第34話

「──どうやら今回の一連の騒動も、ようやく収まったようですね」

 その小柄ながらもしゃんと背筋が伸びた、上品な所作がいかにも板についた老婦人は、つる本家の屋敷の謁見の間の上座に正座するやいなや、開口一番そう言った。


 ──しかしそれに対して、下座で畏まって畳に手をついて平伏している俺のほうはと言えば、自分の犯した罪のあまりの重さに、いまだ顔を上げることすらできなかったのだ。


「……やれやれ、そろそろご自分のことを、赦されてもよろしいのでは? ──『守り役』殿」

 俺のいかにも頑なな有り様に、溜息交じりに優しく諭してくる、鶴屋本家現御当主、鶴屋様。

 いつまでもだんまりを続けるのも失礼かと思い、ようやく恐る恐る重い口を開く。

「……赦すも赦さないも、今回の事件のすべての咎は、様でも様でもなく、間違いなくこの私めにあるのであって、どんな処罰も進んで承る所存であります」

 ようやく返事をしたかと思えば、通り一辺倒の謝罪の言葉であったことに、再び深々とため息をつかれる御当主様。

「そのお覚悟は見上げたものですが、他ならぬあなたと万桜の奮闘のお陰で、今回の騒ぎが無事に沈静化したのも、また事実ではありませんか?」

「それは事件の渦中において折良く、万桜様が『ゆめ巫女みこひめ』として目覚められたからであり、私めはあくまでもほんの手助けをしたに過ぎません」

 これは別に、謙遜なんかじゃない。厳然たる事実だ。


 それほど万桜の夢見の巫女姫としての、『ゆめげ』の効力は、絶大だったのだ。


 さすがにいきなり自分の夢の中に入ってこられた時は驚いたが、俺の有する『かた』としての力との相性は抜群で、二人が夢と現実とで力を発揮し合うことで、千代の『幸福の予言』が引き起こした大騒動を、鶴屋家没落一歩手前というギリギリのラインで、どうにか収めることができたのであった。

 まさにその時こそ、元々次期当主の最有力候補であった万桜が、名実ともに鶴屋家の『救世主』となった瞬間でもあった。


 ──そしてまさしくそれと反比例するかのようにして、彼女の姉の千代のほうの評価は地に堕ち、再び『くだんの娘』として、座敷牢に閉じ込められることになったのである。


 いや、違う。

 今回は誰かに強制されたわけでもなく、彼女自身が自ら牢に繋がれたのだ。

 それもある意味、当然であろう。

 念願の幸福な予言の巫女になれたことで、善かれと思って幸福の予言を乱発して、みんなを幸せにしていると思い込んでいたら、すべては『幸福の未来予知』でしかなく、結局自分は人の不幸しか占うことができない『くだんの娘』であることを痛感させられたのだ、一度希望を抱いた分絶望も大きく、今度こそすべてを諦め座敷牢の中に閉じこもってしまうのも、無理もなかった。

 ──しかも、自分がくだんの娘であることを認めることができなかったために、事もあろうに実の両親を死なせることになってしまったのだ。

 どんなに自分自身を責めても、責めきれないであろう。


 ……俺の、せいだ。

 すべては、俺が悪いんだ!


 哀れな幼なじみの少女を救ってあげて、すっかり得意になっていたけど、結局は彼女のことを絶望の奈落の底に陥れただけなんだ!


 何が『語り部』だ、この現実世界の『作者カミサマ』だ。

 女の子一人、本当に幸せにすることができなくて、仮にも『神様』を名乗ることなぞ、身の程知らずもいいところだろう。


「──御沙汰を!」


 その時あまりに重い自責の念に堪えかねた俺は、自然と己への断罪を乞うていた。

「御当主様、どうか御沙汰を賜りたく、存じ奉ります!」

 そう言って、更に力一杯額を畳にこすりつければ、再三の大きなため息とともに、目の前の老婦人が重々しく口を開いた。


「──わかりました。あなたは『語り部』として最大の禁を犯し、事もあろうにこの現実世界そのものを書き換えようとしました。鶴屋の現当主として、断じて見逃すことはできません。よってたびあなたのご家族全員を鶴屋家から絶縁し、今後一切の交流を断つことといたします」


 ──なっ。俺だけでなく、家族全員を絶縁だと⁉

 想像以上の厳罰に俺が我を忘れて唖然となっていると、上座のほうで那由多様が音も無くすっくと立ち上がり、そのまま出口へと向かっていった。

 そうだ、すでに沙汰は、下されたのだ。

 鶴屋の現御当主様が、今や一族の者でも何でも無い小学生の小僧なんかに、これ以上何の用があるとでも言うのか。

 そのように俺がこの上もない失望感に苛まれ、完全に言葉を失っていたところ、


「──最後に一言だけ、お礼を言わせてください」


 障子に手をかけたままで振り返りもせず、老婦人から投げかけられた、思わぬ台詞。

 ………………お礼って、今更御当主様が、俺に?

