裏章:Under Ground(意訳――《化物達の祭典》)

第百五十四話:【Under Ground】意訳

 



 持てるだけの卵菓子エクシェットを持たされて、自分達は黒の部屋の中心に立っていた。

 自分は緊張からがちがちに肩に力を入れて、ブランは慣れた様子でリラックスしたまま。


 自分は渡されるがままに着込んだ服の裾を片手で握りしめ、もう片方の手で落ち着かなく長煙管を摘まむ指先をわずかにすり合わせる。気を抜けばその細い吸い口を噛んでしまいそうになり、慌てて口から離す。もうこれで、3度目になるだろうか。


 気分を落ち着けるために深呼吸を挟んでから、自分の服装に視線をやった。着る前も、着た後も、何度も何度もひっくり返し、眺めまわしたそれは、ファンタジーな期待からは微妙な着地点でもあり、けれど想像よりも高機能な装備品であるらしい。


 曰く、盗撮防止機能や、自動防御機能を果たす術式を組み込んでいるらしく、全てトルカナ様の手作りなのだとか。

 自分の髪色に合わせてくださったらしく、全体的にほとんど黒に近い深い藍に染められた八分丈ズボンカプリパンツに、それより少し淡い灰青のタンクトップ。


 更にその上に黒地に赤と銀の複雑な陸狼ロードル模様を染め込んだ厚手のポンチョ風の何か、という謎の組み合わせとなっている。

 しかもポンチョらしき何かは着ると肩の部分が丸出しになるように丸い穴が開けられていて、下は下着とタンクトップ一枚なので、傍目にはむき出しの肩が寒々しい。


 この寒い中、タンクトップにポンチョってなぁに? と最初は思ったが、着ると不思議なことに妙に温かく、寒さは微塵も感じなかった。

 戦士を乗せて、あるいは戦士そのものが化けたとされる狼を模したと言われる陸狼ロードル模様、それが刻まれた地色の黒さも相まって、ある意味ではファンタジーにおける民族衣装のような印象を受けるが、もしかしたら本当にフルマニエル公国のどこかの民族衣装かもしれない。


 ブランが言うには、自分が此処に来ると聞いて、更にはソロモンの授業の助手として働くことになったと知ってから、トルカナ様が喜々として糸から紡いで作っていたらしい。

 ブランから聞くところによれば、糸を染める時間、染料、編み方、編むときの糸の数や様々な取り決めを守ることで様々な魔法的要素を引き出せるという。


 それをやるには出来る限り――糸の原料である羊の毛を目的に、毛を採る予定の羊を親羊に産ませるところから――仕込むことで、望む効果を最大限に引き出すことが出来るのだとか。


 その魔法的循環の内、染めた糸からでもなく、糸を染めるところからでもなく、糸を紡ぐ部分から始めたというのだから、トルカナ様の強い思いが伝わって来るというものだ。


 ブランが言うには、時間さえあればそれこそ初めから――終わりの初めから仕立て上げただろうとのことだが、自分もそう思う。トルカナ様は、本当に自分のことを深く思ってくださっているのだろう。


(……早く、思い出してさしあげたいな)


 自然、思う言葉も敬語になるほどの女傑だが、その優しさは深く、温かい。隣に立つブランが着る青い無地のシャツに、茶色のハーフパンツもトルカナ様が手作りしたものらしく、自分のものと同じように様々な機能が搭載されているらしい。


 さて、現実逃避に服がどうのこうのと言及してみたが、汗ばむ手のひらは変わらず、止まない動悸も胸を叩き続けている。これはもうどうしようもないなと溜息を吐けば、隣に立つブランが何度目か分からない視線を向けてきた。


 視線。そう、それはまさしく――、


「かっこいいですね狛乃さん! とってもよく似合ってますよ!」


 ――羨望。いや、ちょっと違う。何かこう、憧れがカタチになった時のような、テレビで見ていた戦隊ヒーローの衣装を、街のショーケースの中に見つけた時のような色があるのだ。


「……ありがとう。その、ブラン? ちょっと聞くんだけど、これ、何か由来のある衣装なのかな?」


「あ、はい! それはですね、フルマニエル公国の神話衣装なんですよ。火の神――燃える狼アーシファーが纏う戦闘衣と言われていて、それの絵画が色々とあるんですけど、もうかっこいいんです!」


 神とは言っても、男神、女神の類ではなく、アーシファーはフルマニエル公国が誇る三大守護魔獣のことで、その出典はガルマニアの黒のハブグリフォンガルメナにも劣らず――! と実に楽しそうに語るブランの説明を、自分はうんうん、と悟りを開くような気持ちで聞いていく。


 自分の正体まで知っている人が見れば、お前は本当に正体を隠す気があるのか? と怒られても仕方が無さそうな衣装だが、もう何も言うまい。知らない人には想像もつかない話のようだし、問題無いのだろう。たぶん。


 遠い目をしていれば、手に汗が滲む辛い待ちの時間も自然と過ぎ去っていく。ブランの持つ端末が軽やかな音を立て、同時に自分とブランの目の前で異変が起きた。

 何も存在しなかった部屋の中心には、小さな光と共に1つの扉が現れる。茶色で、見るからに木造のそれは何の変哲もない木の扉だ。


 もしもそれが、部屋の真ん中に突然現れたりしなければ――の話だが。


 ブランはそれを見るや否や、来た、と小さく口にして、魔獣伝説について熱く語っていた口を閉ざす。彼はそのまま手に握っていた小さな鍵を持ち上げて、それからはたと自分を振り返った。


「狛乃さん、忘れ物はありませんか?」


「無いよ――行こうか」


 覚悟の時だ、と唇を噛む自分を見て、ブランはちょっとだけ首を傾げて悩む素振りを見せてから、大丈夫ですよ、と自分の背を叩いてくれる。


「大丈夫、狛乃さん、ネットで家庭教師やってたんですから。それがちょっと立体的になるだけですよ!」


「立体的……なるほど」


 言い得て妙なブランの台詞は、自分をゆっくりと落ち着かせていく。そう、いつもの仕事がリアル空間になるだけだ。しかも助手だから先生として話すわけでもないし。


「よしっ、頑張ろう!」


 お給料が入ったら弥生ちゃんと美術館に行くんだ! と決意を固め、自分はブランに頷き返す。気合十分の自分をほっとした顔で見て、ブランはそれでは行きます! と手に持つ鍵を扉に向かって放り投げた。


 金色の鍵はまるで水面みなもに落ちるように、とぷん、と扉に吸い込まれ、そして光が自分とブランを埋め尽くし――、



 ――新たな地下世界に、自分は足を踏みいれた。





























 魔法関連総合結社――ソロモン。


 それは正しく、どんな角度から見ても地下世界の異空間。


 化物達が集まった魑魅魍魎ちみもうりょうの非合法団体でもあれば、世界の治安維持に尽力する秘密結社でもあり、人種どころか種族の別無く様々な者達が所属する、由緒と歴史ある組織でもある。


