問④ 情報の簡潔さとは?
前回はリズムをよくするために、情報の出し方と、タイミング、簡潔さが重要だと思うようになった、そんな話でした。
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ついでに言うとリズムを阻害するものの一つに、誤字がありますね。
前回の章でも「完結」と「簡潔」を間違っておりました。こういうのはやはり引っかかりますね。
もちろんネタのために、わざと誤字にしたわけではないです。
誤字には気をつけたいですね。訂正したくなる方もきっといるに違いありません。私もそうです(笑)
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それはさておき、本題です。
『情報の簡潔さ』についてです。これに関してもすごく考えました。
大事なのは作ったキャラクターを象徴するような『何か』がすごく大事だということです。
その『何か』を簡潔に表現し、正確に積み上げていくことが大事だと思ったわけです。
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それは外見的な描写から始まり、考え方、話し方、他のキャラクターとの接し方、いろいろあると思います。
この辺りは少しキャラクター造形にも絡んでくる話ですね。
ということで、この辺りが苦手な人もいるのではないでしょうか?
私がそうですね(笑)つい同じパターンになりがちです。
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さて、ここでいいことを教えましょう。
いや、もうとっくに気付いているよ、という人も多々いるかもしれませんが、まぁそれはそれ。
キャラクターを考える時に基本になる考え方だと思うんです。
それはなにか?
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『人の人生は全て選択の結果である』
ということです。
大きく出ましたね。
でも小さく考えるといいのです。
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例えば道を行く人、すれ違う人、いろんな人がいろんな服を着て、いろんなバックを持ってます。
同じデザインの学生服でもやっぱりいろいろと違います。
そんな人を見た時「なぜこの人はこれを選択したのか?」と考えるようにしています。
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「この色・ガラを選んだのは、どうして?」
「このブランドを選んだ理由は?」
「このバッグの使い方になにを求めているのか?」
「なんでサングラスをかけてるのか?」
自分なりに想像して理由付けしていくわけですね。
そこにはその人の人生の断片のようなものが見える気がするんです。幻かもしれませんが。
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もちろん服に限りません。
それこそ話し方、性格、家族や学校、会社でのふるまい方、いろいろです。
その人を形作る大きなパターンが見えてくる気がします。
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で、そこに現れるちょっと変わった『ディテール』が大事なのですね。
このディテールを簡潔に挟み込むことで、そのキャラクターに理解と説得力が増すような気がしています。
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まぁモノノ怪クリニックで言えば、マサヒコがランドセルを邪険に扱っている、みたいなところですね(笑)
本当に小さすぎて、あまり大きな声で言える秘密ではなかったですね(笑)
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まぁ、皆さんも似たような風に考えたことがあるのでは?
なんて思いますけど、どうでしょう?
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