なんで皆がNHKのことマスゴミっていうのか判った・・・ (;一ω一) ジィー

 あまり批判がましいことをいうべきではないと思うのですが、『NHKスペシャル マネー・ワールド~資本主義の未来~』のシリーズは、本当に雑な内容の酷い番組ですね・・ (;一ω一)

 ギリシアや韓国や中国の問題を全て『借金と利子』の問題で片付けようとしているのには驚いています。破綻する国家は国債と利子で破滅するのではなく、政策の失敗によって破綻するということなのに、です・・・。僕の文章を読んで頂いた皆さんにはすでにおわかりと思いますが。


 あと国債を使った信用創造は『総資産=純資産+負債』の考え方からしても間違いではなく、正しいのです。なにより国の借金ではなく『政府の借金』に過ぎず、しかも『国民の資産』だということが欠落しています。中国が借金だらけでもなんとか今日を生きているのも負債(借入金)の額がデカくなったので、総資産も大きくなり、その結果、資本力が巨大になり耐久力が付いたからです。


 そして借金と利子の問題は、究極、低金利か否かの問題に尽きるというだけのことです。最悪、拙文73話でガミラス帝国がやってのけたようなウルトラC++みたいな離れ業でやり抜けることさえ可能なハズなのに、です。

 なにより、利払い負担の管理をするべきという結論がちゃんと提示されないのであれば単なる反資本主義デマゴーグにしか思えないのですが・・・ (;一ω一) ?


 あと、イスラム銀行が利子を取らないということを言っていますが、実際には難癖つけて利子に相当するものを取り上げてます。実際には売上のバックマージンです。つまり、彼らは銀行でさえ無い、ただの投資ファンドの一種です。

 バックマージンの金額がデカかったり、エラい人たちへの賄賂とかで吸い上げられるくらいなら、低金利の利子を付けたほうがまだマシですよ。あと、ローンなどに関しては完済するまでは『貸し付けている物品の使用料』の明目で利子相当分をふんだくってますしね。根拠不明で、しかも高い・・・。利払いだったら、政策金利や長短金利から適正な数字が割り出せるはずなのに、です。


 そもそも拙文70話の中の『政府紙幣』に関する項目で述べたように、まともに成長している国(←これは日米欧だけでなくギリシアや中国・韓国などもそう。マイナス成長国家は破綻国家で、むしろ数が少ない。なぜならいずれすり減って死滅するから)では通貨の価値が経年劣化するのだから、その分だけでも利子をつけて取り返さなければ通貨の価値それ自体が下落して、結果、超悪性のインフレになるということが判っていないようです・・・(T_T)


 まるで共産主義が素晴らしいかのような酷い番組だった。ソビエトは享年わずか69歳だったというのに・・・。人生100年の時代に、なぜそんなに死に急ぐつもりなんだろうか?? まあ、NHKも自分で稼がず他人からの収奪金で生きていくという意味においては、まさにコミュニストですけどね(呆れ

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