第8話 竪穴式住居?

森のような木立を抜けて斜面を登ると、

急に視界が開けた。

小高い丘の上に集落らしきものがあった。

浜からは木立が邪魔をして見えなかったのだ。


竪穴式住居らしきものがポツリポツリと立っている。

やばい時代に来ちゃったかも。

その竪穴式住居(たぶん?)から煙が上がっている。


裾を引っ張られたまま一軒の家に入っていくと、

真ん中の炉に火が焚かれている。

その炉を囲んで男が一人、子供が一人座っていた。

家族らしい。

よく見ると、男も女も若いらしい。

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