「何だかんだ言ってもあなたは、千代のことを救ってあげようとしてくれました。あまりにその力が強大であるゆえに、私たち肉親さえも遠ざけるしかなかった、あの子のことを」

「──っ」

「ずっと孤独だったあの子が、初めて他人から求められて、どんなに救われたことか。今回は結局悲しい結末を迎えてしまいましたが、すべてが無駄だったわけではありません。短い間とはいえ一度外の世界を経験したあの子は、きっとこれから変わっていくでしょう。今は絶望に沈んでいますが、これ以降は亡くなったあの子の両親の分も、私や万桜が最も近い肉親として率先して触れ合っていき、必ずや立ち直らせてみせます。くだんの娘の有する異能の性格上、座敷牢から出してやることはできませんが、もう二度とあの子に寂しい思いはさせないことを、鶴屋の現当主としてここに誓いましょう。──だからあなたも、こんな古びた因習に囚われた旧家のことも、自分の『語り部』などという忌まわしき異能のことも忘れて、これからはただの子供として、幸せな人生を送りなさい」

 ──‼

「……御当主、様」

「──いけません、あなたはもう鶴屋の人間ではないのです。私なぞに二度と声をかけてはなりませんよ」

 結局こちらに一瞥も与えることなくそう言い終えるや、部屋を出て行ってしまう老婦人。

 ──そして、一人残された、俺はというと、

「……あ、あ、ああ、あああああっ!」


 もはや恥も外聞もなく、声を上げて泣き始めたのだった。


 ──無駄では、なかったんだ。

 俺が善かれと思ってやったことは、けしてそのすべてが、無駄にはならなかったのだ。


 ほんの短い間だけとはいえ、物心がついてからずっと座敷牢に閉じ込められてきた千代に、俗世の人々と触れ合わせて、外の世界というものを肌身に感じさせて、彼女が変わっていくきっかけを作れたんだ。

 それはもちろん、彼女だけではない。

 今回大きな不幸があったとはいえ、これまで旧家の因習に縛れてきた肉親同士が、やっと普通の家族として再び共に支え合って歩き始めるための、機会チャンスを与えることができたのだ。


 ──そしてそのお返しとして、俺自身にも、大いなる機会チャンスを与えられたというわけだ。


 地元随一の旧家である鶴屋家から絶縁されれば、確かに多大なるデメリットを被るであろう。

 しかし実は、けして少なくはない、メリットだって存在しているのだ。

 今回痛感したのだが、『語り部』なぞといった人知を超えた力を持っていても、いいことなんて何一つなく、結局は災いを呼ぶだけなんだ。

 このまま鶴屋家の支配下にいたんじゃ、権力者たちから体の良い道具として利用されるか、千代同様にその絶大なる力を恐れられて俗世から隔離されるかといった、ろくでもない末路をたどることも十分あり得た。

 その覚悟もないのに、過ぎたる力を濫用すれば、我が身を滅ぼすだけなのだ。

 我が国きっての異能の一族である鶴屋家の歴史を熟知している御当主様は、誰よりもそのことをわきまえているゆえにこそ、僕が語り部の力に押しつぶされることのないよう、今回絶縁という建前で自由にしてくれたんだ。


 だったら彼女の思いやりを無にしないためにも、しっかりと心に留め置こう。


 ──たとえこれからもこの街に住み続けようが、金輪際鶴屋家と関わりは持つまいと。


 ──語り部としての力は、少なくともこの現実世界においては、けして使わないと。


 ──千代や万桜はもちろん、いかなる予知能力者とも、関わり合いにはならないと。


 ──もちろんそんなことはあるまいが、将来宇宙人とか未来人とか超能力者と出くわすことがあったとしても、絶対に深く関わったりはしないと。


 ──もはや妄想の類いになるが、まるでおとぎ話みたいに何でも自由自在に実現できて、この世界そのものを意のままに改変できる、それこそ神様みたいな人物がいたとしても、断じて近づいたりはしないと。


 そう。その時の俺は確かにしっかりと、真昼の空にぼんやりと浮かんでいた月に向かって、万感を込めて誓ったのであった──。


   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑


「……それがどうして、こうなるんだ?」


 俺は数年前における、この地方随一の旧家つる家の当主のとの最後の会話に思いを馳せながら、現在のあまりに異常な状況にめまいを覚えつつ、思わず独りごちた。


 毎度お馴染みの、我がSOS団御用達の、駅前の喫茶店。

 俺以外にテーブルを囲んでいるのが、何かと暴走気味な主人公気質のJKを中心にして、宇宙人と未来人と超能力者といったもはや定番のトリコロールであるのはいつも通りであるが、彼ら彼女ら自身のほうはけして、いつものメンバーというわけではなかった。

「遅いぞ、キョンくん! ……ええと、何だっけ? ああ、そうそう。『罰として、ここの払いは全部、キョンのおごりだからね!』……だっけ?」

 わざとらしく声をつくって、しれっと聞き捨てならないことを言い出す、ただの『上級生の女生徒』。……それってひょっとして、ハルヒのものまねのつもりなのか?

