第12話結構使える

「クマー」

「フマさん今帰りました」


クマさんの名前はフマだからフマさん、謎のネーミングセンスだ。


「あっ、きたきたマスク完成したよ。

効果も付けて、効果は、『暗視』これで気ままにカラスプレイ出来るよ!ささっ被っちゃて」


ペストマスクは、ホワイトカウの皮を使い白く、目のレンズは大きく外からは赤く見える。嘴は片手ほどの長さで穴が対象に空いている。嘴の内側には網があり開いたり閉じたり出来る、多分この前言っていたやつを入れるために網があるのだろう。効果が暗視か。それと、カラスプレイってなんだよ。まあ、ひとまず被るか——おおくっきり見える凄い!


「くっきり見えます!息もし易いし」

「そうでしょ!あ、あとこれ入れて」


こ、これは、この前言ってた奴だ!

テンション上がって来たあ!


「か、回復してます!凄いです!」

「息苦しさとかは?」

「全く無いです!むしろ疲れが取れていきます!」

「おお、完成だ、完成した!マスクが」


まあ、まだマスクだけどね。でも、嬉しいものは嬉しいよ!


「あと、これがアベンジバットの皮です」


ちなみに、『予知』の魔法の書は、馬車の中で読み終えた。スキルにも予知って追加されてるマジあの人に感謝。


「ありがとう、これで手袋が作れる。

ああ、アベンジバットの皮は色を飛ばすと赤くなるんだ色を飛ばしたのに赤くなるんだよ面白いでしょ」

「クマー(面白いよねー)」

「はい、変化はロマンです!後どのくらいで完成しますか?」

「んー、2、3日かな」

「分かりました。あっそうだフレンド登録しません?」

「そうだね、登録しようかな」

「———じゃあ何かあったら呼んでくださいね」

「クマー」


今日は、もうログアウトしようかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る