応援コメント

第61話決意を胸に」への応援コメント

  • 純友追討の記録は歴史上は捏造であるとも云われていて、今後豚ドンさんの筆でどのようにその顛末が描かれるか・・こちらも楽しみです。儺の大祓師の美しきこと。読んでいて心が震えます。追儺の宮中行事における役割りが変化したこと。本来鬼を払う者が、終われる鬼に変化していった経緯も、今回のお話と照らし合わせて、大変興味深く思いました。豚ドンさんの歴史への深い洞察と知識と創造力に感心するばかりです。ルネッサンスとは・・よく誤解される言葉ですが。当時の前衛や現代アートでははなく、古典からの再発見であり、新たな芸術への再構築。そんな意味から、まさに【平安ルネッサンス】である・・改めて畏怖と敬意を込めて呼ばせて頂きます!新しい命を吹き込まれた古の英雄、男たちが躍動する様がまるで神話のように思え、その誕生に立ち会えて、とても幸せな気持ちです。

    作者からの返信

    そうなのです、純友追討は色々と情報が錯綜していますね。……小野好古に討たれたという話もあるし、無事に逃げ果せたという話もありますね。個人的に、どの説を推そうか迷うところですが。……西へと向かって逃げた説を推してます。最後の最後に繋げる為に。
    追儺における、方相氏と侲子の役割が変化したというのは。……翼さんの御推察の通り、この先の話を暗示したり、二人を。……するものであったり何やり。……多くを語ると楽しみが失われるかもしれませんので此処までにしておきます。
    平安ルネッサンス。自分には恐れ多いほど過分な評価ですが、とてもしっくりきて良いですね。
    誰かが彼らの英雄としての話を書き留めておかねばならない。怨霊や悪であった。と、誹りを受けたままでは我慢が出来ない。
    これからも誰かの、気づきになるものを書ければと思います。
    翼さん、いつもありがとうございます