問⑪ セリフ回しはどうしてますか?

 キャラクター篇に入ってから(自分の中ではそう)、名前をつけ、外見に悩んできました。

 この辺りは有効な対処法が見つからないです、という話でした。


   ✒


 さて今回はさらにすすめて、セリフ回しです。

 もっと簡単に言うと、キャラクターの話し方ですね。


 とくに異性の話し方に戸惑う人は多いのではないでしょうか?

 それとも自分だけでしょうか?


 私の場合では女性の話し方には毎度てこずっています。

 たとえば……


   ✒


『私はあなたが好きだと思う』


   ✒


 なんてセリフがあったとしましょう。


「私はあなたが好きだと思うわ」


 という風に語尾になんでも「わ」をつけたくなりませんか?

 で、書いていくと「わ」があふれかえって不自然になってる……なんてことないでしょうか?


   ✒


 これもけっこう悩むところなんですよね。

 次に目を付けたのが「の」


「私はあなたが好きだと思うの」

 しかしこれだと、なんかニュアンスも変わるんですよね。

 キャラクターの性格そのものも変わる気がする。

 で、これも「の」が続くとうるさいんですよね……


   ✒


「あたし、あなたが好きかも?」

「わたし、あんたのこと好きかも」


 もちろん語尾にこだわらずいろんな変化が可能ですよね。


「あたし、たぶんキミのことが好きなんだな」

「あたい、アンタの事……す、すきなのかな?」

 なんてのも。


   ✒


 まぁ実際は語尾に限らずいろいろですね。

 しかし嵌まるまでが、またなんとも悩みが多いんですよね。

 しっくりこない感じが気持ち悪かったりして。


 でも話し方とキャラクターの性格が嵌まった時は気分いいですよね。

 自然とキャラクターが話しだしてくれる。

 私はこの瞬間にキャラクターが理解できて、キャラクターがちゃんと生まれた、という気がするんですよね。


   ✒


 さてみなさんはどんな風にセリフ回しを工夫してますか?

 そもそも苦労する方が多いのかも気になりますね……

 私だけじゃないと思いたい。

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