「……いちいちそんな罰ゲームを本当に行っていたら、別にバイトもやっていない高校生が、経済的に続くわけがないでしょうが。馬鹿なこと言っていないで、さっさと本題に入ってくださいよ、『つるさん』」

 って、別にSFラノベならではの物理法則ガン無視のトンデモ超常現象に限らず、日常シーンにおいても絶対にあり得ないようなイベントを平気で行ったりするんだよなあ。

 そのように一昔前のライトノベルにおける常識というものの乱れっぷりについて、しみじみと考えていたら、文字通り非常識の塊のような旧家のお嬢様が、いきなりとんでもない爆弾発言を投下してきた。


「何だよ、つれないなあ。この八日ほど、昼も夜もベッドの上でも、ずっと一緒にいた仲だというのにい〜♡」


 なっ⁉

 一瞬にして、同席していた三人衆の視線が、俺のほうへと集中する。


 ──まるで捨てられた子犬のような不安そうな顔をする、よう

 ──汚物を見るような侮蔑の表情を隠そうともしない、たちばな

 ──そして、ただただ驚愕に目を見開く、ふじわら


「……そんな、まさか。おまえはのことが、好きだったんじゃないのか?」


 ちょっと待て、おい!

 おまえの(妄想エア姉さんシスターってのは、もしかしなくてもあささんのことで、しかも未来人ヴァージョンでロリBBAの(大)のほうだろうが⁉

「──いやいや、公衆の面前で何言っているんですか、あなたは⁉ あれはあくまでも幼なじみのちゃんのほうだと思っていたゆえの、気安いスキンシップなのでありまして……」

「ふふん、そんなこと言っていて、本当は心の底では、『万桜うち』であることを見抜いておったんやろが?」

「へ?」


「──だってキョンは、私たち姉妹のこと、絶対に間違わないからね」


 ──っ。

 その台詞を耳にした瞬間、四年前の薄暗い蔵の中へと、記憶が巻き戻される。

 目の前の上級生のお嬢様が、いまだ思春期入り口の巫女装束を華奢な肢体にまとった、幼い少女と重なった。

「……冗談は、よしてください。すべてはすでに、過ぎ去ったことです」

「まあ、そういうふうに、お祖母さまと約束したからなあ。──だったら千代を自分の部屋に連れ込んで、乳繰り合うのもあかんかったと違う?」

「ぐっ」

 いやだから、別に俺たちは乳繰り合ってなんかいないし、そもそもあれは千代でなく万桜──『鶴屋さん』だったんだろうが⁉

「……おい、その『小芝居』は、いつまで続けるつもりなんだ?」

 いかにも不快な表情を隠さず口を挟んできたのは、俺の隣の自称未来人の少年であった。

 ……こいつってば、異世界では頼りになる前衛アタッカーに徹してくれているけど、現実世界──特にこの定番の喫茶店においては、まさに原典オリジナルそのままに、お得意の偽悪的態度をモロ出しにするからなあ。………………この真性のツンデレめ。

「何や、藤原くん。もしかして、嫉妬かいな?」

「──ぶふっ‼」

 口に含んでいたコーヒーを盛大に吹き出し、顔中を真っ赤に染め上げるお隣さん。

「な、何を、根拠に…………いやいや、こいつが惚れているのは、あくまでも姉さんのほうで。僕のほうはただの、パーティの仲間に過ぎなくて──」

 おおいっ! そこは口ごもったりせずに、はっきりと否定しろよ!

 ……あれ? なぜだか女性陣の皆様の瞳が、いや〜んな感じに、輝き始めているんですけど。

「……悪いんだけど、つまらんコントは、SOS団の部室で飽き飽きしているんですよ。さっさと用件を言ってくれませんか?」

 某自称超能力者と某自称宇宙人コンビによる、毎度お馴染みのロリコンコント──名付けて『ロリコント』とかね。

「おお、悪い悪い。すぐに調子に乗るのが、うちの悪い癖や。──皆の衆にはこれを見てもらいたかったから、わざわざお集まりいただいたんよ」

 そう言って、風呂敷に包まれた、何か箱状のものを取り出す上級生。

 ああ、そうそう。そういえば、この『鶴屋家の財宝発見!』イベントが残っていたっけ。

 さしずめあの古びた木製の箱の中に収められているのは、いかにもオーパーツな特殊な金属でつくられた、正体不明の棒状のもので──


「「「「──ちょっ、それって、まさか⁉」」」」


『鶴屋さん』が箱から中身を取り出すや、俺を含む佐々木パーティの四人全員が、思わず我が目を疑い、驚きの声を張り上げた。

「これって、造られた年代はおろか、材料の産出場所すらようわからんらしいで。──つうか、関西随一の一流大学の研究室のデータベースに照会したところ、現在の地球上にはこんな物質は存在しないとまで言われたんやけど、もしかしたら皆の衆なら、ようくご存じでないかと思って見てもらったわけやけど、どうでっしゃろ?」


「……オリハルコン」


 それを口にしたのが、果たして自分なのか藤原なのか、定かではなかった。

 しかしそれは間違いなく、俺たちが嫌になるほどよく知っている、とあるつるぎの柄の部分であったのだ。


「……何で、何で、俺が異世界において勇者として使っている、聖剣がこの現実世界にあるんだ⁉」


 その時ようやく俺は、すべてを悟ったのであった。


 今回の騒ぎは、原典オリジナルにおいて、佐々木チームが顔見せをするために朝比奈さんの誘拐を企てたことが単なるブラフでしかなかったように、千代と万桜が入れ替わることによって鶴屋一族の不穏分子を断罪することでも、俺との過去のわだかまりを解消することでもなく、まさしくこの聖剣を、俺たち異世界パーティ一同にご披露することこそが、最大の狙いだったのだ。


「……聖剣があるということはもしかして、これからこの世界に魔王が現れるとか?」

「はっ、まさか。この『完全なる現実世界』に、魔王が現れたりするものか!」

「しかしこれって間違いなく、オリハルコンよ。ほんのわずかだけど、魔導力が感じられるもの」

「確かに年代物に見えるし、誰かが悪戯で造ったわけでもなかろうが、だからって本当に異世界のオリハルコン製の聖剣とは決まってないだろうが? そこいらの三流ネット小説でもあるまいし、そもそも異世界なんて現実に存在するわけがないんだよ」

「だったらこれは、何だって言うんだよ?」

「決まっている、それこそ原典オリジナル通りに、宇宙人や古代人なんかがもたらした、文字通りのオーパーツの類いだろうよ」

 喧々諤々の論争を繰り広げる、『鶴屋さん』以外の佐々木パーティの面々。

 一人意固地になって否定的意見を繰り広げ続ける藤原であったが、彼にしてもあまりにも予想外な物を突きつけられたために、とにかく否定せずにはおられないといった心境なのであろう。

 そのように今やほとんど全員が恐慌を来している、狂乱の場を唐突に制したのは、文字通り『の一声』であった。


「──いやいや、わからんでえ、ひょっとしたらこの現実世界そのものが、どこかの誰かさんの手による、ネット小説だったりするのかもよ?」


「「「「──‼」」」」

 それはあまりにも、荒唐無稽なご意見であった。

 本来ならば、「そんな馬鹿な」とでも言って、一笑に付すべきであったろう。

 しかし我々は、四人のうち三人が未来人や宇宙人や超能力者を自称しており、残る俺にしたって今更一般人を名乗れないほど、すでに超常イベントにどっぷりと浸かりきっている次第であって、むしろ「そんな馬鹿な」を体現している集団とも言えた。

「まあとにかく、ただの一般人であるうちには過ぎたるもんには違いないし、何だか心当たりのありそうな皆の衆に預けることにしたんで、後は好きなようにしてな」

 そう言って、人を大混乱に落としておきながら、自分だけさっさと退場しようと席を立ちかける、旧家のお嬢様にして実は希代の予知能力者。

「──ちょっと、待った!」

「うん、何や、キョンくん。もしかして今日もうちを、お持ち帰りしたいとか?」

 そのような毎度お馴染みのお茶目な戯れ言をガン無視して、俺は言い放つ。


「そんなにたびたび座敷牢を抜け出しては、駄目じゃないか、──?」


 一瞬いかにも虚を突かれたようにして、目を丸くする、何よりも大切な幼なじみの少女。

 しかしその表情はすぐさま、いかにも嬉しそうに笑み歪んだ。


「……ほんと、キョンは、私たち姉妹のこと、絶対に間違わないよね」


 ──それは昔夢の中で見た彼女の妹そっくりの、まるで大輪の花が咲き誇ったかのような、満面の笑みであったのだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る