問㊹ 雰囲気(トーン)は統一する? しない?
だいぶこのエッセイも終わりに近付いてきました。
創作に関してだいたいのことは書いたかな、と思います。
もっともアウトラインのようなことばかりですけどね。
他にもにもなにか聞いてみたいこととか、取り上げて欲しいテーマなどあれば、教えてくださいね。
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ということで今回はペンネーム『ワイ・エヌ』さんから頂いたテーマです。
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内容はこんな感じです。
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「作品における雰囲気(トーン)を統一することの賛否について」
私の作品はシリアスなものがほとんどなのですが、緊張感を緩和するようなコメディ場面や、あるいは重い内容だからこそ読みやすいようなライトな文体、というものをいっさい用いていません。
どちらも私にとって苦手であるという以上に、そういった場面や文体を表すと、作品世界への集中が途切れ、没入感が薄れてしまうからです(あくまで個人の意見です)。
しかし一方で、最初から最後まで緊張感が持続すると、肩が凝って重苦しく、読むことがしんどくなる、という意見ももっともだと思います。
そこでみなさんにお聞きしたいのが上の質問です。
A 作品の没入感を持続させるために、雰囲気やトーン、文体に気を使っている。
B あくまで読者にとっての面白さ、エンタメ性、読みやすさが重要なので、雰囲気よりもむしろキャラクターに力を入れている。
選ぶとしたら、あなたはどちらのタイプですかということ。
もう一方の、自分ではないタイプについてどう思いますか、ということ。
皆さんの意見が聞いてみたいです。
(※この質問は丸写しはアレなのでほんの少し変えてます)
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私の場合はですね。
基本的にはAのタイプです。いいかえるとストーリー、文体主導型。
文体的にも、雰囲気的にも、キャラクターを含めて淡々とした感じで話を進めていくものが多いです。ただ文章はごく簡単にしているので難解ではないと思います。想定的にはどの作品も小学校の高学年から上です。
ただ物語そのものはエンターテイメントを重視しています。
まぁ両立を目指しているという感じですね。
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もう一つの質問。自分ではないタイプ、つまりBタイプに関してどう思うか? ですが、積極的に取り入れるべき姿勢だと考えますね。というか実際にそういう人の作品を好んで読んでますね。
なんというか自分にかけているものがある(例えばはっちゃけた面白さ)、そんなところをちょっと分析しながら読んだりします。
まぁ、こんな楽しく書けていいなぁ、なんて思いながら読んでますね。
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うーん。なんか答えがズレてるかもしれませんね。
でもそんな感じです。
それこそ抽象的ですが。
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ま、それはそれとして、こういう話は楽しいですね。
考えることで、自分のスタンスが明確になる。
それが明確になれば、自分に足りないものや、求めていく道標が見えていく気がします。
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偉そうに言うつもりはないのですが、こういうことに真剣に真面目に取り組むというのはいいコトだと思うんです。
このナイショ話にコメントをくれる皆さんもそうです。
私は、そういう風に
「いいものを書きたい」
「楽しませるものを書きたい」
「もっともっと読まれるような作品をかきたい」
そんな思いを持っている人が大好きです。
だからそんな人の作品を読みたいな、といつも思います。
✒
ま、諸所の事情によりちょっと実現できてませんけど……
その辺はホントすみません。
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