第13話妹とイベントと問題

俺には妹が居る、一つ下の、妹のくせに生意気な奴だ。名前は、葉月日向、月と太陽って真逆じゃん。ちなみ、俺は、純兎。なんで男に兎って付けるんだよ!

失礼仕った。今は、日向の話だったな。


「そういえば、兄貴もワルクリやってるんたっけ?」

「ああ、好矢達とな」

「今何レベ?」

「13」

「カスじゃん。8月になったらイベントやるらしいよ」

「さらっと酷いこと言うなよ、それでイベントって?」

「夏らしいことするんだって、スイカ割りとか水泳大会とか、ああ、大食い大会もあったっけ」

「へー、あれ?スイカ割り?大食い大会?」

「流石兄貴、感がいいな。アプデで、味覚が追加されるって、叔父さんがいってた」

「おいおい、叔父さん俺にも言ってくれたらいいのに」

「うちが、伝えるって言った」

「ええ(困惑)」


日向め、兄に向かってカスとはなんだ。後早く伝えろ。そんな事を考えるて居ると。スマホがなる、テロリンみたいな。シェイさんからか、『問題が出来ました』との事。ワルクリは、フレンド登録した人と、スマホでメッセージが送れるようになっている。早速部屋に戻り、起動する。1走りしますか。


「シェイさん、問題って?」

「ああ、深刻な問題だ。」

「(ゴクリッ」

「エプロンどうしよか、撥水性のある白い素材が無くて。というか作り方知らないくて、どうしたらいいと思いますか?」

「湿地帯にファントムフロッグの目撃情報が上がってますね。多分撥水性があると思うので行ってみます」

「ありがとう!あと、湿地帯に行くなら、ポイズンスライムも捕まえてきてね。多分、装備に使うから」

「スライムを装備に.......分かりました捕まえて来ます」


俺は、至急日向に助けを求めた。湿地帯に行くって言うと嫌がったけど。ファントムフロッグ狩りに行くって言うと

「王国の西門にある、変なモニュメントに集合な」といって消えた。俺は、軽食を済ませて、ログインした。

ペストマスクの試験も兼ねて、着けてみる。うん、感度良好、パーカーみたいなのを着てフードも被る。それ以外は全部初期装備だ。ダガーを腰にさし、製作した毒と捕獲用のビン後は例のカブ。さあ、いこうか。

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