第15話 はねられる
ジメジメした岩牢に入れられて、食べ物もろくにもらえない。
一日におにぎりが2個と水が差し入れられる。
成り行きも様子もわからぬままだ。
三日目にタイムスリップした。
あのままあそこにいたら、どうなったんだろうか?
いつものことだ。
考えてもしようがない。
気がつくと賑やかな通りの真ん中に立っていた。
と、荷車にはねられた。
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