 我らは時に悪と呼ばれ、我らは時に善と呼ばれる。


 それら全て、清濁併せて纏め上げるのが我らが王。今は第二十七代、しぎという名のこそが、今代のソロモン王として君臨している。


 先代よりかは慈悲深く、しかし先代よりも強談ごうだんな我らが王は、遠くとも血縁である狛乃を見捨てはしないが、優遇はしない。


 場を与えられるだろう。学ぶ機会も、力をつけるチャンスも、深い淵から這い上がる為の手がかりも与えられるだろう。


 けれど、自ら努力せぬ者に、ソロモン王は目もくれない。


 他者の目に惑わされるな。自らの本質を見失うな。信念を忘れるな。例え六迷を失おうとも、お前は男神様とは違うのだから。


 よく学び、よく聞き、よく考えよ。狛乃、それが出来るなら――お前はソロモンにて、何者にもなれるのだから。




 ------




 トルカナ様の言葉を思い起こしながら目を開く。


 光の先、そこに広がるのは別世界。


 確かに同じ時間と空間に存在しているはずなのに、限られた者だけが存在を知る異空間。


 牙の長い者、おおよそ人とは思えぬ目の色の者、その背に翼を持っている者、角ある者、獣尾のある者、もはや人の原型すら留めぬ者達。


 ブラン曰く、人から魔法生物化物と呼ばれる者達が、人間に混じり、忙しそうに、苛立ったようすで、あるいはのんびりと、その広大な空間を行きかっている。


 服装も様々、髪の色も、目の色も、種族も何もかもが違う。けれど彼等の目には知性があり、話す言葉も国際共通語である日本語で統一されている。



 ――ソロモン本部、1階層。



 そこは、広大な藍の地下空間。巨木もかくやという青黒せいこくの柱が広大な空間に乱立し、その天井を支える大宮殿ラァンバトの第一層。

 大天井には巨大な竜が彫り込まれ、柱の一本一本には見たことも無い紋様がぎっしりと刻まれる。床には数多の獣の線が刻まれ、不可思議なことにそれらは時折、ふと頭をもたげたりするようだった。


 どれだけ広いのかよくわからないほどの大空間の所々には、色々な形の扉や受付らしきカウンターが点在し、統一されたバッジを身に着けた者達が書類を受け取り、判子を押し、時に口論の声までもが聞こえてくる。


 話している言語こそ日本語だが、聞こえてくる会話の中に混じる単語は知らないものばかり。自分の想像なんか容易く超えてくる現実の数々に、噛みしめたはずの唇は緩み、呆然と周囲を見回すばかりだった自分に――。


「――むむ? 新人さんですか? なぁんか見覚えあるんですけど……」


 コンサートホールよりも高い天井を仰ぎ、忙しなく左右を見回すお上りさん全開の自分にかかる声。軽やかな女性の声に慌てて顔をそちらに向ければ、長い栗色の髪をおさげにした女性がこちらをじぃっと見つめていた。


 黒いスカートに、茶色のタートルネック。その上には、その女性の背丈には合わない大きさのよれよれの白衣という出で立ち。身長は女性にしても低めで、自分の顔を見上げるように女性はぐぐいと顔を突き出してくる。


竜屠りゅうと君、いや、最屠さいと君に妙に似ているような――でもソロモンの血族ならアタシが知らないわけが……」


「え、えっと……」


 大きな紫色の瞳はくりくりとしているが、何よりも目立つのはその下に刻まれているクマだろう。一体何日寝ていないのか、その女性は分厚い黒縁眼鏡を細い指で押し上げ、欠伸を噛み殺しながら怪訝そうな顔で自分を見つめている。


 何と言ったら良いのかわからずにブランに助けを求めようと横を見れば、ブランはブランでぽかんとした顔で女性をじっと見つめていた。その赤い瞳には疑問、そしてじわじわと驚きが滲み、最後には確信に満ちた顔で実に嬉しそうな声でこう言った。


「だ、第8情報室の斑鳩いかるが室長だぁ! なんでこんな上の階に……っ」


「はい? アタシは確かに……あ、トルカナさんのブラン君。何でこんなところに一人で……あ、ああ。今日は〝授業〟の日なのかな?」


 数日寝てないから日付が曖昧で、とぼやきながら頭に手をやるよれよれ白衣の女性――ブラン曰く、斑鳩いかるが室長は、ぶつぶつとひとりごとを言いながらブランを見て、次に自分を見て口を開く。



