応援コメント

日本が国家破綻する唯一のリスク「金利差攻撃」について←TRADEWIND様へのレスとして…m(_ _)m」への応援コメント

  • 回答ありがとうございます。
    半年程度で正常に成るなら、餓死することは避けられるかも!
    でも怖い事です。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます…m(_ _)m

    ワイは「市場金利をしっかり建てる」が全てだと思っていて、いまのマイナス金利政策(=国債による日本破綻を回避する)というやり方が「間違い」だと確信しています。

    インフレを中心に考えると、経済成長≒超マイルドな国家破綻で「ぶっ壊しながら、ますます成長する」というスクラップ&ビルドと思っているからです。なので経済成長のために金利は必要です。

    しかし現在の状況は少し厳しいと思われます…( ・᷄д・᷅ )
    米国のインフレ率は8%で、既に二年近く続いています。これだと主要な物価が二年前の二倍程度になっていて全然おかしくない程、ひどいのです。
    もちろん、この後で賃金上昇が発生し、もしかしたら米国は2024年頃に空前のバブル景気に湧いているかもしれません。大抵は物価上昇の後に賃金上昇が発生し、特に米国のようにロボット化・オートメ化があまり進んでいないマンパワーに頼る国の場合、この恩恵はデカイと思われます。

    なので、その時に日本も金利を上げ始めたらいいんじゃないでしょうか?(爆死

    いま金利を上げ始めると、本当にインフレ率8%→物価が全て二倍…みたいな地獄になり、しかも物不足は解消しないので生産力も思ったほどあがらないかもしれません。

    なら、いまは我慢して逃げの一手。そしてインフレがたかどまりして落ち着き、これに合わせて世界的な賃金上昇発生→世界経済が自律的に反発する…のを待って、このビッグウェーブに乗っかる方がいいと思うんですよね( ・᷄д・᷅ )?

    いまは無理しないことです。
    戦争の時に、家の窓を開け放つような愚かなマネはしないほうが良いと思うんですが…( ・᷄д・᷅ )?

  • 相変わらず、とても面白い。面白いと書いてはいけないことですが。先日、日銀が国債を購入していましたよね。
    その意味がようやくわかりました。ありがとうございます。

    しかし、日本、世界中で、たた一国、金利を上げませんよね、隣の韓国は金利をあげていて、日本より体力がないのに、どうしてだろうと思ったものです。
    経済は複雑すぎて、本当にわからないです。

    作者からの返信

    結局、このメカニズムです…m(_ _)m
    金利差をついた攻撃です。日本や韓国でたとえるより、いま流行のロシアでたとえてみます。あっちは破綻することほぼ確定なので(爆死

    ヘッジファンドとしては本来、露助を殺したいのでしょう。なにしろエネルギー資源が大量にでる(≒担保がタップリある)破綻国家なので、いくらでもゆすりたかりは出来ます。しかし今の所、まだ「仕込み中」であり、いまごろエリオットあたりがロシアのクズ債権を買い集めていることでしょう(爆死

    ロシアの破綻が時間がかかるのは単純に欧州からのエネルギー購入金をルーブルに強制的にアテているからで、これが尽き始めればルーブルは下がるしか無く、逆にルーブルは世界市場から切り離されたために「小さな世界」になっています。よってルーブルを買い支えるために外国からの流入金を突っ込むと、今度は逆にアッサリとルーブル高になります。

    ルーブル高は結構なこと…(๑¯ω¯๑)

    …と考えがちですが、高くなっても外国からの商品輸入ができないので為替差損で得することもなく、逆にルーブル高が輸出価格の上昇をもたらします(まだ輸出先の国もあるので)。また外国からの流入分でルーブルを強制的に買い支えるのならば、ルーブル高は上昇分だけ「損する」わけです。それ以上に「実力以上に下駄を履かせた」レベルであり、これは本来、極めてアカンな脆弱性です。要するに「よりバラバラにぶっ殺すために、高い崖の上に追い詰めている」に似ています。ルーブル高という過剰供給がロシア国内で更なるインフレ要因となり、民間はカネを強制的にルーブルに変えさせられて入金させられるために、企業としての旨味であるはずの海外投資などに振り向けることも出来ず(もともと出来ないけど)、しかもいつ飛ぶかわからないルーブルに強制的に換金されられては、万が一の国家破綻時には企業の資本は紙くずになるわけです。民業は圧迫され続けるでしょう。つまり「小さなコップの中の、致命的なバブルパルス発生」の危機があるということです(笑

    なにしろロシアはインフレ率17%。本来ならば金利は従来の20%のまま据え置いてインフレ撲滅に徹するべきなのですが、ロシアは経済制裁のために産業力がヘタリ続け、慢性的な資金不足に陥ってもいるのです。よってインフレ率が高いにも拘らず政策金利を10%以下に戻すしかなかった…というほど「意味不明」です(^m^)

    米国および欧州が「インフレ撲滅するから(T_T)」ということで金利を上げまくり、逆に日本が「インフレ率がまだ2%で足らない」ので金利を上げない…という流れのなかで、ロシア中銀だけが「インフレ撲滅したいけど、金利は上げない」という操作をしているということです。つまり「既に破綻している」ということです。

    いまロシアが生き残っているのはたった一人のタタール女・ナビウリナ露中銀総裁の指導力によるものです。プー公たちのバカを彼女一人で支えているわけですが、賢人で善人であったとしても「お金の女神」ではありません。このやり方がいずれ破綻することは彼女自身がよく判ってるはずです。そして支えきれないことも判ってるでしょう。気の毒なことです。

    ナビウリナの戦略はおそらくこうです。まずは庶民生活を守るためにルーブルの価値を守る。このために最初は政策金利を爆上げしてインフレを抑え込むのと同時に、獲得した外貨や企業収益の殆ど(八割くらいといわれている)をルーブルに強制的に置き換えてルーブルを支えた。
    これで一瞬は救われたものの、今度はルーブル高が無意味なバブルを発生させる可能性があり、対外輸出先(特にドルベースでは途上国が多いので為替上昇では厳しくなる貧困国)とのやり取りでもルーブル高がリスクになる(その分、露が損する)一方で、産業全般は経済制裁で砕かれているために倒産→大失業時代を防止するためにも、市場に資金供給をしなくてはならない。このため金利を下げて企業の資金需要に柔軟に応じるものの、このために今度はインフレが再燃する。ただでさえ高いのに…。

    ということはこれからルーブル高とインフレ率との間で金利を上げ下げしまくるのかもしれません。根本的な国力回復のためには多国籍貿易の復活か自国内での産業育成が必要なのですが、前者のためにはそもそもプーチン政権が消えて無くなる必要があり、そんな事すればロシア政府瓦解→政府消滅による国家デフォルトに成り下がるでしょうし、後者は長年の緊縮財政政策のために投資が全く進まず、産業力は大変弱いままで、いまさら外国からの援助も期待できない時にゼロから産業力をつけることができるかどうかは甚だ疑問です。一例としてスマホがあるのですが、露からアップルやサムソンが撤退した後、その穴を埋めたのは中国系スマホなのですが「露の民族系が伸びていない」ということが重要です。連中、基礎産業力が全く足りてないのです。

    これが、財政均衡よりも積極財政で産業力を強化し、その時に多額の政府債務を背負ったとしてもインフレで抹消する…という米国がやってる事が大正解だったといえるわけです。中国もまさにそうで、「(支柱の理財商品の)金利 > 経済成長率」という国家破綻の構図になっちゃった事をのぞけば「中国の方がロシアよりも正解」といえます。特にこの後、債務を整理できれば強大な産業力が中国には残り、そのために一気に爆発的に経済成長できる余地が十分残っている反面、ロシアにはそもそも産業力という体力がない「年老いた、弱い飲んだくれ」程度でしかない事が大問題でした。
    なのでナビウリナは常に「新自由主義的アプローチによって、国家産業力の強化を(ꐦ°᷄д°᷅)💢」と連呼し続けているわけです。これまた彼女が大正解です。そして失敗するだろう可能性が高いわけです。

    これでは、いずれヘッジファンドに狙われるしかない…ということです(๑¯ω¯๑)
    ブタを屠殺するなら、太らせたほうがよいのは自明。そして、もうロシアの味方はいないでしょう。資源はタンマリとあり、カネはいつでもアッサリと消滅します。プーが生きているので今の所は様子見というだけですが、何かあったらロシアは終わりなんじゃないでしょうか?
    ワイとしては、始めから勝率ゼロの戦いに果敢に挑んでいるロシアの女神を日本が買い取ったら良いと本気で思っています。ナビウリナは使えそうです。少なくとも日本の財務省の中川なんかよりは遥かにマシと思っています。

    どうせ数年後には、ナビウリナは失業してるでしょうから(爆死

  •  ……結局、コロナ禍と侵略戦争が引き金なんですねえ。
     いや、引き金って言うか、原因ですね。
     そして、日銀が負けたら私達の生活は……。
     日銀今から考える。って! 遅い!
     いや、日本は何につけても腰が重いですからねえ💧

    作者からの返信

    今回の攻撃は、おそらく終熄したものと思われます。しかし油断は出来ません。この後、米国のインフレは更に進み、これに対処するために今年の9月くらいまではFRBは金利を75bpsくらいの「超高い」上げを繰り返すと思われます。

    中間選挙前にインフレを少しでも圧殺しておかないとバイデン民主党が大敗北してしまうので、それは避けたいでしょう。

    ということは、この金利上昇→さらなる円安が発生し、この時に「今度こそ日銀はYCCを辞めるだろう」的なガイジン勢による金融攻撃が発生する可能性がありえます。十分に警戒しないとだめです。

    とはいえ、1$=150円まで下がるかどうかはわかりません。ヘッジファンドというクソ野郎どもはロシアを超えるクズどもであり、出来損ないのシャイロックなので改心する前に殺しておくべきとは思うのですが…( ・᷄д・᷅ )