応援コメント

問⑭ 悪役の正しい在り方とは?」への応援コメント

  • 悪役というか、対比としてしか書けず…。
    思いっきり頭のおかしい人は歴史の人物から拝借しましたが、それぐらいしか悪役を書いた事がないです(汗)
    本当に難しいので、皆様のコメントで勉強します!

    作者からの返信

    悪役ってやっぱり書くの難しいんですよ。
    みんな根が善人だから。
    それだけに悪役ってのは不思議と人気が出るもんなんですよね(笑)

  • 私が悪役を書くとなると、もうキ◯ガイみたいなキャラクターにしかできません。アドラメレクの悪魔がそうです。
    本文中に名前の出ていた3人の悪役、みなさんすごく憎たらしくて魅力的でした。私、かなり鼻息荒く毒づいた記憶があります(恥)
    アトランティスの大塚みたいな悪役を書いてみたいです。本当に憎たらしいんだけど、ちょこっとだけ憐れみを感じさせるような。カッコ良くはないけど、あれはいい悪役だったなぁ……と思うのです。

    作者からの返信

    アドラメレクはきちんとした悪役でしたね。
    もっとも大友先生との対決が最初に読んでいたせいか、より印象的になりました。その悪いヤツっぷりが。
    アトランティスの大塚みたいな小物感漂うキャラは書いていて楽しいですね。霧野さんも同じと思いますが、あとでとっちめてやろうと思いつつ、悪い子ぶりを重ねていく感じですね(笑)


  • 編集済

    「ストーリー内での悪役をどう作るか」ということとは少し違う話かもしれませんが……

    浦沢直樹先生の作品では、純粋な『悪』を描こうとしているように感じます。『20世紀少年』のともだちとか、『monster』のヨハンとか。
    理屈じゃ説明できない、共感もできない、『悪』としか言いようのない悪役。
    『20世紀少年』を「ともだちの正体を追うミステリ」として捉えると動機とか納得しづらい気がする(賛否両論でしたね)んですが、ただただ「正義と悪の対立の話」と見れば割と腑に落ちるような。

    悪「役」を魅力的に書けたら良いですよね。
    『北斗の拳』だと、ラオウは人気ですね。敵なりに信念とかあると良いのかも。悪なりの『正義』というか。

    作者からの返信

    陽澄さん、こんばんは!
    通常の思考とは相いれない『悪』というのは現代ならではと思いますね。ミステリーなんかも昔は動機とか怨恨とかで推理するものが多かった思いますが、今は動機なきシリアルキラーとかプロファイルが主流のような気がしますね。
    これはもう理解できないがゆえに、純粋に悪になりえるんですよね。

    ラオウをはじめ、魅力的な悪役というのもたくさんいるんですよね。そういうのを考えついてみたいものです。

  • 悪役・宿敵・ライバル。
    自分は最近ようやくその重要性に気がつき始めたところです。

    初長編が完結まで走り抜ける事ができたのも、今思えばシンプルにラスボスを倒す物語だったからでした。

    今書きかけている話が詰まり気味だったのですが、敵がいないからだと気付くのにずいぶんかかりましたね。
    正確には敵は設定してましたが敵になっていなかったというか。
    (はっきり言ってしまえば追放ざまぁ系)

    なので今、ちょっと「敵」を考え直しているところです。

    作者からの返信

    悪役が締まると物語の面白さが増しますよね。
    倒しがいのある敵というのは物語の厚みにも関係しますし。

    私も敵の造詣にはすごく苦労します。やっぱり難しいんですよね。ただのサイコパスみたいな悪人というのもなんか違うと思いますしね。

  • 悪の美学ですかね。
    偉いやつは偉くあって欲しいみたいな?
    死ぬ時まで偉いままでいて欲しいみたいな。

    優しい魔王とか、魔王(絶体に殺さない)とか、最近多くてゲンナリするな~ってのあります。

    全面的に同意です。
    主人公に相対する存在は対極のままであってほしい。

    作者からの返信

    そうです。アクの美学。
    これは悪役には大事だと思うんですよね。
    正義の味方の魔王とか優しい魔王とか、それはもう魔王じゃないし、となりますね。
    カッコいい悪役はそんな属性がなくても十分に魅力的になるはずですよね!