 ――自分の喉元に、一瞬でナイフを突き付けながら。



「それで――あなたは誰?」



 失礼なのは許してね、此処はそういう所だから。そう言って、斑鳩室長は自分に小さなナイフを突き付けながら首を傾げる。大きな紫色の瞳は細められ、その身長からは想像もつかない威圧感に息が止まった。

 現実で、現実世界で、ナイフを突きつけられる。そんなことは産まれて初めての経験で、恐怖に筋肉は固まり、微動だに出来ない――はずだった。


 けれど、息が詰まったのも一瞬だけ。全身が強張ったのもほんの一時ひととき。鼓動はすぐに平常に戻り、自分はどこか奇妙な感覚で喉元に迫るナイフに視線を落とす。

 見つめる先で、ナイフの先は潰れていた。まるで、一度溶かされて丸められたかのように鋼の波紋は歪んでいて、極めつけにはその刃先は揺らめく炎に押し止められ――、


「狛乃さん……ッ!」


 ブランが小さく押し殺した、悲鳴のような声で自分の名前を呼ぶ。斑鳩室長もその現象に目を細めるが、掲げた刃は下ろさない。

 けれど、自分は全く違うことに困惑していた。それは、


「いや、正気……というか、うんと、よ」


 そう、何も変わっていない。今までならば、こうした現象と共に自分はいたはずだった。頬の火傷――〈復讐印〉は消え、六迷を欠き、魂は裏返って亜神としての面が現れる。


 けれど、今の自分は自覚できるほどにいつも通りだ。いつもの白井狛乃。孤独に怯え、未来に不安を抱く一人の人間でしかない。

 ある意味、正気のまま炎を操る奇妙な感覚。けれどそれは決して自分の手を離れた力ではなく、自分の意思に基づいて動いている。即ち、身に迫った危険だけをとりあえず防ぎ、そして、


「あ、あの! 自分は白井狛乃と言いまして、今日からソロモンの授業で助手として働く予定の者で……!」


 自分は正体不明の警戒対象ではないということを、必死に言い募るための時間を作るためだけに、炎は刃を潰し、その切っ先を喉からわずかに遠ざける。


「あー、何となく察したけど一応答えてくれるかな。父親と母親の名前は?」


 攻撃を無力化しておきながら焦る自分に、斑鳩室長はナイフはそのままで小さく訊ねる。思わぬ質問に自分は一瞬だけ呆けたが、久しく口にしていない両親の名前を恐る恐る答えて見せた。


「父は、おとがい直人なおと……母は、えーと、〝なっちゃん〟としか聞いてないんですけど……」


 そう言えばお母さんの本名って知らない、という事実に自分でも驚きながらそう言えば、斑鳩室長はナイフを下ろし、片手で顔を覆って空を仰いだ。あの総会の時の子か、という呟き付きで。


「わかった――ようくわかった。ブラン君と一緒の理由もわかったから、急いでるんなら行って良し」


 どこか投げやりな声で斑鳩室長はそう言って、顔を覆う手を下ろして億劫そうにナイフをしまう。ブランと顔を見合わせ、急ぎではないです、と言えば、斑鳩室長はじゃあ下で驚かせちゃったお詫びにお茶でも奢ろうか、と頷いた。


 颯爽と歩き出す斑鳩室長の背を追って、ブランと一緒に慌てて歩き出す。斑鳩室長の小さな後ろ姿を追いかけながら、ブランは自分と歩調を合わせ、不安そうに、けれどわずかに期待を込めて話しかけて来た。


「狛乃さん、コントロール出来るようになったんですか?」


「なんか、何となくだけど、少しならこの状態でも使えるみたい」


 さっきの感覚を思い出しながら人差し指を立ててみれば、その先に小さく揺らめく炎。柔らかなそれは蝋燭の火よりは淡く、指先に熱を感じることも無い。


 ただ代わりに、どこか胸の内で、小さな獣が鳴くような声がする。にぃー……と、猫のような声が自分の内側で小さく響き、怠そうに、けれど相応の愛情を感じさせる眼差しを自分に向ける猫の姿が脳裏にチラついた。


