生しらすと桜えび

 本編中ではお酒の話を続行中ですが、こちらはおつまみを。静岡県東部のおつまみといえば、熱海・沼津あたりの干物が人気が高いでしょう。富士宮は海に面していない山の民なので、海産系は不得意分野なのです。


 海産系となると、お隣の富士市まで出ることになります。前回もご紹介しましたが、富士市の富士川楽座あたりまで出向くと、お隣の静岡・清水からも様々な海産物が入ってきています。中でも有名なのが、用宗もちむね港の生しらすと由比ゆい港の桜えびです。


ルックはこんな感じ

https://www.instagram.com/p/Bit0roABTq8/


 生しらすは、その名の通り、生のしらす(カタクチイワシの稚魚)です。お醤油や酢醤油、ポン酢などでつるっといただきます。私は酢醤油派です。


 そして、桜えびは、5cmも無い小さなエビです。生しらすと同様に、生のまま、お醤油などをかけていただく他に、かきあげにしていただく事も多くあります。写真では、映えも考えてユッケ風にしてみました。丼たれ(麺つゆ)に胡麻・卵を合わせてホカホカご飯と一緒に頂きました。おいしかったです。


 この生しらすと桜えびは、大きさ的に揃っているためか、コンビで扱われることが多いです。桜えび・生しらす丼ですとか、桜えびとしらすのかき揚げ等の形で提供されます。生でもおいしいですが、かき揚げにして丼タレでいただいてもおいしいのです。


 おみやげにする場合には、冷凍したものが用意されていますので(というか、生のまま売ってることはあまり無いです)、ご安心を。


 本編のモチーフとなっている朝霧JAMでも、たいていどこかのお店で、この2つを使ったメニューを提供しているかと思います。参加された際には、探してみて下さい。


 そのまま食べても、揚げてもおいしい海のおつまみ。それが生しらすに桜えびなのでした。


 なお、本編ではやっと冒頭のシーンに追いつき、半分ほどといったところです。半分かあ。あと半分書けるのかなあ、でも、早く仕上げねばこっちで紹介する弾が尽きてしまうやも。くっ! 持久戦とはやるじゃねえか! もうしばらくはお付き合いいただけると幸いです。

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