やくそくのうた
ルシファーの伴奏で曲が始まる
♪~♪~♪~♪~
※やくそくのうたを聴きながらお楽しみください
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(一番と二番の間奏)
プ「これが継月とフルルで作った曲」
イ「ロックじゃないけど…いいなこれ」
コ「あぁ」
ジェ「私、なんだか涙が出てきました…」
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(二番)
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(二番と最後のサビの間奏)
観客席
ブ「いい曲だな…ん?」
ブラックジャガーは涙を流しながら聞いていた
ブラックジャガーが隣を見ると
「なんだ?泣いているのか?」
ホ「こんな歌を聞けばファンじゃなくても泣くに決まっているじゃないか!」
ホワイトタイガーは号泣していた
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(最後のサビ)
♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~
演奏が終わり、辺りを静寂が包んだ
……………………
パチ
パチパチ
パチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
その静寂は観客の拍手により破られた
観客みんなが拍手をしながら立ち上がった
スタンディングオベーションだ
中には涙を流す者もいた
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舞台袖
マ「ぅぅっ……フルルざん゛!
ざい゛ごう゛でずー!」
マーゲイも舞台袖で号泣していた
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フ「みんなありがとー!」
フルルー!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
こうして、フルルのサプライズは無事、成功に終わった
……………………………………………………
みずべちほー
~ライブステージから少し離れたところ~
あのあと、みんなで大陸メッセンジャーを歌いおわって、そのあと対象のフレンズとの
握手会やサイン会を行い、無事に
ペパプ結成十周年記念ライブは終わった
俺は今、フルルと今日のことで話をしている
フ「サプライズ大成功だったね~」
継「だな。一時はどうなるかと思ったけど、
無事に終われて良かった」
フ「継ちゃんのお陰だね」
継「気にすんなよ、お前の本気でやりたいって気持ちに乗った、それだけだ」
フ「そうじゃないよ」
継「そうじゃないって…じゃぁ何が?」
フ「あのときフルル、すごく不安でね?
でも継ちゃんがぎゅってしてくれたから、
安心出来たんだよ?」
継「フルル…」
フ「それに、継ちゃんへのサプライズも
成功したし」
継「俺へのサプライズなんてあったか?」
フ「私達の作った曲ね?あれ、歌詞の中に継ちゃんへの気持ちも入ってるんだよ?」
俺は歌詞のプロットの紙に描かれてた自分と
思わしき似顔絵のことを思い出した
継「そっか!だからあの絵に俺の顔が!」
フ「そういうこと♪」
継「成る程ね、そういうことだったのか」
フルル「継ちゃん。もしかして…フルルに
ノせられちゃった?」
継「…あぁ、まんまとノせられたよ。でも、
こういう嘘は…嫌いじゃない」
フ「……ねぇ継ちゃん」
継「なんだ?」
フ「ちょっと屈んで?うまとび?ってのをやる感じで」
継「なんだよ突然」
フ「いいから」
継「いいけど」
ったく、なんでまたいきなり……
そうおもいながらも屈んだ瞬間
チュッ
継「…!?」
目の前にはフルルの顔…
そして唇に当たる柔らかい感触
つまりこれって…
そしてその感覚が体感時間にして約数秒続くと
フルルの顔が離れた
フ「プハッ…えへへっ。プレーリー式の、
ありがとうの挨拶だよ♪」
遠くからマーゲイの声が聞こえた
マ「フルルさーん!継月さーん!
打ち上げしますよー!」
フ「はーい!継ちゃんいこ!」
継月「あっ、あぁ…。ちょっと…先、行っててくれ…」
フ「…?分かった~」
フルルは一足先に打ち上げに向かってき、
その姿を見送ると俺は口元を指でなぞった
初めてのキスは甘酸っぱいレモンの味…なんてのをよく聞くけど……
俺の初めてのキスは……
フルルがさっきまで食べてたじゃぱりまんの
甘酸っぱいブドウの味がした
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