第2話 状況を整理するワンピース男
鉄朗(えっと…えー…
ちょっと落ち着いて、状況を整理してみよう。
えーっと…)
沙和とは付き合い始めて一ヶ月くらい。
お互いの家が地味に遠いので、いつもは外で会っていたが、今日は初めて沙和が俺の家に来ることになった。
俺は部屋の中を片付けて掃除して、駅まで沙和を迎えに行き、家まで連れてきて…
沙和「お邪魔しまーす」
鉄朗「今お茶淹れるねー、座ってー」
そして、俺が茶を淹れて振り向くと、沙和が本棚の前に座っていて…
鉄朗「あれ、何か気になる本…
あ、マンガ多い?」
沙和「マンガが問題じゃないの…ワンピースが問題なのよ…!」
「テレビ台の上にフィギュアまで飾ってあるじゃない!」
「まさかあなたが、ワンピース男だとは思わなかったわ…!」
以上。
鉄朗(ダメだ、振り返ってみても、全然ワケわからん…!
俺に落ち度、無かったよな…?
つうか、ワンピース男って…
何だよ!?)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます