ぺぱぷらいぶ~10th year's anniversary~ 後半

大空ドリーマーを歌い終わり、ここで一度

トークを挟む


プ「それにしても、私達がペパプを

結成してから、もう10年経つのね」


ジェ「時間が経つのは早いですね」


コ「そうだな」


フ「こういうの、『光陰矢の如し』って

言うんだよね」


イ「だから何でお前はそういうことに 詳しいんだよ」


フ「あっ、ねーねー」


プ「何よ?フルル唐突に」


フ「さっき継ちゃんのやってたアレ、

フルル達もやってみようよ」


ジェ「さっきの『○○ですか~?』に

対して『そうですね!』って返すやつですか?」


フ「うん」


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継「アレをやる気か?」


マ「みたいですね」


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イ「でもあれ最後滑ってなかったか?」


コ「まぁやるだけやってみるか」


プ「それじゃぁ行くわよみんな!

準備はいい?」


観客「はーい!」


プ「みんな楽しんでる?」


観客「そうですね!」


イ「このあとも楽しもうぜー!」


観客「そうですね!」


コ「まだまだ盛り上がっていくぞ!」


観客「そうですね!」


ジェ「じゃあ、美味しいアイスは?」


観客「爽ですね!」


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継「いや答えるんかい!」


マ「継月さんが前もってやったから

じゃないですか?」


継「なんか複雑な気分…」


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フ「光る棒を~?」


観客「ふるるー!」


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継「フルルは相変わらずマイペースだな!」


マ「あれ、フルルさんの持ちネタですよ?」


継月「( OwO)ウェッ!?」


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イ「それじゃあ、次の曲行こうぜ。

大空の次は大海原だ!

『ファーストペンギン』!!」



(最初のサビ)


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マ「確かファーストペンギンて、群れの中で最初に海に飛び込む一頭のことを指すんですよね?」


継「あぁ、といっても正確には群れの中で

最初に行動を起こす一頭のことだな」


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(一番)


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継「ちなみにヒトの間では誰もやったことのないことに挑戦する最初の一人を指すときに そのヒトに敬意を表してファーストペンギンと

呼ぶことがある」


マ「そうなんですね」


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(二番から間奏の語り、ラスサビまで)




曲が終わりまたワァァァァァァ!!っと観客席から声が上がる


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マ「あっ、そうだ継月さん。

エンディングで大陸メッセンジャーをみんなで歌うのでガブリエルさん達と歌詞とメロディーを覚えておいてください」


継「分かった」


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フ「みんな盛り上がってるね~」


プ「ボルテージ最高潮ね」


コ「パラドの言葉を借りるなら

『心が踊るなぁ!』ってところだな」


イ「おっ!似てる似てる!」


ジェ「でもごめんなさい、実は次の曲で

最後なんです」


観客「えーっ…」


プ「でも最後は私たちの新曲よ!

最後まで盛り上がっていきましょう!」


ワァァァァァァ!


プ「それじゃあみんないくわよ!

せーの!」


全「『純情フリッパー』!!」


ワァァァァァァ!


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継「最後の最後で新曲持ってくるなんて最高かよ!観客のボルテージがレベルマーックス!じゃねぇか!」


マ「やっぱりこういうのは最後まで残しておかないと♪」


継「お楽しみは最後にって訳か」


マ「はい♪」


継月(まぁ本当のお楽しみは)


継月 マーゲイ

(( この曲の後なんだけどな(ですけどね) ))


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(一番と二番、Cメロまで)


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『ワァァァァァァァァッ!!』


マ「あ、継月さん、そろそろスタンバイお願いしますね」


継「いよいよか。確認だけど、アンコールが入ったら出ていくんだっけ?」


マ「はい!」


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(間奏後からラスサビ)


ワァァァァァァ!


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???


継「姉ちゃんたち、準備はいい?」


ウ「いつでもいいわよ」


ガ「オッケー!」


ル「こっちもいつでも大丈夫だ」


継「よし!」


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観客A「アンコール!アンコール!」


アンコール!アンコール!アンコール!

アンコール!アンコール!アンコール! 


ジェ「アンコールが掛かりましたけど…」


プ「ええっ!?あとエンディングの

大陸メッセンジャーしか残ってないわよ!?」


コ「参ったな…」


イ「あとはようこそジャパリパークへ

しかないぞ?」


もう発表する曲がない

しかしアンコールは鳴り止まない

そんな状況でプリンセス達は困惑していた…


フ「まだあるよ」


ただひとりを除いては


プ「ちょっとフルル?」


イ「おいおいなにいってるんだよ!」


ジェ「だってもう曲は全部」


フ「うん、歌い終わっちゃったね


ざわざわざわ


コ「『みんなで歌う曲は』?どういうことだ?フルル」


フ「こういうことだよ。みんな出てきてー!」


すると舞台の後ろ側が開き、そこから継月達が出てきた


プ イ コ ジェ「「「「えぇーっ!?」」」」


継「会場のみなさーん!盛り上がってますかー?」


ワァァァァァァ!!


プ「ちょっ、ちょっと継月!どういうことこれ!?このステージにこんな作りあったかしら!?」


継「マーゲイから許可を貰って改造したんだよ。このサプライズの為にな」


コ「サプライズって…どういうことだ?」


フ「みんな内緒にしててごめんね。でも、

みんなを驚かせたくって」


ジェーン「驚かせる?」


イ「何がなんだかさっぱり分からないぜ?」


ここで継月とフルルで種明かしをする


継「実はライブの1ヶ月前からな、曲を

作ってたんだよ。俺とフルルの二人でな」


プ イ コ ジェ

「「「「曲を作ったー!?」」」」


フ「うん、みんなにフルルの気持ちを

伝えたくて、でもフルルひとりじゃ無理だったけど、みんなを驚かせたいから相談する訳にはいかなかったんだ。だからみんなには内緒で

継ちゃんに手伝ってもらってたんだ」


プ「フルル…」


継「その様子じゃ、みんな見事にノせられたみたいだな」


プ「えぇ、全くよ」


フ「それじゃあみんなの紹介をするね。

継ちゃん、お願い」


継「いや、俺かよ。まぁいいけど

みなさん改めましてこんにちは!」


観客「こんにちはー!」


継「はい!ありがとうございます!

当ライブ本当の最後の曲は先ほども申しましたようにフルルと私で作った曲です!

今回このライブが初めての発表というのに

加え、今回生演奏でお送りいたします!」


ワァァァァァァ!


「ではメンバー紹介に移ります!

まずは私、ギター担当の継月です!」


ワァァァァァァ!


「そして、ドラム担当で私の姉である、

ガブリエル!」


ガ「みんな宜しくねー!」


ワァァァァァァ!


継「そしてそして、バイオリン担当、

同じく私の姉であるウリエル!」


ウ「よろしくね」


ワァァァァァァ!


継「さらにピアノ担当でこれまた同じく私の姉である、ルシファー!」


ル「よろしくな」


ワァァァァァァ!


「それではメンバー紹介も終わったところで、曲に移ろうと思います。はい、フルル」


フ「ありがとー。この曲はさっきもいった通り、ペパプのみんな、そしてフルルたちを

応援してくれるみんなへのフルルの気持ちを 込めた曲だよ。それじゃあ聞いてください」





     『やくそくのうた』



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