ノーベル賞をカネとコネで考えてみた←旧大陸っぽい、現代の知的新貴族階級の成立について…m(_ _)m
ノーベル賞の時期ですね…(*´ω`*)
今日、物理学賞で真鍋淑郎さんという方が受賞されたという事を知りました。おめでとうございます。日本人として誇りに思います(ちな、ワイ、本当はガミラス星人なんですが…汗)。受賞理由が地球環境の気候変動問題に対する数学的・力学的な温暖化モデルの提唱者の一人だったからということのようです。ノーベル物理学賞に地球環境保護というのは正直、かなり異質な感じを受けています。
どちらかというとノーベル賞は純粋な理論よりもより
つまり困惑しています(爆)。
個人的に気になるのは今年の医学生理学賞で、今日の段階ではまだ分からないのですが、新コロワクチンの一つrnaワクチンの基礎概念と技術の確立に尽力したハンガリー人女性のカタリン・カリコ教授のような気がしないでもありません。ハンガリー人は昔からイカれた天才が多く出る国の一つなので、rnaワクチンみたいな「すげぇ…(゚A゚;)ゴクリ」みたいなのを生み出す脳みそ持っていても不思議ではありませんが、彼女は何度もクビを切られたり、女性だという事で冷遇されたりと「まさにポリコレが好きそうな」人生であることも受賞に手が届きそうな予感をさせる人物ではありますね。
ちな、彼女はワイらもお世話になっているファイザー製新コロワクチンの開発元の独バイオンテックの副社長だそうで、このバイオンテックの社長がトルコからドイツに移民した、これまたイカれた天才科学者夫婦というのだから、こりゃ、
ま、そんなものなのでしょう…( -_-)🍵~ フゥ
今年ダメでもいずれは受賞できそうな方々ですね…
○ノーベル賞をカネで考えてみる…m(_ _)m
さて、全ての事象をカネで考える我らなので、ここでノーベル賞についてもカネで考えてみたいと思います。
ノーベル賞を受賞している国には偏りがあります。主に先進国です。これを更に詳しく見てみると、当初は欧米人だらけ。その後、日本人など有色人種が、そして女性が受賞するようになっていきました。この歴史的展開を差別だというのは簡単ですが、むしろ設立当初は「
例えば、ビタミンの発見者とされる鈴木梅太郎博士は明治期に日本で最初にノーベル賞を取れたのではないか?と言われるほどの人物ですが、なんかいろいろとあったらしく結局は奪れませんでした。しかしより重要な事は、鈴木梅太郎本人がノーベル賞を奪れなくて死ぬほど悔しがった…という話を聞かないことです。ということは昔は「よくある賞の一つ」に過ぎなかったということなのではないでしょうか?
当時の欧州で最も権威ある賞はフランスのレジオン・ド・ヌールであることは間違いなく、今でも最高権威の一つです。なにしろナポレオンによって制定された由緒正しい賞ですから(なお、レジオン・ド・ヌールの外国人受賞者約1500人のうち、一割弱は日本人です…m(_ _)m
ということはノーベル賞は「自らを権威付けしていった」という事だと思われます。そこで改めて受賞者の国籍構成を見てみると、一つの事に気づきます。
「知的財産を多く持つ国」〜他の国に技術や特許をパクられる「パクられ元の国々」という事です。
たとえば知的財産使用料収支で黒字の国を上から順にあげていくと、米国・ドイツ・日本・英国・スイス・デンマーク・フランス…の順番で、かなりの確率でノーベル賞受賞者が出ている国ばかりです。これらの知財は主に自動車などの領域が多く(米国を除く)、直接ノーベル賞とは関係はないのですが、「知財ホルダー国からほぼ全ての受賞者が出る」とは言えそうです。
つまり「そういう事」です…m(_ _)m
ノーベル賞は科学の分野において発見・開発を推進した人たちの功績を賛えていますが、これは逆に研究者の権利保護を主眼としていると考えるべきと思われます。そのため受賞によりカネと名誉が与えられた後、彼らの研究は民間企業などに活用されたり、逆に民間での研究開発により受賞が決まったりしています。
これによりノーベル賞受賞の周辺関係者(製薬会社や研究機関などの民間)が知財で潤う。その過程で研究所の中で人材の交流が進み、彼らが次々と受賞しては他の研究者がそのツテを使って受賞していき、このコネの連鎖によって(研究所や企業などが)潤い、さらなる人材の発掘と研究の深化が見られる…ということです。
