問㊲ 盛り上げ方のヒミツとは?
唐突ですが、このナイショ話、ずいぶん積み重なりましたね。
これもひとえに応援を押してくれる方々、多彩なコメントを寄せてくれる方々のおかげです。
改めてみなさま、毎度お付き合いいただき、さらには秘密の話をご披露いただき、ありがとうございます!
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また唐突かもしれませんが、たぶん『問50』あたりで最終回にしようかな、と思い立ちました。今さっき。
キリがいいですからね。
それに初めて終わりが見えましたね。
これでお互いにひと安心です。
それまでになにか楽しそうな話題をさらに積み上げられればいいな、と。
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ということで今回は私なりのサービス回!
宣伝回ではないので、誤解なきよう。
読んだ方はああ、あれね、と思っていただければ。
そうでない方は、ああ、そういう感じね、と思っていただければ。
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さて、私の書いた作品の中で『若君は吸血鬼』というのがあります。
これはテーマよりもエンターテイメント性を前面に出した、自分の中では大きく舵を切った作品でした。
ノホホンとした前半から、後半の転で一気に非日常が出現し、アクションがメインの話に切り替えてあります。
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実はこの後半部分には最初から仕込んでいた構成があります。
それが【エスケープ&チェイス】です。
(たぶんそんな感じだったはず、ラン&ガンではなかったかと)
逃亡と追撃、ですかね。
昔アメリカの作家の本(たぶんディーン・R・クーンツだったかとモダンホラー(古いな……)の人)で、このヒントが書いてあったのです。
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要はピンチが訪れ、逃げて、またピンチが訪れ、の繰り返しです。
それを私なりにアレンジして物語に取り入れました。
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『若君~』の場合はこれを三度入れています。
一度目は学校での襲撃
二度目は教会での追撃
三度目は病院での決戦。
この襲撃、追撃、決戦を最初から構成として仕込んでいました。
ちなみに最初から構成として意識しておくと、結構書きやすいというか、考え方のガイドになりやすいです。
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それからもう一つのポイント、それは三つとも舞台を変えるということです。
学校、教会、病院、これを変えることで話に動きと、変化が出てきます。
戦場を変えているわけですね。
そして戦場ならではの戦い方が出てきます。
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ちなみにこの手法は、アクションに限らず応用が効くのではないかと思います。
例えば積極的に舞台を変えるというのは、飽きないためにも大事なことではないかと。
とはいえ、なんか自作をこんな風に語ると少し痛みを感じますね。
ちょっと鼻が伸びている気がしてなりませんね。
まぁそういう回もあります。
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さて今回の質問です。
みなさんもちょっと面白くなるよ、というアドバイスみたいなものないですか?
あったら是非教えてください!
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