第3話

          三



 帳簿を手に立ち働くみのり

 現地スタッフのTシャツで、首には手ぬぐいをかけている

 ハツラツとして頬のこそげもない



 はいその物資は右の倉庫に。

 それは各自で持ってて下さい。

 だめですよ。

 私はこれから休憩です。

 休憩はしっかりいただきます。

 あっヌェンガ!

 アドビに言っといて

 夕方本読んであげるって

 あなたも来る?


本人OFF入る


(OFF)

 変な夢をみた。

 私は裁判にかけられてて、しかも有罪だった。

 目がさめたら、熱も咳もすっかりよくなっていた。

 判決は出てしまっているけど、控訴審で勝てるように、私はちょっとずつ自分を変えていっている。

 私はテリヴェはやめた。

 もうムリはすまい。



 だからそれは右!

 こっち!

 ライト!


  

 けんめいに指示するみのりでゆっくり溶暗、


                END




           





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テリヴェ めるえむ2018 @meruem2018

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