応援コメント

【コレ意外と重要!】貧乏人にまでカネを行き渡らせる唯一の方法→激しい物価高…m(_ _)m【トリクルダウンの真実】」への応援コメント

  • インフレは一度定着すると長続きする。ここも面白かったのですが、さらに、インフレと給与の上昇です。
    今の日本は、先進国世界で、まだ、インフレ率は低そうですが、徐々に物価高になりつつありますよね。
    これに、為替相場の円安が今年になっておこり、どうこれが影響するのか、興味深いところです。

    ところで、米国の物価高、NYで恐ろしい金額で、びっくりします。

    作者からの返信

    雨様…m(_ _)m
    いつもありがとうございます。この「インフレの粘着性」というのは、今回話題にしたインフレヘッジによるもの以外にも、たとえば「労働賃金」があります。インフレによって企業業績が向上し、人手不足が発生。このため労働賃金が上がるのですが、この時に労組など含めて社会的に「賃上げを(ꐦ°᷄д°᷅)💢」という圧力があった場合、この影響がズルズルと続くことがあります。現在のインフレ率が高すぎ、労働賃金の上昇率よりも高い場合には実質「労働賃金が下がった」という事になります。この分が埋まるまでは賃上げ圧力が続く訳で、この賃上げ分が製品・サービス価格に反映されて、結果、インフレが高止まりするという事です。
    もう一つはやはり家賃で、家賃契約が自動更新ではない場合(アメリカなどは普通、数年単位で再更新)、更新前はまだインフレが殆ど発生していなかったけれども、今度、更新する時には現在の激しいインフレの真っ最中…という場合、このインフレ上昇率…つまり「高い家賃」を支払わねばなりません。たとえば2019年には月に20万円程度だった家賃が、2023年には月に60万円になっていた…という場合、この40万円分がインフレ(物価高)になります。本文の「家賃」の指数とはこのことだとお考えください。
    物価高になったので家賃も上昇し、この支払いがダラダラと暫く続く為に家賃の価格が下がらず、結果、延々と物価上昇圧力として残るということです。家賃は更新時期が一戸あたりバラバラなため、ダラダラと更新時期を迎えては高インフレ時の価格で契約が更新されるために物価をダラダラと押し上げ続けるのです。

    困ったものです…(´-ω-`)

    このため高インフレは発生させると駆逐するのが難しく、そのために景気全体を冷やす必要が出てくる程、悪化することがあります。ということは、この後に続くのは中央銀行の利上げ→大規模な景気後退→景気の急速な悪化+失業率増大…という不気味な流れです。そうなった場合、やはり将来のインフレに対する読み間違い…という責任論が出てくるでしょうね。
    ただし、今日現在のところでは「それほど酷い景気後退はない」と言われています。米国経済が実際に非常に強いままであるor景気失速した場合、本文にあるようにFRBが共和党(トランプ)に2024年の大統領選挙で勝たせたくない…という思惑から、2023年後半には(失速した景気を底上げするために、今までとは逆に)利下げに転じると見ているからです。そのため今年は株価の最高値は年末12月になるだろう…とさえ言われています。だとすると今度は逆に、「それなりに高いインフレがダラダラ続く」と見るべきかもしれません。今まで通年では2-2.5%くらいのインフレ(米国では)だったのがこの倍くらいで定着するということで、これもある意味、インフレの粘着性と言えるかもしれません。


    >日本
    現在のメインシナリオは、日本国内の景気は「周回遅れ」なので自律的に内需が支えて「そんなに景気は悪くならない」+為替は小刻みな上下を繰り返しながら、結局1ドル=120円台でのもみ合いという「円高」になるのではないかと言われています。ワイは「保守派」ですので世界景気悪化に伴い、日本国内の景気も想定よりは悪くなる+1ドル=108円もしくはそれ以上に高くなる「円高」と読んでいます。楽天的に考える理由が見当たらないからですが、特に円高に関しては悲観的で「結構高くなるのでは?」と心配しています。そんなに上がらないという人たちが大半なのですが、「評論家始め、こうした年始の想定はほぼ確実に外れる」というジンクスや、FRBなどでもインフレを読み間違える程、実際の経済は難しいということ、また「日本は貿易赤字なので円安になるはず」という意見に対しては、数カ月先の円ショートの割合がそこまで進んでいないという事などから、日本の企業にとっては苦しい「不景気の中での円高」という状況に陥るのではないかと心配しています。

    ただし日銀総裁の任期が切れ、おそらく次は雨宮氏が日銀の新総裁になるでしょうから、その前後でYCCの修正があり得るとは思います。これに合わせて為替は結構ハデに乱高下する「FX組は自殺するようなリスクが発生しやすい」年だとも思っています。要するにFXや外為は今年はやめとけ…というのがワイからのせいぜいの助言です。荒れて全くおかしくない環境だと思うんですよね…( ・ั﹏・ั)?

    >NYの物価
    もう下がらないのかもしれません。だとすると、日本は賃金および物価で「周回遅れ」になっちゃいますね。海外からの旅行客がバンバンくるのはありがたいのですが、日本の全て(日本人を含む)が安く買い叩かれる時代がくるのかもしれません…。
    それが良いとは思えないのですが…( ・ั﹏・ั)?