第83話 だぶるふぇいすとごーるどどらごん
「頑張れレイン!」
「はい!」
レインの周囲から追加の魔法陣が射出。
敵の再生が弱まる・・・そして・・・
ギアアアアアアア
敵が崩れる。
〈
「みんな、お疲れ様」
終わった。
パナケアも、ユグドも、ライも、クリーピーも、みんなほっとしている。
・・・みんな?
「終わった、よな?」
「わふ・・・?」
きょとん、とするダリオ。
❲
ちょ。
「まだ居るのか!」
みんな警戒体制をとる。
何処から来る・・・?
ボウッ
両面鏡、楕円形で、縁に悪魔が飾られている。
出現と同時に、辺りが炎と吹雪に覆われた。
ライ、ダリオ、レインで何とか中和。
ユグドが斬りかかるが、跳ね返され吹き飛ぶユグド。
クリーピーも同じだ。
パナケアの毒も跳ね返されている。
コウッ
敵から、目を焼き尽くす様な光と、目がおかしくなりそうな闇が吹き出る。
ライが中和。
レインが魔法陣を展開、敵を捉える。
「反射を弱めます!」
レインを除く全員で一斉攻撃。
ゴウッ
切り裂く風と、押し潰す岩石。
ダリオがアンチマジックで中和する。
恐らく、反属性の魔法同時行使と、反射がこの敵の特徴だろう。
レインが反射を弱めたお陰でダメージが入り、敵が倒れる。
〈
「やったか・・・?」
❲
「ご主人、フラグですか?」
「く・・・」
ボスオンパレードじゃないか!
黄金色の巨竜。
周囲に宝剣が出現、次の瞬間、メンバーを貫く。
俺に向かった剣は、レインが防いでくれたようだ。
ライとダリオがみんなを回復させていく。
「ぬぬ・・・放たれた瞬間、相手を貫く因果武器でござるな。射出前に防がねば」
ユグドが呻く。
「ピキー!!!」
クリーピーが無数の宝剣を飛ばす。
「行きなさい」
ダリオが☆7のユニットを次々に召喚、敵に向かわせる。
「ぽふ!」
だばあ
パナケアが敵の頭に致命的な猛毒をかける。
ギアアアアアアアアア
敵がたまらず悲鳴をあげ、落ち行く。
良いぞ!
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