第69話 せぶんすたーだんじょん
「どうしました?やはりロリでなければ興味ないのでしょうか。私では駄目でしょうか?」
レインがさらにぎゅーっと体を押しつけてくる。
「ううう・・・俺は・・・俺は・・・」
クリーピーとパナケアがくるくる踊り回っている。
クリーピーが、
「ますたはクリーピーのアダルティなレディの魅力にくびったけなのよ!」
と叫んでいる。
く・・・。
「・・・また晩慰めてあげますから、とりあえず行きましょう?」
レインがぽん、と優しく肩を叩いた。
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結局、次はユグドにした。
「忍者屋敷みたいなカラクリ・・・クリーピーのダンジョンを可愛くした感じかな?」
俺が言うと、ユグドがツッコミを入れる。
「ご主人様、拙者はトレントゆえ、ただの森のダンジョンと思われます」
「信じない」
「まあ、見れば分かるでござるよ」
ユグドのダンジョンに到着。
中に入ると、雲の上まで続く世界樹がそびえ立っていた。
「こう来たかあ」
俺がしみじみと呟く。
「ご主人様、ボスは頂上のようです。中を登るしか無さそうですね」
「・・・面倒だね」
レインの言葉に、俺が呻く。
「わふ・・・帰って寝ましょうか」
ダリオが尋ねる。
その提案に乗りたくなる。
「ぽふー。早く行こ〜」
パナケアは元気だ。
「拙者は樹ですゆえ」
ユグドがうんうん、と頷く。
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結局、あっさり終わった。
恐らく進化したクリーピーのお陰だろう。
雑魚敵からあっさりソウルクリスタルが落ち、入り口から外に出た。
時間が早かったので、次はライ。
こっちは、非常に綺麗なダンジョン。
オーロラが空にかかり、多種の精霊や綺麗な泉・・・
あっさり雑魚敵からソウルクリスタルが出たので、帰還。
マイハウスに戻り、進化させる。
ユグド
種別:トレントクイーン
ランク:☆3(☆6)
レベル:1/500
スキル:
全武技(☆7)
植物支配(☆7)
PTスキル:
警戒(☆6)
罠無効(☆6)
ダッシュ(☆6)
武器:
ミスリルソード ☆3 50/50
ライ
種別:ウィルオーウィスプクイーン
ランク:☆3(☆6)
レベル:1/500
スキル:
光魔法(☆7)
神聖魔法(☆7)
闇魔法(☆7)
暗黒魔法(☆7)
無詠唱(☆7)
精霊支配(☆7)
PTスキル:
ライト(☆6)
聖なる加護(☆6)
アナライズ(☆6)
浮遊(☆6)
武器:
ミスリルメイス ☆3 50/50
ちょくちょくスキルが増えたようだ。
意識すると、浮き上がれる。
移動速度も早くなったようだ。
敵のランクとレベル、HPや簡易なステータス、耐性も見えるようになった。
うん、地味に便利。
「さて・・・午前中で片付いたし、午後からはダンジョンでレベル上げようか」
俺がそう言うと、
「とりあえず、近くに☆7ダンジョンが有りますので、力試ししますか?」
レインが尋ねる。
無茶なようだが、今まで☆6で狩ってたので、☆6だとお試しにならない。
「良し、☆7のダンジョンに行くぞ」
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