  • 最近は現実の「悪」がフィクションを凌駕している気がします。トランプ大統領は「悪人」とはいえないかもしれませんが、数年前誰がこんなぶっ飛んだ大統領を想像出来たかと思うと…。だから私は今はひたすらニュースや現実を見て小説を書く参考にしています…。

    作者からの返信

    rainyさん、こんばんは。
    コメントありがとうございます!

    トランプ大統領もそうですが、悪とか善とかを評価するのは難しいものですね。それでなくともアメリカはしょっちゅう戦争起こしている国なわけですし。
    現実に起こっていることもまた未来での評価が変わることもあります。でもそれを思い出すにはやっぱり当時のことをちゃんと覚えていることが必要かなと思いますね。

    とにかく単純に善と悪で片付けられる状況というのは昔のことになりつつあるような気がしました。。

  •  悪役というと言葉が悪いですが。

     物語は対立を描くものです。みんなが平和を願い、そんなキャラクターしか登場しないなら、それは物語にはならないでしょう。

     つまり、対立者です。キャラとキャラの対立、設定とキャラの対立、設定とストーリーとの対立もあり得ますね。

     物語に主人公がいれば、それとまったく逆の価値観、論法、行動をとる対立者を置きます。悪役なら、ラストで、もう「すっきりしたー!」と読者が満足するくらいに、見事にやられてくれる悪い奴が要りますね。で、ぼく、そういうキャラクターあまり書いたことありません。
     しいていうなら、『ときめき☆ハルマゲドン』という作品のロレックスというキャラクターだけです。彼は見事にやられてくれました。いい仕事してくれたなぁと思ってます。

    作者からの返信

    悪役というより対立者、しかもいろんな意味での対立、興味深い考え方ですね。
    単純な悪役に関しては、ジブリとかでも毎度しっかり出しているのが気になるところですね。物語の良さのひとつのキーになっているのは間違いないと思うんですね。某赤い彗星とかも。
    まぁ物語全てに必要とは思いませんが、なにかそういうスパイス的な存在はうまく作れるといいなぁと思ってます。

  • 悪役は難しいですよね(; ・`д・´)
    今回も皆様のコメント、勉強になりました~!(*´▽`*)
    ストーリーによっては、主人公と同じくらい考えて印象に残るキャラにしないといけないと思います……。

    自作だと小説の書きたいテイストによって、「魅力ある(といいなぁ)悪役」だったり、「やられ役としての悪役」だったり、小説内での悪役の重要度も違っているな、と思います(*´▽`*)

    作者からの返信

    綾束さん、こんばんは。
    悪役っていうのはストーリーによってはまるで必要なかったりもするんですよね(笑)
    でも魅力的な悪役が出てくるものは、やっぱりみんな好きなのかな、とも思いましたね。なんと言ってもいいスパイスになりますからね。
    でもやっぱりお手本はジ〇リの作品に出てくるような悪役かもしれないな、としみじみ思います。

  • そう言われれば、悪役はあまり意識したことがなかったです。
    ただ、好きなパターンは主人公との戦いに負けた悪役が、利害関係の一致から主人公に協力するやつ。
    これは燃えます。

    作者からの返信

    波里さんの、祓ってポンでは強烈な教師が出てましたよね。
    ああいう悪役らしい悪役というのが好みです。
    悪役が輝くほど共闘では燃えますね。

  • 悪役と言うのに相応しい悪役を作ったのは、『Aya、孤高の黒龍』が初めてです。その前のファンタジー、『醒なる美舞~』では、異種格闘技の他、五芒星の力他で、自然界が敵だったり、新興宗教が敵だったり、母親だったりしました。ちょっと、ズレていますね。(;^_^A。
    それで、ナイショ話に今からですが、お邪魔させてくださいね。^^;;

    作者からの返信

    悪役はいつでも難しいですね。
    でも悪役をはっきりさせると、主役がより輝くというのも確かだと思います。
    ではどうやって悪役を書くのか?
    たぶんましろさんも明確な悪役のイメージが出来ないんだと思います。
    ということでアドバイス。
    実生活でもそうですが、一番厄介なのは理不尽という奴だと思います。
    これこそが敵役の大事な条件ではと思います。

  • 魅力的な悪役、確かに難しいですね。
    自分は悪役を書くのが苦手です。けどいつかコメント欄で大バッシングを受ける、嫌われ者の権化のような悪役を書ければと思っています。
    実力不足の為全然書き方が分からないのですが、単純に残忍だったり酷い事をするだけでなく、見ている人がムカついて仕方が無い、こいつがやられるところを見てスカッとしたいと思ってくれるような悪役が理想です。

