作中ご飯5:LYB豚のトンテキと萬幻豚の回鍋肉

 早いもので5月もすでに16日。半分を過ぎてしまいました。雨かと思えば、まるで夏のような晴れ間が続き、衣替え期間の学生たちの服装も、夏服の割合が急に増えてきましたね。と、思っているとまた雨になるとかなんとか。こうくるくると転記が変わると、着ていく服を選ぶのも一苦労……俺だ! 吉岡だ。着る服が変わろうと腹は減る。今日もお前らの腹に弾をぶち込みに来たぜ! 今日のブツはこれだ。


https://www.instagram.com/p/BiwsL9JBSOk/


 ルイビ豚の肩ロースのトンテキだ! 角煮のところでヨーグル豚は紹介したが、ルイビ豚は名前だけだなあと思って実際のブツを作ったぜ! 作中では(おそらく)そのうちツムギが話だけするぜ。


 おさらいをしておくと、ルイビ豚は朝霧高原で飼育されているブランド豚の1品種だ。黒豚系のどっしりしていて、かつ、柔らかくておいしい肉に、とても融点の低い脂身を併せ持つナイスポークだ。こんなもんどんな風に料理しても美味いに決まってるぜ。


 今回は、ド直球で焼いた。ポークステーキ。つまりはトンテキだ。トンテキって言葉、なんか好きなんです。なにそれ? っていう感じだと思いません? 豚のステーキでトンテキなんですってね。


 ルイビ豚を焼くときは特に油はいらねえ。肉の脂身が速攻で溶けるからだ。塩胡椒しただけでガンガン行ってOKだ。焼いてそのままでも十分においしいが、今回はえを考えて、クランベリーソースと焼いた後の油でお手軽フルーツソースを作ってみたぜ。こいつをかけ、トマトと葉っぱとポテサラを添えれば完成だ! 関係ないが、お肉屋さんで売ってるポテサラってなんであんなうまいんだろうな。


 お味は流石ルイビ豚だぜ。油もしつこくなくて肉も美味い。映え優先でかけたソースも、意外なほどマッチしててすごくおいしかったです。またやってみましょう。


 インスタの2枚目には、ルイビ豚のロゴも乗せといたぜ! LYBでルイビ豚。本当にこんなダジャレ豚だって事を知ってもらおうと思ってな!


 そうそう、ルイビ豚を買いに行ったとき、3大ブランド豚のもうひとつ、萬幻豚の切り落としも売っていたからこれも買って来たぜ! 回鍋肉にしていただきました。


https://www.instagram.com/p/BiwsfJJhjpq/


 シンプルに塩胡椒だけでもうまいが、中華にしてもやっぱりうまいぜ! なんで中華にしてみようと思ったかというと、2枚目の写真を見てくれ。萬幻豚のロゴなんだが、昔の邦画風というか、中華風というか、なんかゴツいのを見てゴツく行こうと思ったんだぜ。


 口にすると、始めこそ豆板醤や味噌のパンチ力に押されるが、さすが萬幻豚、噛むほどに甘みが押し寄せてきて、最初の辛味とのギャップも相まってうまいぜ! ピーマンとキャベツとの相性も抜群だ。これはお酒というよりはご飯と一緒にいただきたいぜ!


 と、いうわけで、これで3大ブランド豚はひと通りお見せしたぜ。豚に鳥ときたら、次は牛にいってみるか。腹を空かせて待ってるがいいさ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る