 その目はまるで、〝まだ火はいるの?〟と言っているようで――思わず〝今はもういらないよ〟と返せば、〝そっか〟と小さく頷いて、その獣は眠そうにゆっくりと瞼を閉じてまどろみに沈んでいく。それと同時に、ほどけるように指先の炎は消えていった。


「……さん――狛乃さん?」


「――え?」


 突然の奇妙な感覚と自身の内側へのやり取りに、自分の視線は一瞬だけでも虚ろになっていたらしい。ふと瞬きをすれば、目の前には見慣れた赤い瞳と鋭い瞳孔。ブランが心配そうに、立ち止まってしまったらしい自分の顔を下から覗き込み、ポンチョの裾を小さな手で引いていた。


「あ……大丈夫。ごめん、行こう」


「大丈夫なら、いいんですけど……」


 不安そうなブランの頭を撫でて、ごめんなさい、と謝りながら立ち止って待っていてくれた斑鳩室長に追いつこうと歩き出す。彼女はその鮮烈な紫の瞳を細めて自分をじっと見ていたが、彼女の下に辿り着いた自分に向かって小さな声でこう言った。


「私はソロモンでは中立派ですけど、そうでない方も大勢います。言動、振る舞いにはお気を付けて――味方みたいな敵はファイリングしてあげますから、よく目を通しておいた方が良いですよ」


 ま、敵みたいな味方も多いんで見分けるのは難しいでしょうけど、と結び、彼女はこっちですよー、と一転してのんびりとした口調で自分とブランを導いた。

 味方みたいな敵、敵みたいな味方。それらが大勢いるというソロモンの現状に慄きながらも、自分は素直にありがとうございます、と頷いて斑鳩室長に着いていく。


 ブランが憧れを込めて見ていたので敵ではないとは思ったが、斑鳩室長が思ったよりも親切だったことにほっとしながら歩き続ける。すると彼女は迷いなく近くの壁に向かい、何も無さそうなそこに向かって小さく呟き、右手を壁に押し付けた。



「〝第八情報室、室長権限を行使〟――〝100階層以下への入場申請、同伴者アリ〟」



 ――第八情報室、斑鳩室長と同伴者2名の魂を確認。3名共に、100階層以下、第一層から第七層までの入場が許可されています。どちらへ?



「〝第六層――幹部談話室へ〟」



 ――申請受理。どうぞお通り下さい。



 透明な声と斑鳩室長のやり取りはあっという間に終わり、何も無かったはずの壁に光の線がパッと走る。すると光の線が走った内側の壁は色を変え、半透明のそこに斑鳩室長の腕がとぷりと沈む。その様子は、先程ブランが鍵を投げ込んだ扉とよく似ていた。


「さ、行きますよぉ」


 眠たそうに瞼をこすり、斑鳩室長は自分とブランにそう促す。するとブランは、はーい、と返事をしてから、さも当然とでもいうように颯爽と歩いていき、水面に潜り込むように半透明の空間に消えて行った。


 対して自分はその様子を呆然と見るばかり。なんだかんだ言いながら、真正面からファンタジーな現象を目の当たりにするのは初めてで、ブランの家で見たものから始まって、ようやく遅れて自分が今、どんな場所にいるのかを自覚する。


 呆気にとられた表情でブランが消えた壁を見る自分を、斑鳩室長が面白そうに振り返った。彼女はクマの目立つ紫色の瞳をくるりと悪戯っぽく瞬かせ、おさげを揺らして片手を上げて自分に示す。



「ようこそ、白井狛乃さん。善も悪も、人も魔法生物化物跋扈ばっこする、魔法関連総合結社――〝ソロモン〟へ」




 そう、自分は今――新たな地下Under世界Groundにいるのだと。





















 第百五十四話:【Under Ground】意訳――裏章:《化物達の祭典》











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