第2話 First Mission 〜最初の大仕事〜

馬場刑事「怪盗だと!」

ベッカー「はい、怪盗です。」

津軽警部補「だが、お前は、袋のネズミだ。

こんなセキュリティを!たかが人間がこんなの簡単に突破できまい。」

ベッカー「ふっ、僕も怪盗です。そのくらいの策くらいは………考えていますよ。」


ピィー ピィー ピィーピィィィィィイ

館長「な、なんだこの音?」

ベッカー「ふっ」

ピィィィィィイ ピィィィィ

津軽警部補「鳴り止んだぞ?」

馬場刑事「は、警部補大変です。」

津軽警部補「どうし…た、なっ!」

辺りを見わたすと警備隊は、レーザーで囲まれていた。

津軽警部補「こ、これはいったい………。」

ベッカー「この部屋は、私がハッキングさせていただきました、袋のネズミは、あなた達の方ですよ」

ベッカーは、かなりの余裕をもっているようなそぶりで言う。

馬場刑事「くっ、手も足も出ないのか…。」

津軽警部補「怪盗ベッカー、お前は何が目的だ?」

ベッカー「それは、トップシークレットで。では、私は、これで。」

ベッカーは穴開けた天上に入って博物館を抜けだした。

馬場刑事「待てぇ。」

と、感情的になった馬場刑事は、レーザーにあたってしまい、檻に閉じ込められてしまった。

馬場刑事「クッソォ」 ゴン

馬場刑事は、おもっいっきり檻を叩いた。


レインターシティ ちょっとした路地裏

ガチャっとベッカーは、ドアを開けた。

ベッカー「ただいま、帰りました。繭お姉様、亜紀斗様。」

亜紀斗「おかえりなさい、お兄様」

繭「どうだった今回も余裕だった?」

ベッカー「はい、まぁまぁ、最初なので、上出来でしょうかね………あっこれ今回の宝石です。はい亜紀斗様。」

とベッカーは、ブラックサファイアを亜紀斗に渡した。

亜紀斗「あっ、お兄様ありがとうございます。解析しちゃいますね。」

繭「相変わらず敬語ねぇ。」

と、少し嫌そうに言った

ベッカー「あっ、ごめんなさいタメの方がいいですか?」

繭「大丈夫だよ、まぁさすが後継ぎね。」

ベッカー「でも、お姉様にはかないません。こうして今いるのもお姉様のおかげですから。」

繭「そうね、私が駆け落ちしてなかったら、大変だったかもね。」

ベッカー「本当にごもっともです。」

亜紀斗「終わりましたよ、お兄様、お姉様。」

繭「おっ、どうだった?」

亜紀斗「今回もダメですね、偽でした。」

繭「あぁ、そうかぁ〜」

ベッカー「亜紀斗様、今回もおつかれ様です。」

亜紀斗「大したことではないですよ、お兄様。」

繭「まぁ、おつかれ様、はいどうぞ。」

と繭は、テーブルの上に夕食を並べた。

亜紀斗「うわぁ、美味しそうです。」

ベッカー「では、いただきます。」

亜紀斗「いただきます」

繭[そう、私達は、怪盗ベッカーの家族……そして弟の逆襲が始まる]

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