こうしてノーベル賞受賞により世界中の研究機関と研究者が国境・人種を超えて横の繋がりを持ち、それぞれが知財を確保してカネを押さえると共に強力なコネを構築していくという構造が、ひいては(このカネとコネの構造元となる)ノーベル賞の権威を飛躍的に高めていった…と考えるのが妥当と思われます。
○想定される日本のノーベル賞受賞者増強計画〜ガイジンに門戸を開く←一択
そこで「じゃ、どうやったらノーベル賞を取れるようになるのか?」です。もともと裾野が狭いノーベル賞は欧米人の狭い領域の研究者に限られていた可能性があります。ここに一人、白人でもないのにグイグイと食い込んでいった国があります。日本です。
日本は戦後しばらくの間、殆どノーベル賞が奪れませんでした。当時の日本は「他国の技術をパクって経済大国になった」的に言われていたほどです。そのため1980年代から国家として「ノーベル賞受賞者を増やす」という中長期的なプランを立てたようです。しかし日本国がカネをノーベル賞選定者にばらまいて押し込んでもらった…というのはちょっと考えにくいと思われます。
というのも、受賞者の多くが全然愛国的な人たちではないばかりか政府や政策に批判的だったり、某受賞者のように「日本のクソ社会はカネくれないからLEDライトでみんな撃ち殺してやる(怒)」的な発言や、某受賞者のように「安倍のバカ(笑)」というような感じで、もし国がカネ撒いて受賞させてやってるのならば、彼らのこの言動は「ありえない」からです。
そこでどうしたか?…なのですが、結果として見えてきたことは「日本の研究機関〜特に大学院などを世界に開く」という事でした。たとえば筑波大学のようなより高度な研究機関をもつ学園都市の構築や、各大学に外国人をバンバン入れるようにしたということです。東大大学院は約四割が外国人で、先進国・途上国・男女を問わずにガンガン放り込んでいます。こうして「研究者同士の横の繋がり」を作り、カネは日本国民のカネをぶっこんで研究させるわけです。
無論、日本人が海外に行って研究するのも当然ですが、海外からしたら「ワイらの国でガイジンばかりが利益を得るのはどうなのよ?」的な不満には十分答えられるようになりました。しかし研究者同士の繋がり〜コネは何より大事です。ノーベル賞受賞者にコネを持つことは日本人の研究成果をより多く、より広く、より公平に(つまりパクられたり潰されたりせずに)広めることが可能になります。またノーベル賞が取れそうな人たちを「青田買い」することも超重要で、「友人」が受賞した時には…
「今度はワイを…σ(゚∀゚ )」…的な事を期待するのは当然でしょう。
そういうことです。こうしてコネがコネを作り出し、人種・国籍を超えた「ノーベル賞を中心に据えたエリートの横の繋がり」ができるわけです。これはもはや国家を超えた存在です。しかも彼らの研究によって生み出される商品は莫大な価値はカネを生み出すのです。カネとコネを持った多国籍上級国民〜いわば「現代の知的エリート貴族層」の成立です。彼らは結構排他的で、国家や一企業に対して対抗できるだけの存在に成長しています。当然です。カネとコネがある貴族たちであり、結束した時の強さは国家を超える存在足り得るでしょう。この「エリートのサロン」を作り出し、エリートに食い込むことが出来た事が日本政府の功績だったかもしれません。
でも「これって日本国にとって何か得るものあるの(?_?)」…ですが、
「ありまぁ〜す(by小保方晴子)」
彼らの研究を「商品化する」という莫大なメリットです。IPS細胞の山中教授は「自分の開発が全人類にとって役立つことを願う」とはよく言っていますが、「タダで」と言ったことは一度もありません。彼は研究費が民主党のせいで底を尽き、挫折しかけた経験もある人物です。こんな彼が国を信頼していないとしても当然で、自分の研究がカネになることで彼の研究分野の拡大と将来の人材育成の費用を捻出できるのだから「タダで」くれてやるはずはないでしょう。他方、山中教授の研究開発技術を応用した製品が続々と開発されれば、企業としては莫大な利益が狙えるということですし、「ワイ、全然バカ(´・ω・`)」でも株価上昇を狙って株を買い込める…という「裾野の広さ」があったりするわけですよ(^m^)
理研なんか、そんな事企んでるんでしょ?(爆死
理研だけに利権…(オヤジギャグ…窒息死)
