五月十四日。自己啓発、始めました。
早く何か作品を投稿しろーーー!!!四月はサボったよな!?「ストラフトンが三月末だから実際四月」とか嘯いてこれでいいやと無理に矢理に精神を抑えこみやがってよぉ〜?アイディアロールが毎日コロコロ転がって、福引きのハズレ扱いなティッシュが当たる玉みたいにぽんぽこ出てきて辛いの!!
あーあれ書きたいこれ書きたい。あー魔法理論だ世界設定だとほんっとーーにやりたい放題だよ!!誰かたすけて!って叫んだところでどうしようもないから叫びやしないけど!しないけど!
あ、Twitterのタグ検索で #安穏とした発想
で調べてみるとどうしようもないアイディア残骸、踏み潰すまでもないスクラップがたーくさん転がってるのでアイディアに困ったら眺めてみてはいかがでしょう。なんなら書き込んでくれたっていいよ。
今日は暑かった。クーラー点けようのひとことがなんら不思議でないくらいに暑かった。それは日差しが強い類の暑さではなく、風が吹かない、まるで世界に流れて過ぎ去る何かが止まってしまったような、ひどく風通しの悪いドームの中に閉じ込められたような暑さだった。
ぼくの部屋に風鈴があったら、さぞかし存在が虚しかっただろうに。そしてぼくはそれを見て、ちょっと悲しくなりながらアイスをかじったりする。一箱に十数本入ってるタイプのもので、ガリガリ君とか、そういう個別名称が覚えられるタイプでないやつ。
ただただ、『冷凍庫にあったアイス』と認識されてしまう、意図されずアイデンティティを壊されてしまった悲しきアイス。そのことに気づいてしまって、またぼくはちょっと悲しくなる。
悲しくなってばっかだな、と気づいて、あーこれ終りゃしないぞと勘づきながらも。また、ちょっとだけ悲しくなりたい。おそらく、このスパイラルは飽きるまで続く。
ぼくというやつはそんなやつで、ふだん気に留めないようなことをいちいち、いいや、ひとつひとつ気に留めて、それこそ昆虫標本のようにピン留めして、じっくり観察する。
あんまりにもじっくりと、まばたきを忘れて眺めてしまうから、目が乾いて、乾いた目を治すために涙が出る。たぶん、じっと見ていたのは、それがあまりに切ないから。どうして切なく感じるかは、わからない。そのときに聞いて欲しい。
悲しいのが先か、涙が先なのもちょっとわからない。わからないことばっかりで、また、たびたび申し訳ないけれど、ちょっと悲しくなる。未だに自分のことがわかってないんだ、わかりきってないんだと思って悲しくなる。
梅雨に入りましたと言われてから、目に映る世界よりも、
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