百年で収まれよ孤独
絶望した。朝起きて、朝食にソーキそばを食べて、さーて今日も頑張れそうかなーなんて思ったその瞬間であった。
ぼくを絶望させたのは、ニュースだった。いや、特に知らせという訳でもないから、ニュース番組の一節が正しいのかも。
ともかく、ぼくは絶望した。
『ゴッドファーザーのテーマ流しよるやばげな会長を擁護するような発言をする人間が存在すること』に。
えーーーーーーーーーー?って感じ。お菓子を買って欲しくてスーパーの床でバタバタする子どもをご覧になったことがあるだろうか。あんな気分。買って買って!!ぼくにも擁護人間買って!!あの人は持ってるんだよ!?なんでぼくは持ってないの!?うわーーーーーーん
そんな感じで絶望した。千年の孤独、という言葉を聞いた。意味はこれっぽっちも分からん。唱えた人の気持ちもついでに分からん。けれど、ぼくは「これやな」と認識した。いまのこの気分が千年の孤独やな、と。
なんかこのどうしようもない感情が千年の孤独なんだろうなって思う。思いました。でもちょっと寿命の10倍は重すぎるので、せいぜい100年で勘弁してほしい。そうも思った。
思って、祈ってばっかりな気がする。今日もぼくは強い日差しに反して影々しく生きるでしょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます