応援コメント

第67話羽ばたき」への応援コメント

  • 豊楽院での御元服を祝う宴会の描写だけでも溜息が出ます。忠平の化けっぷりにも見事!茶目っ気ににやりとします。陽成院の三種神器の件も圧巻ですね(。^。^。)作品全体を通して豚ドンさんの才気と叡知本作への熱意が迸ります。月並みな言葉ですいまませんが本当に感動しました。まだ来るか・・という感じです!羅城門での興生王・・羅城門の鬼の逸話の始り!「おお!」と読む手を止めて拍手したくなりました(しました)そして酒呑の里での将門の語りでのひき。立ち入れない誰も見たことのない宝物殿の三種神器を見せて頂きました。思うことは・・豚ドンさん、長生きをしてこの物語を紡いで下さい!切なる願いです!心が震える時間でした。御元服の夜に今一度戻ります(。^。^。)

    作者からの返信

    いつも熱い感想をありがとうございます!賀茂忠行は今昔物語では延喜の時の帝。……醍醐帝の折に射覆で天下に並ぶもの無しと称されたと書かれていますが、本作では色々と凄い事をする男ですね。
    三種の神器の下りは、若々しい陽成院への説明から、帝の力への説明の一つになったりします。……八岐大蛇の尾から出てきた、草薙剣を容れてしまうというのは伝奇であるからこそ書けるのではと思ってます。
    羅城門での興世王のエピソードはずっと温めていたもので、ようやっと出せた感があります。……本作において、後の頼光の時分にまで、根強く残る、羅城門に巣食う鬼の風説はここに発端します。
    色々と他にも書きたい物語がありますので頑張って書き続けて長生きしますw