問⑫ 味わい深いキャラクターとは?

 まだキャラクター篇続いてます。

 というのも一番悩むのがここだからですね。

 とりあえず名前、外見、話し方といろいろと悩んでます、という話を続けてきたわけです。


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 で、ここからいよいよ核心に切り込みます。

 私的にキャラクター作りで一番重要なのは『性格付け』『雰囲気作り』かと思っております。


 まぁそのためには、印象的な名前、その人となりを示すような外見設定、その雰囲気をつくりだす語り口、そういうものが重要な入り口になると思うのです。


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 私の場合はこの辺りからなんとなく決めていき、そこから性格的なものを加えてキャラクターを作ることが多いですね。


 ということで私の隠し味をご紹介しておきましょう。


 『意外な感じ』


 『逆の感じ』


 これをなるべく加えるようにしています。

 まぁ偉そうに言うほどのモノでもないですね。


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 たとえばモノノ怪クリニックの山吹先生。

 最初の設定では妖怪が見えるいうだけです。


 次に考えたのが医者、医者といえば立派な人物を思い浮かべるので腹黒い要素をいれてます。


 腹黒いといえば、言葉遣いが荒そうなので逆にどこまでも丁寧な口調。

 でも人を見下すタイプは嫌われそうなので、ズルいという程度で押さえてます。


 あとは医者といえば金持ちのイメージなので問答無用で貧乏設定ですね。


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 なんか逆の要素を入れることで人間味が増すような気がするから不思議です。


 ちなみに医者なので基本的に白衣です。

 描写がいらないので楽なのですが、これだと絵的に地味なので、クロコには毎度違う衣装を着てもらってます。


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 まぁ、これもまた逆方向を取り入れた結果ですね。

 ちなみにクロコの性格も、本来は狐で『ずる賢い』イメージなので、逆に純粋な感じをメインにしています。


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 まぁ実際はここに来るまでいろいろとこねくり回し、セリフを考えて作り上げてます。

 ただ一度出来上がってしまえば、あとは私を助けて物語を引っ張ってくれます。


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 とにかく印象的なキャラクターを作りたいんですよね。

 たとえばブ〇ックジャック、あんな感じのキャラクターが生み出せればいいなと思うわけですよ。

 天才なのに無免許で、金の亡者なのに金に支配されず、厳しい割には優しくて。

 もうカッコいいじゃないですか、いろいろと。


 まぁそれは大それた目標ではありますが、いつかそんなキャラクターが下りてこないかな、なんて思っているわけでした。


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 皆さんはキャラクターを作るとき、何か気を付けていることありますか?

 またこんなキャラクターを作りたい、目指しているなんてありますか?

 もしくはこんなキャラを作りました、なんてのもいいですね。


 好きなキャラクター像に関してはまた後日で募集しますので、今は書き手として、キャラクター創造主としてのご意見を!

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