第4話 乳がんと筋腫
私は、人間ドックで病気が見つかることが多いようです。
それは、何よりも私の話を、しっかり聞いてくれるからではないかと感じる今日このごろです。
子宮筋腫は、乳ガンの前から12センチのものが見つかっており(これも人間ドックだったのではないかな)よう経過観察となっていました。
乳ガンの手術は、大きい病院なので、もろもろのこと先のことを考えて、同じ病院の婦人科に統一することにしました。
その際のメリットは、データーでしょうか。
全身のCTを何度かこの病院んで撮っているので、異常を感じての1度の検査のみの判断でなく、過去のデーターと比較出来るということです。
デメリットは、総合病院なので、要予約が必要なこと。家から少し遠くなること。待ち時間が長いこと(笑)でしょうか。
子宮筋腫での辛かったことは、お腹が空いても、筋腫に圧迫されて、吐き気がすごかった。整理の出血が酷かった。貧血が酷かった。呼吸困難になった。心臓が苦しくなった。挙げれば切りが無いほどです。
職場での精神的なストレスも酷かったので、2016年の4月から変わることができたことは、大変ありがたかったです。ですが、以前での後遺症が残り『私たちだから、我慢して付き合えるけど、他の人なら無理よ。私に感謝しなさいよ』という言葉が鎖のように巻き付いていて沈没しそうになりました。
毎日、『大丈夫。そんなことはない』そう自分に言い聞かせていました。
そんな時、貧血で足を大きく捻挫し、手当てをしていたにも関わらず、腫れ上がり痛みが増していきました。
もう駄目だ。仕事が落ち着いたら病院に行こうと決心したのはこの時でした。
一縷の望みのもと、意外と対したことないかもと、1人で飛び込みで受診しました。
結果は、早めの詳しい検査。それは、乳がんの時と重なりました。
きっと、よくないのだろうと思うと同時に、乳がんのことで少し度胸が付いたのか、なるようにしかならないと開き直るのが以前より早かった気がします。
母への相談も、割合すんなりと出来ました。母も、以前ほど取り乱しはしなかったように思えます。
手術の話が上がった頃、運悪く、職場の1人が怪我による手術を受けることになり3か月休まれることになりました。
ちょうど、私の手術予定と重なりました。
2人同時に休む訳もいかず、もう1人の方の件が落ち着いてから、私の方の手術をすることにしました。
なので、11月から復帰される予定だったので、私は職場にあまり迷惑が掛からないように年末に予約を入れました。
手術まで間があったので、これ以上大きくならないようにと、少しでも安全に手術が行われるようにと、リュープリンという注射を4周おきに受けることになりました。
これが、副作用が出てしんどかったです。更年期障害の様なものが出て、感情のコントロールが効かなかったり、体が物凄く熱くなったり、骨がずきずき痛んだり、湿疹が出来たり、兎に角いろいろあり大変でした。
でも、頑張ったかいがあり、子宮筋腫は小さくなり、副作用の事もあり最後の一回はなしになり、ほっとしました。
いよいよ手術が近づくと、入院に必要な物の買い物、入院に関する書類の準備、職場の手続き。いろいろすることがあって、意外と大変でした。
手術の不安から、手術前の二日間は、検査の合間に折り紙を折っていました。精神安定剤変わりですね。でも、それを、そんなことを病院でしてととる人もいましたが、そんのこと知りません。自分の精神の安定を優先させていただきますと、スルーさせて頂きました。
前回の教訓ではないですが、少し度胸がついたのかなと、ちょこっとだけクスって笑っていました。
手術の時は、手術室まで自分で歩いて行き、台の上にのります。
かなりの恐怖・・・・。
「逃げ出さないで下さいね」って、看護婦さんに言われてしまうぐらい、かっちんこっちんに固まっていました。
横になって背中に注射が、まず怖かったです。経験者の話では、この病院ではなかったのですが、物凄く痛かったのを聞いていたからです。
実際は、えっ・・・?
何時終わったの? というぐらい、まったく痛くありませんでした。
酸素チューブで咽喉がいがらかったというのも、よくある話のようですが、私が受けた病院ではそのようなことも一切ありませんでした。
良かったです。
手術が、終わって病室に戻って3日は、背中の痛め止めのボタンを渡されていて、あまり痛くてどうのこうのはなかったです。
でも、吐き気や、熱は普通にありましたが、手術をしたのだから、普通というか当たり前というか、そんな感じに思っていたので、特に思わなかったって言うのもあると思います。痛み止めのボタンもありましたしね。
4日から、点滴の度に、吐き気や頭痛、節々のだるさに悩まされ、確認すると、ジェネリクでした。
私、ジェネリクが合わないようです。最初、料金が安いということで、勧められるまま試してみたところ、全く効かなかったのにはじまり、逆に熱が上がる、全身がかゆくなる等あり、これが、飲んで1時間~2時間で収まるから、病院で見てもらう時には病状が収まっているという、やっかいなもので、証明が難しいんですよね。
今回も、なまじそういうものと認識していたことと、痛み止めのボタンがあったことで、気が付くのに遅れてしまいました。
ジェネリクしかないので、対処法で、副作用が出たら、それの薬を飲むという、何それの状態が続き、熱もなかなか下がらず、もう少しで退院が伸びるところでした。
戻ってからも、微熱は続き、体のだるさ、なぜか肩や腰の痛みがい時間ぐらい出てなくなるなんてこともありました。
そして、驚いたこと。3年ぐらい前から、音がどんどん駄目になって、5分でもテレビを見ると頭が痛いという状態だったのが、大丈夫になってきました。
どういう関係があるのか解りませんが、音に悩まされていたので、すごく嬉しいです。
もし、私と同じように手術後、音が平気になったという方がいれば知りたいです。
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