問⑧ プロットは必要か?
前回は人称の話をしました。
私の結論としては、あまりこだわる問題ではなく、足りないところは構成などで補えばいい、こんなこと書きました。
まぁこういう構成を考えるのも楽しいものです。
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ということで今日の本題はプロットです。
こちらもよく創作の話題になるものですね。
緻密に組み立てる派と、そもそも作らない派。
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作者にもよるし、作品にもよるし、これもまたモヤモヤの尽きない問題です。
ミステリーを書く方なら、けっこうしっかりとしたプロットを用意しているのではないかと思います。
コメディーであればそこまで緻密なプロットはいらないかもしれません。
でもまぁそれはそれとして、
他の作家さんがどの程度のプロットを組み立てているのかも気になりますよね。
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私の場合はお気づきと思いますが、プロット作る派です。
基本的にエンディングを想定して書くので、起承転結の大まかな線は必ず決めてから書きだします。
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私の場合はたいてい10章構成、2、4、3、2くらいで起承転結を決めます。
で、何が起こるかを大体書いておきます。
で、プロットの大枠は完成です。
さらにそれぞれの章で起承転結の流れを書き出します。
タイトルが決まったらほぼプロットの完成です。
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コレで書いたのが『若君』『ボーイズダイアリー』『賢者の手』
これを三倍にしたのが『アトランティス』ですね。
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しかし書きあがる頃には初期のプロットは崩壊してます。
ということはあまり重視してはいないということですね。
私の場合、物語は書き出してみないと分からないんですよね。
最終的にどこに着地するのか、書き出し地点ではムニャムニャです。
でもプロットなしで書くと、もっと手前の段階で崩壊してます。
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それを元に考えると、最低限の流れは必要だが、こだわる必要はない、ということになるかと思います。
それより大事なのはですね、とにかくエンディングまで書ききる事なんです。
そのためにはプロットが助けになる、という事なんです。
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なんでこんなことを書くかというと、とにかく最後まで物語を書ききることがなによりの経験値になると思っているからです。
これはたぶんうなずく人も多いのではないでしょうか。
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と、ずいぶんわき道に逸れましたね。
以上はあくまで私の場合ということで読んでいただければ。
さて、皆さんは、プロットとはどんなふうに付き合ってますか?
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