問㊱ 物語のクライマックスとは?
さて、なんだかこのエッセイもイキナリ佳境に入ってきたような気がします。
たぶん物語で一番大事なクライマックスシーンの話です。
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もちろんジャンルによってクライマックスシーンは異なりますよね。
バトルものであれば大ボスとの決戦。
推理ものであれば華麗な謎解き。
ミステリーであれば意外な種明かし。
恋愛ものであれば想いが通じ合う瞬間。
ギャグであれば大一番のネタ。
なんて様々ですね。
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だがどのジャンルにせよ、要は読み手が盛り上がっているのが大事だと思うわけです。
どうなるんだろう?
続きを読みたい!
オチが予想できたとしてもやっぱりこの目で確かめたい。
読み手として、こんな感情があると思うんです。
ということはクライマックスまでに読み手にこんな風に思ってもらう必要があるということ。
そしてクライマックスではちゃんとこの要望に応えていること。
これが何より大事だと思うわけです。
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ということで、ココからはもう私の考え方ですね。
どういう思考を持って作品を作るか?
そんな話をしていきます。
✒
さて、クライマックスには何が必要なのか?
何をもって盛り上がりとするのか?
とまぁ私なりに考えだすわけですね。
ウィスキーの力を借りながら、ムムムと考えるわけです。
✒
で、出した結論は『煮詰まった状態』になっているということ。
まず何よりも感情的なものが煮詰まっているということ。
状況がまた煮詰まっているという事。
そしてこの状況が主人公以外に打破できない状態である事。
それこそが山場、クライマックスなのではないかと。そしてこの状況に、主人公が何らかの行動を起こすことで、状況が劇的に好転する。
たぶん私の求めるクライマックスとはそういうモノではないか?
書き手はもちろん、読み手もまた、期待を満足させてくれる、それこそがカタルシス的な何かではないかと。
✒
ムムム。
ちよっとまた抽象的になりましたね。
でも私の書いてきた作品はたしかにクライマックスまでいろいろと煮詰めているのです。
キャラクター感情とか、取り巻く状況とか。
もう宣伝は放棄してますので、今回は特に書きませんが、読んだ方はフムフムと思っていただけるかもしれません。
✒
まぁ何が言いたかったかのか振り返ると、そういう意識や意図をもって書くのも効果的ですよ、とまぁそれだけです。
✒
ということで恒例の質問です。
上記はあくまで私の場合。
みなさんの考えるクライマックスの理想ってなんでしょう?
ジャンルごとに様々な意見が聞いてみたいですね!
ぜひ、いろんなコメントをお願い致します!
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