第9話 食事

⬜︎※×

◯▽#


相変わらず訳のわからない言葉が飛び交っている。

採ってきたきた貝を火の上の土器に並べるとすぐにいい匂いがしてくる。

その時初めてお腹が空いているのに気がついた。


全員、貝を食べている。

私を引っ張ってきた女が、貝を指差して口に運ぶ仕草をする。

食べろといているらしい。

思い切って口に入れてみる。

ハマグリなのかアサリなのか、結構大きい。

旨い。

美味しい。


一つ口に入れると、もう止まらない。

次々と食べる。

籠いっぱいの貝が 見る見る無くなって行く。


お腹がいっぱいになったところでタイムスリップした。

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