    だけど難しいんですよね。
    単に主人公の敵になるだけでは、読んでいる側はそこまで嫌ってはくれないでしょうし。やる事の度が過ぎると下手をすれば作品全体の雰囲気が暗くなってしまいそうですし。
    ひた向きに頑張る主人公や正義の味方を描くよりも、よほど難易度が高いのかもしれません。

    作者からの返信

    悪役は難しいですよね。
    単純に犯罪者的というだけではちょっと深みにかけるというか、主人公との絡みや接点が少なくなるんですよね。かといって絡むとむやみにひどい人間には出来なかったり。
    ということで無月さんの抱える悩みは私の悩みでもあるんです。
    悪に突っ走る、魅力的な悪いヤツ。
    こんな奴が欲しいですね。

  • なんかね、悪役って書くの苦手なんですよね。
    悪役には悪役なりの正義があって、それに基づいて行動しているだけで、そいつもふたを開けて見るとそんなに悪い奴じゃない……っていう書き方をしてしまう。
    だからひょんなことで仲間になってしまったり、敵同士なのに心が通じ合ってしまったり、そういう事が発生しちゃう。
    これじゃダメなんですけどね。
    そこら辺が如月の甘さなんだろうなと思います、ハイ。

    作者からの返信

    悪役って難しいんですよね。
    不要な場合もあるんですけど、いれると意外に生き生きと動き出したりもして。
    そういえばモノノ怪も悪役らしい悪役は登場してないんですよね。ちとストーリーが詰まり気味なので悪役の投入もありかも、なんて考えたりしてます。
    でもやっぱり難しい、ほら、私も如月さんも根が善人ですからね!

  • 昔よく、あなたのお話には悪人が登場しない、と言われました。ここでいう悪人とは、今回の主旨である悪役とはニュアンスが違いますけど、それでもやっぱり私は悪役を書くのがあまり得意ではないな、と思ってました。

    魅力的な悪役って、難しいです。私も簡単に改心してしまうような中途半端な悪役は書きたくないですけど、あんまり極端に走ると今度は嘘くさくなっていきそうで。これもまたキャラクターの厚みの話になるんですけど、悪役の場合はさらに難しいです。

    大量虐殺の実行者が家に帰ったら普通のお父さん、みたいな人物も書いてみたいなーと思ったりもします。そういう紙一重な感じに魅かれます。主人公にとってはものすごく扱いにくい悪役でしょうけど。

    作者からの返信

    悪役って考え出すと難しいんですよね。でもなんとか物語に放り込みたいキャラでもあります。
    昔の悪役は家庭事情なんて考慮しなくても良かったんでしょうが、今はそのあたりのリアリティも求められている気がしますよね。
    そもそも善悪を区切ること自体が間違い、というような風潮もありますからね。
    そこらへん、ジブリの悪役の造詣なんかはほんと素晴らしいです。

  • 悪役について取り扱った作品としては、万引きGメンの話を書きました。万引き犯対万引きGメンの話ですが、パッと見たら正義対悪に見えるかと思います。

    が、この作品では、『勧善懲悪』と『ご都合主義』を省きました。いわゆるヒーローが悪役を倒すという流れではないようにしました。

    おかげでプロットが何枚もなりましたが、単に悪役を倒すというものより、ドラマ的に私の中では盛り上がった感じがします(^-^)

    それ以外は、あまり意識していません(^_^;)多分、悪役というのに対してはあまり深く考えてこなかったせいもあるかもしれません。

    作者からの返信

    ミステリーとか現代ドラマではとにかく悪役の配置は難しいと思いますね。殺人事件だってそこに至るまでは、やむを得ない、人間的に納得できる事情なんかもあったりするでしょうし。
    勧善懲悪もご都合主義もリアリティという点ではおとぎ話のようなものですからね。
    ……と書いてて気づきました。
    たぶん私はおとぎ話を書きたいんだと思います。
    書いてきたのもそう。現代を舞台にしたおとぎ話。
    これは新たな切り口でまたテーマに出来そうです。

