番外2:セレブなブランド豚
寒暖の差が激しい季節。朝、家に出る時に何を着ていくか悩ましい所です。寒いと思って着込んでいくと昼過ぎにはもう暑くてたまらない。かといって、薄着で行くには寒すぎる。結果、1枚何か羽織っていくかどうかを迷う羽目に……俺だ。ご無沙汰しております。吉岡だ。
もうこのコラムを更新することはねえと思っていたが訳あって帰って来たぜ。理由? ゴチャゴチャ言うよりもブツを見てもらった方が早いだろう。これだ。
https://www.instagram.com/p/Bp_duy_A07g/
例によって「う宮~な」で仕入れてきた食材だ。豚の肩ロース。トンテキによし、とんかつに良し、お財布にも優しい定番食材だ。富士宮ではブランド豚がいろいろあるので、味の違いを試したりするのにも手ごろな食材だ。だがひとつ問題があるんだ。もう気づいている人も多いだろう。
そう、問題はブランド名だ。
そして最近推している新ブランドがこれというわけだ。中国産の種豚と掛け合わせ、強いうまみと爽やかで融点の低い脂肪を両立させたブランド豚。間違いなくおいしい最高峰の豚肉ブランド。その名も「セレ
これはひどい。ひどすぎる。「ぶた」でも「とん」でもない。「ブー」だ。ついに漢字の音読みとか訓読みを飛び越えて、鳴き声で来やがった。
しかもヤバいことに、このセレ豚、とんでもなく旨いんだ。おっと、今の「とん」はダジャレじゃないぜ。まあ、それはいい。普通に焼いて食っても、丁寧に低温調理で熱を入れて食っても、めちゃくちゃうまかったぜ。写真を撮るのを忘れて食ってしまうほどだった。すまねえ。テロリストから脚を洗ってから日が開いたので、腕が落ちたようだ。俺もすっかり一般市民だぜ。
ともあれ、富士宮の畜産会のエース、桑原さんによる新しいブランド豚、それが「セレ豚」だ。名前はともかく、本当においしいのでお前らも機会があれば買ってみてください。そして、ビタミンたっぷりの豚肉で年末年始を風邪を引かないで乗り切るがいい!
それではみなさまごきげんよう。またそのうちどこかでお会いしましょう。
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