前投稿の解説

文学の新発見しちゃった✌︎('ω'✌︎ )

世界初だ。


「イチロー」。

というタイトルで恐竜の進化の歴史を書く。


「にゃーん」

というタイトルで一家心中書く。


「ロイヤルウエディング」

というタイトルで、エドゲインのノンフィクションを書く。


「東スポ」

というタイトルで杉原千畝さんの命のビザのやりとりを書く。


ね?


わかるかな?


今、全く関係ないタイトルと内容を組み合わせたんだけど、なんとなーく、本の内容、わかるでしょ?

これ、脳みそが勝手に結びつけてるんだよ。

意味が自動的に与えられる。


すごいね。


と、言いつつ、俺ちゃん、これ、戦隊モノでやってたわ。

無題つうか、完全空白の章がある。


これね、文学の呪いなの。

誰も解放されたことのない。

だってタイトルがなきゃ、内容説明できないし、売れないからね。


よし、俺ちゃん、空白タイトルの本を出そう。

無題の本はある。

けどね、ノー・タイトルって呼ばれちゃう。

だから、徹底的に無視させよう。

これ、本、紙とも読んじゃダメ。

存在だけなんだ。


これができれば、人類初の物語を再現できる。

まだ何もわからなかった時代、神話を説明するとき、長老が喋りはじめたことを表現できる。

それが世界初の文学なんだよ。

長老が喋った後は「長老の話」ってタイトルがついちゃう。


これが神話をつくるってことか。

善いねえ。

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