応援コメント

第7話 場所替え」への応援コメント


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     自主企画を見て来ました。

     冒頭をもし生かすのであれば、僕なら独白は数行。最初の段落までにします。そして、その後は現在の描写に切り替え、少なくとも主人公が死を嫌う意識と重ねるエピソードにします。そして、ストーリーの端々で、最初の数行を思い起こさせるようなエピソードを重ねて印象を甦らせます。
     つかみとして独白から始めるのであれば、ギャップのある展開が有効です。独白だけで読者をひきつける小説もありますが、それは難易度が高いだけではなく、作品の種類を選びます。この作品はたぶん、それとは違うでしょう。
     
     あと、突飛な設定を登場人物に無理に語らせると、設定そのものだけでなくキャラクターも殺します。つまり、そういう異常な状況を疑問もなく認める人間という位置づけになるということです。(これは特に寮のおばさんについて言っています)
     それなりにステータスのある学校で、部屋が足りないという理由で男女を同部屋にすることはまず、ありえません。それを描くなら、特別な設定とかが必要です。単なるワガママではダメでしょう。

     設定のリアリティーは、キャラクターのリアリティーともリンクします。キャラクターの魅力を描いた小説を書きたいなら、最低限のリアリティーがないと登場人物は呼吸もできません。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     独白の部分については他の方からもご意見を頂いているところです。惹きつけることができていない、というご意見で共通しています。改善が急務であると感じています。油布様のご意見も参考にさせて頂き、修正していきたいと思います。

     また、突飛な設定を語らせることでキャラクターを殺しているとのご意見ですが、確かにその通りだなあ、と思いました。
     原因としては、僕が無理矢理、同部屋にしようとするシチュエーションを作りだそうとしているからだと思います。いわゆるご都合主義が行き過ぎるためにこのようなことになっているのだと思います。ご都合主義にすらなっていない、というのが油布様のご意見なのだろうと勝手に解釈しております。

     貴重なご意見ありがとうございました。
     今後も私の作品を見る機会がございましたら、忌憚の無いご意見ご感想よろしくお願いします。