七月六日

外国の休日を取り込んでいくことに全くの壁がないことでお馴染みの日本ですけども、そのうち今日の日付である七月六日も七夕イブとか呼ばれてパーティする世の中になるのかって思うと超笑える。七夕イブが七タイプとややこしいのも笑える。笑いをエネルギー変換できる装置が完成したら世界中のエネルギー問題が解決して、装置の完成に携わった人は全世界的にヒーローとして持ち上げられて銅像が立ち伝記が書かれて小学校の本棚に並ぶに違いない。

ていうか、ハッピーハロウィーンの意味が分からないんですけど。僕の記憶が正しければハロウィーンは海外のお盆である。ハッピーお盆!!って親戚の前で言いながらトラックをひっくり返せる自信がある人だけ、ハッピーハロウィーンって言う資格があると思ったら笑える。この資格を取得できるのは世界に数人しか居なさそう。いやむしろ居ないでくれ。いや、居てもいいけど半径3000mに居ては欲しくないっていうか。知り合いの知り合いの知り合いの知り合いくらいの距離感で、たまに武勇伝を聞くぐらいがいいなって。

そういえば、織姫と彦星は最初からコロナ対策仕様のリモート、接触チャンスは年一回。狐娘でないけども世知辛いのじゃ~と言いたくなる惨状。七夕のストーリーを考えた人は登場人物に容赦ないタイプだし、七夕のストーリーを伝えた人も「悲劇すぎひん?」と疑問持たなかったあたりサディストの疑いがある。それにしても昔話って救われない話が多い気がする。救われるの定義が現代とは大きく異なっているのかもしれないが、現代的な価値観を持った古代人が昔話の成立に関わらなかったのだろうか。つーかそもそも昔話の成立に関わった人物が少ない上に、高貴な人物しか機会がなかったのかも。また、携わった高貴な人物がサディストだった可能性がある。タイムマシンでもって完璧なタイミングで昔話のターニングポイントに行かない限り真実は分からない。蓋然性の塊すぎて何とも言えない。何とも言えないけど何とも言えないことであるということは言える。そして全く言及できないわけでは無い。

ナシよりのアリとかアリよりのナシとかトゲナシトゲアリトゲトゲみたいなオンオフぐちゃぐちゃみたいな概念が結構前から好きなんでそういう話ができたらな~と思ったり思ってなかったり、思ってみたり、する。















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る