純粋な物理学領域などでもそうで、パッと見、カネにはならない研究(宇宙物理学など)もありますが、これも「その分野の技術開発を促す」事に貢献できれば結局は同じことです。今回の地球環境温暖化の数値モデルの確立は、地球環境へと世界を(つまり産業全般を)シフトさせる成長ドライバーの役割を果たし、この結果、多くの産業成果(≒カネ)を生み出すことができるからです。こうした間接的な影響力も見逃せないでしょうし、そうした研究者も「特別顧問」などの形で招聘される可能性があります。当然、コネが生まれるわけです(^m^)
この辺のあざとさが、純粋かつ真面目に研究を楽しんでいる人たちが受賞するイグ・ノーベル賞とは違うところです。
つまり、もしノーベル賞を増やしたいのならば、世界中から研究者を集める「良い研究環境」を莫大な費用をかけて整備し、自国の産業育成にフィードバックするのと同時に世界中に門戸を開いてチャンスを与え、彼らのコネにタカリ、彼らの研究結果を支援することで「おこぼれを拾う」かのように製品化して(民間が)利益を得る構造を構築すべきということです。その結果、国家が知財ホルダー化し、権利保護と技術保護を可能とする環境整備が整い、潤う…ということです。要は「カネ」と「コネ」の話だったということです。
現在では、中華人民共和国が同じことやってますですね…(´・д・`)
よって中国は今後20年くらいたったら急激にノーベル賞受賞者が増える可能性があります。日本と同じことをやっているからです。結局、ワイら「頭の悪い庶民」はノーベルエリートたちの「おこぼれ」に預かるだけの、貴族の馬車の後を追いかけるコジキの子供と同じということです(爆)。
※ ※ ※
勿論、全てがそうとも言えないかも知れません。たとえばノーベル文学賞ですが、「意図がよく分からない」ということもあります。昔は社会改革に良い影響を与えた書籍…ということですが、なんか迷走していてよくわかりません。無名だが人類価値を追求している作家、もしくはカネにならない人を選んでいるみたいですが、いまでは世界中で「村上春樹がとるかどうか?」だけのネタに化けつつあるような気さえしています。
てか、村上春樹、ホント気の毒…┌(_Д_┌ )┐
毎年世界中で騒がれて、その都度、スカっているのだから、もはや全世界によるイジメだろ、こんなの( ・᷄д・᷅ )??
自殺したらどーすんの、ほんとに??
他にもノーベル平和賞などもありますが、こちらは全く理解できないので他の方に譲ります。常に物議を醸していますから、きっと何かがおかしいのでしょう。またノーベル経済学賞に関しては一家言ありますので、こらちもまた別の機会に述べさせていただきたいと思います。
※ ※ ※
要は、ノーベル賞というのはコネとカネを使った現代のエリート生成メカニズムであり、巨大な利権構造に支えられた新貴族階級の構築と、その構築の原動力として自らも権威付けを図ったノーベル賞というメカニズムということでした。まさに旧大陸でよく見かける「セレブ」と呼ばれるエリート構造そのものですね。
奪れなかったからと言って嘆く必要はないかもしれません…( -_-)旦~ フゥ
何しろワイら庶民には「無縁で無関係」だからですよ…┐(´д`)┌ヤレヤレ
※ ※ ※
2023年10月2日補足
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC00013_U1A001C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=169624034
ノーベル生理学・医学賞、mRNAワクチンのカリコ氏らに
このコラムを書いた二年後に新コロワクチンへの道を開いたカタリン・カリコ女史がノーベル賞を受賞しました。思ったよりも早い受賞となりました。全世界で反ワクチン運動や奇妙な陰謀論(DSが世界を征服しようとし、新コロワクチンはエリート左翼たちによる世界支配のための洗脳ツール…などという陰謀説)が渦巻く中での受賞です。ワクチンの副反応などの結果が十二分に検証される前の受賞は、こうした反知性に対する政治的な色彩が強い受賞であったことを暗に想起させます。そうはいってもカリコは物凄く苦労した人生を送り続けてきたので、ワイとしては「受賞おめ(^o^)/」と素直に喜んでいますけどね
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