  • 悪役……基本、出てこないですねえ。
    ついでに言えば、ヒーローらしいヒーローも出てこないです。

    善悪がはっきりしている話がそもそも好みじゃないですし、やるなら主役サイドにいかに悪の要素を持たせるかの方が燃えますね(笑)
    あと、単純にイヤな感じの台詞とか行動って思いつかないです^^; 白昼夢(WFの外伝)の意地悪な先輩くらいが関の山……。

    ひろく主人公と敵対関係にあるキャラクターという意味では出てきますけど、あまり個性は持たせないか、状況で敵対してるだけという感じが多いですね。敵=悪人であることはまずないです。
    そういう風に書こうと思ったことさえないですね。個人的にはリアリティを感じられないので面白くないんです。読むときは別に気にならないのですが……。

    作者からの返信

    沙倉さんの作品、たしかに明確的な悪の定義ないかもしれませんね。陣営が対立しているという構図でも、とくに悪という要素は薄いかもしれませんね。
    おそらく困難な状況の中で主人公がどう立ち向かうのか? に主眼が置かれるからでしょうか?
    そういう設定からすれば、イデオロギー的に悪の要素があっても、主人公の状況にはさほど意味を成しませんからね。理由はどうあれ、戦場はすでに発生しているという感じでしょうか。
    たしかにそれが今のリアルな状況であり、感性でしょうね。
    明確な悪役が出ると、そこにどうしてもファンタジー的な要素が入りますからね。

  • 嫌らしい悪役をカクしてるのを読むと盛り上がるのはたしか。真似したいけど難しいですね。

    作者からの返信

    悪役かくのは妙に楽しいのは確かです。
    どうやって主人公を困らせようかと、悪役と共に『悪だくみ』をしているような(笑)
    それがジーナに見つかってつい照れちゃう、そんな感じです。

  • 現代では、悪役が主役となるスピンオフもあるので、一概に悪いイメージだけを植え付けるのは難しくなってきてるなぁと感じます。
    主人公とそれに相反する者、どちらも成長させていくような中身ですと、作品全体を長く愛してもらえそうでしょうか☆
    愛宕には創造でき得ない世界ではありますが。

    作者からの返信

    悪役の扱いも多様化してきましたよね。
    スピンオフが出来るのはそれだけキャラクターとして魅力があるからなんでしょうね。それに今は暴力的解決が好まれない時代ではありますし、そういう中で暴力的解決だけが唯一の方法になるともあるでしょうし、そんな妙な需要もあるのかもしれません。
    でもなんか楽しそうですよね、悪だくみ、みたいなのをしている悪役って(笑)

  • 悪役というのも色々ありまして、勧善懲悪の時代劇に出てくる悪代官のような、主人公にやられるために存在するベタなキャラから、バイキンマンのように永遠に敵対し続ける、冷静に考えるとちょっと恐ろしいキャラも居たり。
    主人公とは立っている場所が違っていたというだけの、某赤い彗星さんなども居ます。

    主人公の魅力を引き出す好敵手という意味合いのようなので、そういう意味でこれらの敵役たちの共通点を探しますと「ブレない」ということでしょうか。

    一貫してお金が大好き、とか。
    周りの人がちょっと困るイタズラが大好き、とか。
    父親の仇への復讐と、宿命のライバルへの意趣返ししか眼中にない、とか。

    これが簡単に会心したりしないから、気高い敵というものになるのではいかと思います。
    主人公はあの手この手で敵役をこらしめたりしますけれども、なかなか思い通りにはいきません。

    その過程と結末に、読み手は興味を持ち、期待をするものと思います。


    そういった敵役の傍らに(或いは別に)節操のない敵役というのが居たりすると、より一層に本来の敵役が引き立ちますね。

    作者からの返信

    某赤い彗星さんもかっこいい悪役ですよね。
    彼について語りだすとこれまた長くなりそうなので割愛せざるを得ませんが(笑)
    そして悪役の要素としてブレないというのは大事ですよね。ちゃんと一本の道を貫いてほしいですよね。たとえ後で仲間になったとしても、強さへのこだわりが大事、というようなことですよね。
    節操のない敵というのも確かにいいわき役になりますね。
    某ナウ〇カとか某ラピ〇タなんかもいい悪役達が用意されてますよね。

    編集済

  • 編集済

    悪役らしい悪役、という考え方で配置することはあまりないですねぇ。
    短いプロットで描き切れない、漫画的な記号としての「悪役」が必要という状況くらいでしか!

