前のエピソード――登場人物紹介その2（第二章読了後にお読みください）

名称:戦争遊戯・皇道悪魔（ウォーゲーム・ゾディアック）

概要:12人の人間が12体の悪魔と契約することで始まる、バトル・ロワイアル。悪魔憑き（プレイヤー）たちは権能（イノセンス）と呼ばれる特殊能力により敵と戦う。一度契約を満了したらどんな手段を使っても戦いから逃れることはできない。始まる条件を満たせないと世界が滅亡する。

期間:20××年 7/29 00:00〜8/25 18:00(666時間=27日と18時間)

参加賞:「何でもひとつ願いを叶えられる権利」

ただし、万能の力ではなく、契約者本人が""想像できる""範囲のことしか実現できない。権利行使のタイミングは契約時に限らず、いつでも構わない。

ex.・永遠の命→「想像できないため」不可。

・治る見込みのない怪我の治癒→「実現できない（治らない）と自覚しているため」不可。

・死者の蘇生→「対象を本人が記憶していれば」可。ただし、契約者の主観を大きく反映するため生前のままとは言い難い。

戦闘条件について

:原則として、悪魔が戦いに参加することは禁止。契約者の権能と悪魔の補助能力を使って戦うことになる。

具体的には、悪魔の敵悪魔憑き（プレイヤー）及び敵悪魔への攻撃は全て無効。例外もあり、概念悪魔及び憑依系悪魔の場合に、""契約者へのみ""攻撃が有効となる。従って悪魔間での戦闘は完全無効であり、起こりえない。なお悪魔憑き側から悪魔に攻撃することは一応は可能。原則として悪魔憑き同士で戦い、悪魔は戦闘の補助に徹するのが基本。

また、悪魔は戦闘開始と見なされるまで、あるいは契約者からの命令がない限り戦闘へ参加できない。(つまり、悪魔の独断専行は出来ないということ)

脱落条件について

:他悪魔憑きによる魔導書の破壊及び殺害によってのみ悪魔憑きは命を落とす。神が因果律をねじ曲げたことにより、悪魔憑きは事故や病気では死ななくなっている。

勝利条件について

:最後の一人になるまで勝ち残ること。賞品は次代の神の座。