第25話 0160/0000/0114/0001

111階層から入り、115階層に来て見た。

適正レベルは、1,930。

こちらのレベルは、1,895くらい。

結構余裕を持って狩れている。


「116階層でも行けそうだね」


イヴも余裕を感じているようだ。


116階層。

適正レベルは1,960。

やはりかなり余裕があって倒せる。


117階層。

適正レベルは1,990、レベル差は90以上あるが、苦戦はしない。

120差くらいまでは行けそうだ。

119階層ではレベル上げないと、イベント階層が辛いけど。


118階層。

適正レベルは2,020。

こちらのレベルは、みんな1,895前後。

森のフィールドだ。


敵はゴールデンアナコンダと、デッドリータランチュラ。

ゴールデンアナコンダが、幅が3m、長さ300メートルくらいの化け物。

デッドリータランチュラが2mくらいの大きさで、50センチくらいの眷属タランチュラを召喚する。


周りの木々も、やたら頑丈で背が高いのが多い。


早速1体、いや、2体のアナコンダが来た。

俺が飛び込み、牽制して足止めする。

巻き付こうとするが、飛んで躱す。

リヴィアの魔法が発動、光がアナコンダを穿ち、アナコンダの1体が倒れる。

もう一体には、ルナの魔法が直撃、もう一体は破裂して倒れる。


遠くにタランチュラの群れが見えたので、挑発をかけておびき寄せる。

突如木の上からタランチュラとアナコンダが降ってくる。

躱し、牽制で斬りかかる。

タランチュラが猛毒ブレス。

イヴの魔法が発動、結界に包まれ、ブレスを無効化する。


ルナの矢がタランチュラを仕留める。

リヴィアの熱結界が、アナコンダの頭を焼き尽くす。


「まあ120差でも余裕あるね」


「そうだね、みんな強いよ」


俺が言うと、イヴも嬉しそうに同意する。


結局夕刻までそこでレベル上げをし、夕刻に外に出る。


「アナコンダ食べれるかなあ?」


イヴが献立を考えているようだ。

蛇って美味しいのだろうか。

と言うか毒はないのだろうか。


ルナとリヴィアは温泉へと向かった。

お気に入りらしい。

早く心を取り戻してあげないとなあ・・・


武器の整理をしていると、イヴがご飯だと呼びに来る。

サラダに味噌汁、ご飯に・・・アナコンダのバター炒め、カレー風味。

イヴは時々、魔物を使って新規開拓をする。

味は・・・美味しい。

実際、高レベルの魔物って、結構美味しかったりする。


「美味しいよ、イヴ」


隣で食べているイヴに言うと、


「有り難う。ショーイチは美味しそうに食べてくれるから楽しい」


イヴがにっこり微笑む。


ルナとリヴィアもぱくぱく食べている。

多分好評なのだろう。


食事を楽しみ、夜を楽しみ、朝から夕方まで狩り。

そんな生活を続け、119階層、2,000レベルまでレベルを上げた。

殲滅速度が上がっているので、2週間くらいで上げる事ができた。


#################

IM:約2.1千億→約3.3千億

Lv:1,893→2,000

その他:

健康で文化的な生活。

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