
>2025年に
日本ではいまこの話題で持ちきりです(爆
意外かもしれませんが「もはや中国が攻撃してくることは避けられそうにない」という「主戦論」がメインです。かなり緊張している状況ですね。反戦論はあまり大きくないようです。もちろん、中国の方が日本よりも遥かに戦力が上で「日本に大損害が出る…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」という感じなのですが…
中国の今後の出方は真っ二つに割れています。バイデン政権よりもトランプ政権の方が遥かに強行なので、中国はトランプ復活を恐れている…と考える派と、ワイのように「トランプはアメリカ人の犠牲を好まない」ので台湾有事の時に米軍を動かすことはないのではないか? よってトランプの方がありがたいと考えているのではないか…というトランプ懐疑派です。ただしトランプはロシアに対しては「実はかなり強行」だったことも事実で、ノルド・ストリームの時には「ドイツもろとも潰す!」と言い切っていたことも事実ですし、共和党がかなり反中ということも聞いています。よってトラも「殺る時にはやる」と決断できるかもしれません。中国を潰すべき敵…と考えられれば、日本も参戦して一挙に中国を葬る方法を考え出すかもしれませんね。
>お役
…実は本当に知りたいのは米国民が台湾有事に関して興味があるのかどうかということです。ワイが調べた所「台湾なんかどうでもいい! いまは(アメリカ国内が)内戦の時だ(ꐦ°᷄д°᷅)💢」という人が結構いるらしいと聞いています。なので台湾有事でも「あんま動かない」のではないか?…と思っていて、それは中共もそう考えているのではないでしょうか? だとすると台湾軍事侵攻は十分にありえて、しかも意外と早いタイミングなのではないでしょうか?
ちな、ワイ的にはいまのままでは2024年にはトランプ再選が一番可能性として高い…というのが現在のところの分析です。トラは動きが全く読めないので、なんとも言えませんね。ただワイがトラだったら「これで日本と中国という、こうるさいの二匹を一挙に始末できる」と考えて「戦争するなら受けて立つ!」とは考えるでしょうね。それが大統領に必要な資質なのかもしれませんけど…
どのような状況になるにしろ、アメリカ・日本ともに「無罪」です。こちらから仕掛けるわけではないからです。あとは習近平さんたちの腹しだい…というところですかね(๑¯ω¯๑)?
今の中国の国家基盤、陸ではなく海にあるから、シーレーンを荒らす様な無能なマネをするのでしょうか?
(現実は、フィクションを上回るぐらい、信じられない事が起きるから、やるかもしれませんけど……)
作者からの返信
Rainab様…m(_ _)m
いつもありがとうございます(^^)/
今日現在、中国から飛ばされたとする大陸間気球が米国本土を偵察し、それを米国が撃墜したという話で持ちきりです。ワイ的には「この時代にそんなことしてるの…ಠ_ಠ;?」と疑っていたのですが、考えてみればタマに日本にも飛んできた謎の気球が、今考えてみれば中国から上がってきた気球だったのではないかということから考えても「ありえる」と思うようになっています。ワイ的には「中国軍の観測気球」とは思うのと、「もしかしたら中国以外の国も結構ヤッてるのかも?」とは思うのですが、それにしても他国の領空を侵犯した挙句、「ワイら中国も対抗措置をとるアル(ꐦ°᷄д°᷅)💢」と逆ギレしてるというのは「全く馬鹿げている」と思うのです。まずは中共はこうした「非常識」な態度をやめることです…(๑¯ω¯๑)
ワイ的に思うのは「世界観の対決」ということです…(๑¯ω¯๑)
中共は、我々西側と全く相容れない世界観を構築し、運営しているということです。マルクス主義とは違うのですが、マルクス主義が必然招くであろうファシズムの世界観です。日本共産党もそうで、党首選挙を要請した党員を除名にした…というような全体主義性です。こう考えると、中国人はバカというのは「無理」というものです。14億人が「国ガチャを引き間違えた」というだけのことですが、そう考えるとマルクス主義が実に罪深いということでもあります。
「なせ、あの時に人々は全体主義に従ってしまったのか…?」みたいな事を左翼がよく言うのですが、それよりも全体主義を生み出す哲学の方を駆逐すべきであり、真っ先に抹殺すべきなのはマルクス主義・左翼という概念です。よってこうした間違えた概念によって構築された国がもつ世界観を国家基盤としてるが故の、世界との軋轢だと思うのです。
ワイが思いますに、西側というのは良くも悪くもアングロサクソン化した集団だと思っています。米国流の世界観です。最近は(ここでも)左翼がのさばってきてますが、それでもベースとなる世界観は間違っていないと思われ、どれほど混乱したとしても全世界に一度は広がるべき「優れた世界観」だと考えています。戦後の日本やドイツのように中国がなれるかどうかは、ウクライナ紛争で敗北したロシアが敗戦によりアングロサクソン化を受容し、ロシア文明の中に新たな「自由」という遺伝子を組み込むことが出来るかどうかにかかっているのかもしれません。ロシアでできれば中国では「もっと簡単に」できます。香港や台湾がそうしたように…です。
結局、同じ世界観を共有してるのでなければ「同居は不可能」ということかと思われます。特にこの狭い地球の上では同じ空気を吸うことは無理です。ならば中共が世界基準に合わせるほうがよいと思われます。昨日のバイデン大統領の一般教書で述べたように「中国習近平政権のような独裁者になりたい政治家はいない」というのは言い得て妙とは思いました。
習近平さん本人でさえ、もしかしたら独裁者になりたいわけではなかったかもしれません。金正恩氏が、もしかしたらそうであったかもしれないように…です
結局人間は政治には逆らえないものです。なら、新自由主義のように「抑圧からの自由・個人の天賦の権利を保証した自由」を標榜する世界観に生きる方が、我ら庶民にとっては何かと都合がよいと思います。
それにしても中国、しぶといですね…。周辺諸国は次々と民主化していくのに、アジアのど真ん中にいる中国だけが封建主義的な政治体制を維持しているのですから…(๑¯ω¯๑)
人類史における謎の一つとなるのかもしれませんね…(๑¯ω¯๑)