【舞台設定】美桜市について
~全体の概要~
~各施設の設定~
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・美桜市民ホール……市民の四分の一を収容できるとの謳い文句を伴った二つのコンサートホールを擁する、美桜市の公共施設。といっても殆ど使われておらず、税金の無駄との苦情の声が上がっている。遠い昔「伝説のアイドル」が一夜きりのライブを行った場所。
・遊園地……葉月と周がデートした遊園地。Ep.24-1の過去回想は当然葉月のもの。
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・三神麻里亜のマンション……三神麻里亜の住む、お高級なタワーマンション。麻里亜の部屋は二十八階に位置する。何故彼女はこんなマンションに住んでいたのか。交通事故の莫大な賠償金と、叔母である鷺宮紗希の援助……。それだけでは足りないだろう。ことによると、麻里亜本人でも自覚のなかったブルジョワ志向によるものだったのかもしれない。
・霧崎邸……霧崎道流の住む、正に「邸宅」と呼ぶに相応しい古色蒼然とした趣の洋館。地下室には今も、道流によって無惨にも手折られた少女たちの儚き命の断片が眠っている。
・朱鷺山ビル……半ば廃墟と化した複合商業施設。朱鷺山グループの瓦解と共に一つの時代を終え、残骸として取り残された。市民の間では有名な心霊スポット。
・連城探偵事務所……連城恭助の構える私設興信所。建付けは頗る悪い。
・法条弁護士事務所……法条暁の営む弁護士事務所。建付けは頗る良い。
・如月家……如月葉月、皐月が住む二階建ての小綺麗な一軒家。
・展望台、霊園……市の外れに位置する墓地。如月葉月と皐月の母親、如月やよい(旧姓:
・美桜市立病院……加賀美アリス、法条結花が入院している病院。周囲を森に囲まれ、宛ら刑務所のような外観である。かつて医師であったときの連城恭助の勤務地。
・警察署……市内の中心部にある警察署。ここ数年にかけて強盗殺人や通り魔事件が頻発し、治安が悪化した影響を受けて警備が強化された。主任は鷺宮紗希。
・電波塔……御厨翼が制圧し、各所にハッキングを仕掛けた電波塔。当然、容易に侵入経路を確保できたのは警備員や管理者に能力を用い、彼らから権限を譲渡されたから。
・美桜宇宙開発センター……郊外の広大な山間部を切り拓いて建設された巨大研究施設。周囲を峻険な山に囲まれ、余所者を拒む雰囲気である。出入り口は東通用口と西通用口の二ヵ所のみで、内部は迷路のように入り組んでいる。両通路の端が合流する回廊の中心部に施設が集中している。開発途中で放置されていた宇宙ロケット、アーベントレーテは今や
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