第24話 0054/0000/0110/0001

朝、宿舎で目が覚める。

イヴはもう起き出したようだ。

朝ご飯を作ってくれているのだろう。


イヴと出会ってから数ヶ月。

ダンジョン攻略のペースも、レベル上げのペースも落ちた。

と言うか、ほとんど進んでいない。


でも実際、もうアビスからは出れないだろうし、今が幸せだし、それでいい気がする。


「あ、ショーイチ、起きてる〜。ご飯出来てるよ〜」


ひょこっと、イヴが顔を覗かせる。

イヴも、かなりレベルが上がっていた。


「有難う、今行くよ」


入り口の所に立っているイヴにキスをする。

イヴが、嬉しそうに微笑む。

くう・・・可愛い。


イヴが食事を並べていく。

今日はパンに目玉焼き、サラダにマッシュポテト。

イヴと出会う前には考えられなかった生活だ。


リヴィアとルナが器用に食べている。

意識がなくても、普通に上品に振る舞うのは、どういう仕組みなのだろう。


ご飯を食べたら、111階層からスタート。

今は113階層まで行き、夕方には外に出る生活を繰り返している。隔日で、113階層からスタート、114階層から出る。


111階層が、適正レベル1,810。ただ、レアアイテム出現率アップと経験値アップつけているので、敵は適正レベルより強い。


こっちも、イヴと作戦練れることや、魔法系つけたリヴィアが凄く強かったので、以前よりはかなり強くなった。


イヴが主に回復とバフ、俺が前衛、ルナが弓とデバフ魔法、リヴィアが攻撃魔法担当だ。


自分

職業1:奈落[★]

職業2:君主[☆4]

職業3:聖剣士[☆4]

職業4:闘神[☆4]

職業5:守護者[☆4]


リヴィア

職業1:時空魔導師[★]

職業2:竜語魔導師[★]

職業3:神言魔導師[★]

職業4:賢者[☆4]

職業5:君主[☆4]


ルナ

職業1:凶気科学者[★]

職業2:禁呪魔導師[★]

職業3:禁忌錬金術師[★]

職業4:探求者[☆4]

職業5:魔弾狙撃手[☆4]


イヴ

職業1:神子[★]

職業2:神巫女[★]

職業3:神舞娘[★]

職業4:聖女[★]

職業5:巫女[☆4]


[★]はユニーク職業で、生前の行いが影響しているとの推測だ。アンロックが高い上に、設定出来る人が限られている。俺のは固有スキルの影響?


[☆4]は4次職。3次までをマスターしまくったのと、合成前に成否分かると気づいたので、数を揃えることができた。


職業枠足りないくらいにみんな固有職。

生前はそれなりの人達だったのだろうか。


敵が強くなっても、戻れば良いので、もう少し上がるペース上げてもいい気がする。


#################

IM:約710億→約2.1千億

Lv:1,740→1,893

その他:

健康で文化的な生活。

#################

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