ラメーン、チャハーン、ノベール経済学賞…( ̄д ̄)エー
ノーベル経済学賞受賞、おめでとうございました…m(_ _)m
ノーベル経済学賞はワイが思いますに、パレート最適〜つまり「資源の最適化」を実証した人が取れる賞だと思っています。悪意をもって言えば、ノーベルの自己顕示欲と兵器製造業者(それも筆頭の巨大企業)だった事実の改竄のためのノーベル賞とは違い、世界で最古の国立銀行たるリクスバンクがケツ持ちしているノーベル経済学賞こそ、むしろ本物の賞のような気がしているくらいです…(๑¯ω¯๑)
基本的には、全人類の最大の問題である貧富の格差を是正するための方法を提示できた人なら誰でもOK ( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧…という賞で、事実、ナッシュ均衡(≒全員が自分の最大の利益になるように行動しても、逆に全然アカンな大失敗の結果になることもある…的な数学的モデル)のジョン・ナッシュ(確かトイレでホ○セックスか何かしてランド研究所を首になったイケてる天才)みたいな経済の専門家とはやや違う人でも取れてます。重要な事は「実践して、結果が出ている理論」だけ受賞…という徹底してプラグマティズムっぽい事です。
今回の「自然実験」というのもワイらが普通に「政策評価モデル」と呼んでるヤツで、たとえば市電(≒新世代路面電車)を通した時の環境負荷や経済的効果について、通していない似たような規模と環境の他の街との比較で研究評価する…とかいうヤツです。ある変化(インフラ整備や法整備など)を行ったことで、変化を行っていない他の地域との比較ができるようになり、その結果判定ができるようになるという事を理論化したものだろうと思われます。
日本では特に地震災害で使われ、地震によって被害を受け、その結果の復興事業でより強靱に、そしてより弱者救済などの社会的効用を高めるインフラ整備と環境負荷・経済効果などを評価するものです。ワイが見たことのあるのは東日本大震災の原発被害の正確な判定評価のために熊本地震などとの比較を行ったレポートでした。こういうのは原発事故の悪影響の客観的評価に必要な大切なもので、アセスメントの方法の確立と演繹があって始めて予算と復興が可能になるからです。いわゆるビルド・バック・ベターのことです。なので今回の受賞自体は特に違和感もないのですが、しかし受賞内容が労働最低賃金の効用については…
( ̄д ̄)エー??
…と思わなくもないです。まだ速報で詳細全然分からないのですが、労働者の最低賃金を高く設定したら、一般にいわれてるのとは逆に経済効果が高まったという事を比較検討した政策評価が受賞したようです。普通は労働者の最低賃金を上げると中小企業は負担が増えて雇用できる人の数が減り、逆に失業率が上がるといわれているのですが、そうでもないという事のようでした。しかしこの理屈通りに苦しんでいる韓国(→この数年で事実上、労働最低賃金は二倍近くになった)の事をよく知ってる我らとしては、韓国人がその事で「金持ちになった!ハッピーニダ( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧」という話を「全く聞かない」ことから「なんか違うんじゃね??」という苦苦しい思いでいっぱいです。
勿論、韓国のやり方が間違えていて、米国のやり方を導入すれば韓国でも日本でもどこでも必ず成功するというのでしたら、ワイが間違えていたのでそのときには今回の三受賞者の先生方に謝罪するつもりでいます。しかしたとえばアインシュタインの一般相対論が米国での観測で通用し、韓国での観察では違う結果になった…というのであればもはやそんなのは一般法則とは言わないような気がするんですよね( ・ั﹏・ั)?
なので受賞理由についてはやや疑問を感じているワイです。つまり「労働者を助けようとしている現在の米国民主党を影から後押しする」かのような恣意的な受賞…と思えなくもないという、意地の悪い言い方をしてみました。
ワイとしては、米国の貧困層が多く住む地域(≒黒人が多く住む街)で導入された教育バウチャー制度によって、該当地域の教育水準が劇的に向上した…という政策アセスメントが受賞するのではないか?…と常々思っていたのですが、違いましたね(爆)
この話は麻薬、失業、家庭崩壊と犯罪率激増の南部の主に黒人貧困層の居住地域で、満足に教育を受ける環境さえ整わない子どもたちに試験的に導入された幾つかのインセンティブ付き政策で、それまで高校卒業率が3割に満たなかった同地域で倍以上の六割が高卒資格を持てるようになり、何人もが大学に入学できるほど状況が改善したという話です。
この問題は非常に重要で、米国ではよく言われている『ベル・カーブ問題』という極めてセンシティブな内容に絡んでくるからです。要するに偏差値・知能指数の分布で、中央値が一番高い(偏差値でいうなら50ということ)、そしてより高い方も、より低い方も暫時減少していく…という例のアレです。偏差値の分布が釣り鐘上になることから俗にベル・カーブと呼ばれます。
この時、米国で言われる事は日本人と中国人はこの知能指数の分布で(白人などよりも)高い105程度の結果を出す反面、黒人は98程度と「低い」という事が言われます。つまりこれは「知能指数は人種によって異なり、黒人は低い」というために使われる内容でした(非常に刺激的でしょ、これ…(゚д゚)!?
ワイら日本人からすれば、知能指数が平均値よりも遥かに高いからといって「白人が日本人の事を優秀人種と評価してくれたことはない」という事や、人種の生まれながらの格差よりも、教育水準は生活水準・所得水準との関連性の方が密接にあるのではないか?…という反論もあり、これを政策評価する事が求められていました。その結果の教育バウチャー制度なので、人種問題を一蹴したこのアセスメントに対して受賞があるのではないか?…と思っていたのですが、スカりました(爆)
もしかしたらこの教育バウチャー制度を言い出したのが新自由主義者のフリードマンなので、「新自由主義に対する反感」があって受賞を逃したのかも知れませんね。
カネを賭けなくてよかったです…(๑¯ω¯๑)
ノーベル経済学賞は「世界を苦しめる貧困から全人類を救う」というのがテーマなので、この視点から見るとおもろいと思います。これが実際に出来たときには受賞に近づくということです。「資源の最適化」…このキーワードなのでしょうね、ノーベル経済学賞は。
※ ※ ※
【補足】
ちな、10/11は「ロリの日」なのだそうです…( ・᷄д・᷅ )??
10/11は「loli」と見えることから急遽、ロリの日になったらしいですが、出処が中国らしく「こんなすげぇ自由で天才的なアイディア出るのに、独裁国家のままだなんてホントもったいない…(:_;)」と思いました(爆)。
ちな、この日はまた「女子児童に対する差別と暴力の撤廃を呼びかける国際ガールズ・デー」でもあるらしく、「こんな日にロリの日ぶつけてくるなんて、さすが中国人、ますます尊敬しちゃう(爆死)」と思わなくもないです。
でもだからといって、中国人にノーベル賞をあげるわけにはいかないのでしょうね(爆)。ポリコレってる時代ですからね…(^o^;)
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