    自分で理想とする悪役というと。
    ダークファンタジーで人間vsゴブリンの侵攻を描いた「人間兵器のグロワール」にて登場させた、敵将グランが私の考える悪役に近い。
    立場や主義主張が違う、手を抜かない慢心しない侮れない隣人。

    異世界で他種族の殺し合いですから、その点は何の憂いもなく書き切れたので良かった。生き様として人間とは相容れない種族だったので、その点は楽に尖らせることが出来ました。

    同種族、同じ人間同士となると立場からの起因とは別に「欲」を意識して描いています。合理的にすんなりと、お利口さんに考えれば到底取らない選択肢を「己の欲」を優先して、かつ仕事として成立するくらいしっかりと押し通させる。

    主人公サイドが「義憤」とか「善行」とか、守りたいもののための「欲」を軸にしますので、対立構図としても「我欲」に貪欲なタイプ。他人を食い物にしてでも自分の「欲」を選ぶのが悪役かなぁと思っています。

    そして悪役の在り方と同じく重要なのが「退場の仕方」なのかなぁと。
    いくら悪どい相手でも畜生に墜ちた手段で退場させて良いのか。かと言って格好良いニヒルな感じで退場させても良いのか。

    匙加減が難しい……。

    作者からの返信

    欲を押し通す悪役、これもすごく悪役の香りがしますね。
    草詩さんもいろいろとキャラクターに関して考察されているのが伝わりますね。きっとストーリーに即した、最大限に物語の面白さを引き出すようなキャラクター作りと配役、なんてのを考えてるんだろうな、と思いました。
    キャラクターもそれこそ無限のバリエーションがあるはずですが、一人で考え出すにはどうしても限りがあります。今回のテーマはいろんな方のアプローチが読めてとても楽しませていただいてます。
    みなさんもそうであればいいな、と思いつつ。


  • 編集済

    悪役を書くのは本当に難しいと思います。単純に「嫌なやつ」ではダメというか、読者が恐怖を感じるレベルがほしい。それこそジョジョにおけるディオくらいの悪の象徴っぽいのがいいですよね。

    ただ、異世界ファンタジーでこそ「魔王」の存在は許されるものの、現代社会において「絶対悪」ってなかなか生まれないですよね。無理やり動機を作ろうとすれば話が長くなり、リズムを損ねたりします。

    なので話の流れによっては無理に悪役を立てる必要はないと思いますが、出すなら主人公のライバルとして話の早いうちに登場させ、極端に変貌させるか、一見良い人に見せて実はサイコ○ス(もしくはAIのような機械的なもの)か、後半突如出てくるエイリアンか、パターンは限られてくる気がします。
    そしてそれぞれ、話の長さと密接に関係してきます。

    作者からの返信

    ディオはいいですよね。なんか惚れ惚れしますよね。
    ああいうカッコいい悪役がいると、主人公の正義が自動的に崇高なものになりますよね。
    現代においてはそういう絶対悪を設定するのは確かに難しいですね。
    でもどういう行為が悪なのか? どういう状態になった時に悪事となるのか? なんてことを考えると現代風の悪が出来そうな気もします。
    まぁブラック企業の経営者に集中しそうですが。
    あとは振り込め詐欺やってる連中とか。
    他人の痛みを理解できない人間が人の上に立つ、というのが一番怖い存在ですね。
    なんか深いこと言いましたね(笑)

  •  悪役には絶対に矜持を持たせますね。どうしてこのようなことをしたのか、ということを。
     そして、一人だけ圧倒的に精神的にどうしようもない悪役を置いておきます。ヘイトを貯めるために。
     そうしないと物語が進まないのもありますが……

    作者からの返信

    悪役に矜持、これはカッコイイパターンですね。
    お互いの意地とプライドが衝突するような展開は、見ていて熱くなりますよね。
    かえって、私の悪役はどうもその辺を持ち合わせていない気がします。私のはどうも嫌な奴、という感じで止まってますね。
    しかし、実はこれにも一つ考えていることがありまして、私の中で悪役というのは人の意見を聞かない、コミュニケーションの取りようがない、お互いに理解することが出来ない、そんなタイプを設定していることが多いんですね。そして自分の思い付きだけで突き進んでしまうような人。
    こういう人が私にとっての典型的な悪役のようです。